特集!ベイトフィネス向けパックロッドセレクション!

この記事は当ブログにて2016年3月に投稿した「ベイトフィネスに向いているパックロッドを紹介するよ」という記事を書き直したものです。

ベイトフィネスも一時期の流行が落ち着いて、すっかり1ジャンルとして定着した感があります。

はっきり言って、単純にライトリグを扱うことを思えばスピニングタックルのほうが利点は多いし、繊細な操作もしやすいと思ってます。

だけどベイトフィネスは廃れなかった。

それはベイトタックルというギミックがメカ好きな釣り人の琴線に触れるからだと思ってます。

もちろん、カバーを太いラインを使ってライトリグで攻められるとか、軽量プラグが扱いやすいとか、きちんとした理由もありますが、そういう用途でベイトフィネスを使っているアングラーばかりではないはずです。

バスフィッシングってなんとなくベイトタックルで楽しみたいってアングラーは結構多いと思うんですよ。かくいう私もそのクチです。

我々趣味で釣りをしているアングラーにとって、釣りは遊びの延長戦にあるもの。

タイトルは「特集!」としていますが、ガチガチにベイトフィネスはこんな釣りのためにあるんだとか言うつもりはありません。

ベイトタックルで軽量ルアーを扱うという、ひと昔前なら夢のようなことを当たり前にできるようになったことにハァハァしちゃう、そんなゆるいスタンスでベイトフィネスに向いているパックロッドを紹介します。

ベイトフィネスに向いているロッドって?

簡単にいうとスピニングロッドのL~MLみたいなロッドです。ホント、スピニングロッドのガイドをベイト用に付け替えればある程度使えるんじゃないのってくらい。

つまりは、軽量ルアーを扱うための繊細または柔軟なティップ、それでありながら太めのラインで強引なファイトをしても耐えられるベリーからバットにかけてある程度のハリがあるロッドですね。

ティップが繊細であるほど、ワーミングやスモールラバージグに向いており、全体的にある程度ハリがあるものは軽量ルアーのプラッギングに向いています。

パックロッドでは選択できる種類がありませんが、1ピースや2ピースのベイトフィネスロッドでいうところのULがワーミング向け、Lがプラッギング向けという住み分けをしているメーカーが多いですね。

これから紹介するパックロッドにはそのあたりの要素も含めて紹介します。

バス釣り向けベイトフィネスパックロッド

タイプ(テレスコピックorマルチピース)、フィネス度(5点満点、多いほどフィネス寄り)、スペックを基にそれぞれレビューします。

自分の釣りに合わせてチョイスしてください。現状、ベイトフィネスに向いているパックロッドは少なくてちょっと寂しいですが、その分迷わないで済むとポジティブにとらえようじゃないか。

トレイルブレイザーTBC-644LF(ラパラ)

タイプ:マルチピース(4ピース)

フィネス度:★★★★★

Model Length(ft) pcs Lure(oz) Line Action Type
TBC644LF 6′ 4” 4ピース 1/16-1/4 4-10Lb Fast ベイト

他の記事でも登場してますが、現在あるパックロッドのなかでは、最もベイトフィネスにおススメのロッドです。

まさにL~MLクラスのスピニングロッドをそのままベイトロッドにしましたという感じで、ワーミングからプラッギングまで無難に対応してくれます。

スペックではルアーウェイトが1/4oz(約7グラム)となっていますが、ベリーからはある程度ハリがありますので、3/8oz(約10グラム)くらいまでならキャスティング可能です。とにかくバーサタイルに使えますので、オカッパリで1本しか持ち歩かないって場合にはこれをチョイスしておけばあらかた対応できますね。

このロッドは実際に筆者が購入、使用しています。詳細レビューは下記記事を参照してください。

ラパラ トレイルブレイザーTBC-644LF購入インプレッション!
ラパラより2017年に発売されたパックロッド「トレイルブレイザー」を購入しました。細部のディテールからベンディングカーブまで、余すことなくお伝えします。

トラギアティップトップC636ML(エイテック)

タイプ:テレスコピック(6ピース)

フィネス度:★★★★☆

モデル 標準全長
(ft)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
ルアー
(g)
下錘
(号)
ライン
(LB)
グリップ
タイプ
メーカー希望
本体価格(円)
コード
C636ML 6.3 6 41.0 93.0 1.4 11.6 5-18 6-14 E 10,000 4516508 69063 7

このロッドの良いところは安いこと。当ブログ認定の最安ベイトフィネス対応パックロッドです。仕舞寸法も短く、ガイドも安心のフジ工業製なので最低限のスペックは満たしています。

