パックロッド比較 1万円クラスVS5万円クラス

この度、荒川本流用としてクロステージモバイルCRK904Lを購入した。

早速インプレを・・・と思ったのだけど、ただ紹介してもつまらないので、

手持ちの高級パックロッド、モアザンモバイル765MLX-5と比較をしてみることにした。

タイトルの通り、1万円クラスとしてクロステージ、5万円クラスとしてモアザンモバイル。

○クロステージモバイルCRK904L

長さ:9フィート

ルアー:7〜21g

買い値:10500円

○モアザンモバイル765MLX-5

長さ:7.6フィート

ルアー:5〜28g

買い値:48000円

●VSケース

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外観はクロステージがスタンダードなパックロッドケースなのに対し、

モアザンは少し趣向が凝っている。

例えば、出張のお供などでスーツ姿に合わせてもあまり違和感がないと思う。

違和感のなさなら「図面ケース」という手があるけどね。

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クロステージはこれまたスタンダートな内装。一応、ポケットがついていて分けていれることができる。

メーカー推奨はNo1〜3のピースをベルトで束ね、グリップのピースをポケットに入れることみたい。

出荷状態でそうやって入っていたので。

モアザンはさすが最高峰のパックロッドである。

中はしっかりしたスポンジで保護されていて、ロッド同士がぶつかることもなく、衝撃に強い。

●VSガイド

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クロステージは、Kガイド、SIC、ステンレスフレーム。

モアザンはLC+LDBガイド、SIC、チタンフレーム。

ちなみにLC+LDBガイドはKガイド登場以前にPEライン対応ガイドとして使われていたもので、

御覧の通り、小口径であったり、ダブルフットになってしまうなどの制約があり、

シーバスロッドでは一部にしか使われていなかった記憶がある。

モアザンはグリップからバッドガイドまでの距離をとることで小口径の問題である、

キャスト時に急速な収束によるラインの暴れを低減している。

ダブルフットによる調子への影響(固めの仕上がりになる)も特に気になったことはない。

クロステージは一般的なKガイドですね。

最近はKRコンセプトとか、ハイフレームのものが出ていますが、潰しの効くノーマルサイズのセッティングですね。

軽量化を求めるあまり、小口径化しすぎるとリーダーや太いラインの抜けが悪くなってトラブルにつながりますからね。

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トップガイドはこんな感じです。

●VSジョイント

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実はパックロッドの性能で大切だと思うジョイントの設計。

クロステージは印籠継ぎっぽいが実は並継ぎ。

モアザンは印籠継ぎで、バッド側から2カ所のみダイワ得意のVジョイントが使われています。

継ぎ方といえば、印籠継ぎが一番みたいな風潮がありましたが、

並継ぎのほうが軽量化できるので、ジョイントの多いパックロッドには合っていると思う。

クロステージの弱点はすっぽ抜けやすいこと。

これは多くのパックロッドにも言えますが、とりあえず防止のためにロウなどを塗っておきましょう。

根掛かりして、外そうとロッドをあおったらティップ側が抜けて、ラインを通って水中へイン!

そのまま根掛かり外れずに海の藻屑・・・なんてことも。

※私の実体験だったりするw

モアザンはすべてのジョイント部に滑り止めが施されていて、釣行中に外れることは皆無です。

うむ、さすが最高峰。

●VS仕舞寸法

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これは短ければ良いってわけではないですけどね。

クロステージは4ピースでケースだと80cmほどになります。

モアザンは5ピースでケースだと55cmほどになります。

いまはチャリ釣行がメインなのでクロステージの仕舞でも気になりませんが、

電車メインのときは断然モアザンですね。

80cmはちょっと長い。その分、継ぎ数が少なくて設計上は有利ですけどね。

●フィーリング

これはもう私の感覚です。仕様に現れない部分ですね。

クロステージはLクラスだけあってティップは柔らかめです。

ベリー〜バッドにかけてはしっかりしていて、扱いやすいですね。

快適キャストは7〜16g、実用は5〜21gってところですね。

感度が悪いとかはないです。

モアザンはMLクラスで、けっこうシャッキリしてます。

快適キャストは5〜14g、実用は3〜21gってところですね。

キャスト直後のブレのなさはさすがです。

コントロール性が良くて、ピンポイントキャストしやすいです。

●総評

こうして比較すると価格が全然違うので、モアザンのほうが良いですが、

価格に対しての性能を考えるとクロステージは素晴らしいです。

この価格帯で、KガイドSICはほかにありませんし、

ケースなどのつくりもしっかりしています。

癖のない9フィートで使いやすいし、サブロッドとしても、メインロッドのラインナップに加えるとしても使えますね。

ジョイントのすっぽ抜けだけは、ひと手間加えて防止の必要ありですが。

モアザンは最高峰の性能ですね。

調子、ガイドセッティングなど実釣にかかわる部分はもちろん、

仕舞やケースまでもかなり考えられている。

当時のうたい文句に「伴侶と呼べるパックロッド・・・」とあったが、

確かにどこでも持っていける仕舞に、幅広くカバーできるレングスとパワー設定。

新しいモアザンモバイルが出ましたが、長くなって、パワーもシーバスに照準を合わせている感じなので、

どこにでも持っていける性能としてはこちらの方が上かと。

最高峰の性能を楽しみたい人はこちら。高いけど、買ってみて、まず後悔はないと思う。ちなみに今回紹介したのは一つ前のモデルで廃盤になってます泣

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“パックロッド比較 1万円クラスVS5万円クラス” への4件の返信

  1. こんにちは私も本気のパックロッダーです。前々からブログを拝見させて頂いていたのですが、たまらずコメントさせて頂きます。
    私も2代目モアザン76-5を愛用しており、その性能には驚きを隠せません。
    ただ今はフィールドが変わってしまったので、MBSB85-5とショアガンの86MH-5を愛用してます。
    記事を読ませて頂いた限り、クロスステージもかなり良さそうですね。
    よろしければ私のブログも見て頂けると幸いです。
    アメブロの「突撃釣行五目主義」です。

  2. 広く浅く釣り武者さん
    コメントありがとうございます(^^)
    本気パックロッダー!良い響きですね(笑)
    二代目モアザンモバイルはホントに名品ですよね。MBSBやショアガンも良いと思います。私も海辺に住んでて、ジグとかも投げるならそっちをチョイスしてました。
    ブログ、早速拝見させていただきますね(^-^)

  3. 普段は黒鯛のさぐり釣り、ルアーに挑戦しようと、904Lを購入しました。このブログを参考にさせていただきました。さて、ロウをぬるとは、ろうそくを継ぎめに塗れば良いのですか?教えてください。

  4. 初心の初心者さん、コメントありがとうございます。
    ご質問の件ですが、ロウソクを継ぎ目部分に擦り付けてロウを塗布して下さい。
    ロウが滑り止めになって抜けにくくなります。
    注意点として、あまり塗り過ぎると継ぎ目が固くなってしまうので、マメに継いで様子を見ながら塗って下さい。
    フェルールワックスという専用品もありますが、高いのでこれで十分です。

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