3グラム以下の超軽量ルアーを使うというよりは、3~10グラムくらいでオカッパリバーサタイル的に使えるロッドです。組み合わせるリールも、ダイワで言うところのエアーモデルだけでなく、SVモデルを合わせても良いですね。

テレスコピックなのでラインを通したままサッと仕舞えるのも利点。ヤブ漕ぎをしたり、チャリでランガンするときにも扱いやすいです。

トリプルビー636TMLRB(ダイワ)

タイプ:テレスコピック(6ピース)

フィネス度:★★★☆☆

アイテム 全長
ft.
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー
重量
(g)
ライン
(lb.)
カーボン
含有率
(%)
価格
(円)
JAN
コード
636TMLRB 6’3″
(1.91)
6 41 120 1.7(1.6)
/13.4
5-21 6-14 96 20,000 957748

ダイワというメーカーの信頼性、コンパクト重視といった方におススメしたいロッドです。

一応、メーカーの説明文のなかにベイトフィネスと出てくるので紹介しますが、通常のベイトロッドのMLパワーくらいありますので、ライト寄りのベイトフィネスには適さないです。

メインフィールドにカバーが多い、足場が高くて抜き上げることが多い、といった人には良いと思います。テレスコピックであることの利点はトラギアの項と同様です。

トラウティンマーキスナノTMNC-566L-TE MGS(アブガルシア)

タイプ:テレスコピック(6ピース)

フィネス度:★★★★★

製品名 タイプ 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm)/元径(mm) パワー(action) テーパー 製法 適合ルアー(g) 適合ライン(ナイロンlb) メーカー希望本体価格(税抜)
TMNC-566L MGS-TE BC 6 5’6″/168 49.0 75 1.30/7.6 L/ライト R/レギュラー チューブラー 2~10 4~8 ¥20,000

ちょっと趣向を変えてトラウトロッドの流用をおススメします。

トラウトロッドを使うことの利点は、短いレングスによる圧倒的な取り回しの良さにあります。

メインフィールドがロングキャストを必要としないような小場所であったり、キャストスペースがあまりないような山間部野池のようなフィールドであれば、かなり有用な選択肢になると思います。

短いし軽い!ベイトリールで最も軽い同社の「Revo LTX-BF8(129グラム)」と組み合わせれば、ほぼ200グラムと別次元の軽量タックルが完成します。

最強取り回し重視タックルでショートレンジのキャストをバシバシと決めるとか、想像するとちょっとワクワクしますよね。

トラウトロッドなので全体的に柔らかめです。

実はわたしもベイトフィネスパックロッドを模索しているときにトラウトベイトロッドを流用していましたが、ワーミングやスモラバではフッキングパワー不足しがちです。

どちらかといえば、しなやかさを活かしてプラッギングなど巻く釣りに向いていますね。そもそも渓流で小型ミノーを使ってマス類を釣ることを目的にしているロッドだしね。

あとはむしろトラウトがメインだぜって人にももちろん良いです。同シリーズでもっと短くてライトなテレスコピックもありますが、ブラックバスに使うことを想定して、最も長くてパワーのある機種をピックアップしています。

ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタムSBFC-745MLS-KR(アブガルシア)

タイプ:マルチピース(5ピース)

フィネス度:★★★☆☆

製品名 継数 全長(ft/cm) 仕舞(cm) 標準自重(g) 先径(mm) 元径(mm) カーボン含有率(%) ルアー(g) PEライン(号) Line(lb) パワー(action) メーカー希望本体価格(税抜)
SBFC-745MLS-KR 5 7’4″/224 48.6 118 1.1 9.2 95% 1.5-18 0.4~1.0 5~12 ML(ミディアムライト) ¥27,500

これまた趣向を変えて今度はソルトベイトフィネスロッドより。発売が2015年なので少し古いですが、同じ性質を持った新製品がないんだからしょうがない。

このロッドの利点は前述のトラウティンマーキスナノとは真逆です。大場所でロングキャストを要するところでオススメですね。やっぱりロングロッドは遠投できることがメリットですからね。

ティップはソリッドなので軽量ルアーでもしっかりと操作できます。ただし、巻抵抗の強いルアーはソリッドティップが負けてしまうので、ワーミングやスモラバ向きですかね。

バッドはガチガチなのでカバーから引きずり出すような釣りでもOKです。

本来はソルトベイトフィネスロッドで、メバルやアジに使うには少し硬いかもしれませんが、港湾部でのシーバスフィッシングには最高のパフォーマンスを発揮します。特にバチ抜けとか繊細なアタリをとっていく釣りには。

というわけで、むしろシーバスがメインだぜって人にももちろんオススメです。メバルとかアジに使いたいって人は同シリーズの「SBFC-694ULT-MB-KR」が良いです。

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