渓流ベイトフィネスに最適なセッティングを考察する

前回記事にアップした通り、帰郷ついでに久しぶりの渓流ルアーフィッシングを堪能した。記事にはしていないが、その次の日も渓流釣行に2時間ほど行っている。

※ちなみにボウズだった。

ほんの3時間ほどではあるが、渓流ベイトフィネスをやってみての感想を述べたいと思う。

実釣時のシチュエーション

ひとくちに渓流といっても規模は様々だし、ベイトフィネスタックルといってもいっぱいある。このあたりの前提条件を明確にしておかないと、なんの参考にもならない。

  • ポイントは小規模な山岳渓流。飛距離はマックス20メートルで事足りるくらい。
  • ロッドはトラウト用ベイトロッド(ファインテールFTT-B524UL)
  • リールはシマノの10スコーピオンXT1001に夢屋BFSスプール換装
  • ラインはフロロカーボン4ポンドを50メートルほど巻いている
  • 使用ルアーは2.5~5グラム
  • キャストはほぼピッチングまたはサイドスロー主体。

以上の条件で攻めたところ、タックルおよび自らの腕前では軽量ルアーの対応力が不足していた。特にスプーンなど空気抵抗の大きいものはバックラッシュと隣り合わせだった。

普段バス釣りの時は、軽量なルアーほど大きめに振りかぶり、リリースポイントを早くすることで対応しているが、木が鬱蒼と茂る渓流において、そのようなスペースがないことが多い。そのため、ピッチングが一番やりやすいのだが、軽量ルアーでは初速をつけにくいため、ピッチングだとよりバックラッシュしやすい。結果的に5グラムくらいのルアーでないとキャストが決まりにくかった。

バックラッシュというリスクと引換に、ルアーが合えば、ピッチングで着水音を抑えることで魚の警戒心を抑えられるし、精度もスピニングよりも向上する。小規模渓流はポイントも限られているし、1キャストで勝負が決まるような小場所が多い。よってベイトタックルだから可能なソフトアプローチ&キャスト精度は大きな武器となる。

但し、小規模渓流は魚の平均サイズが小さいため、出来れば小型のルアーを使いたい。そうなると必然的に軽量ルアーとなる。

つまり、ベイトタックルの利点を活かすにはルアーにある程度の重さが欲しいが、魚のサイズ的には小型(軽量)ルアーを使いたいというジレンマがあるわけだ。

俺ならこうする。

問題を解決する方法はシンプルである。タックルの軽量ルアー対応力を上げれば良いのだ。リールをもっと良いものにすれば解決するかもしれないが、そんな資金はオレにはないっ(`・ω・´)キリッ

簡単なのは、巻いているラインを含めたスプール重量を軽くすることである。

つーわけで、スプールにドリルで穴を開けましょう。いっぱい開けるほど軽くなりますが、より紙耐久に近づきます。

※嘘です。やってはいけません。効果は間違いなくありますが、その後の保証はしません。

冗談はさておき。出来ることといえばラインの材質変更、巻量を少なくすること、細くすることくらいである。

まず、ラインをフロロカーボンからナイロンに変更する。PEラインの方が軽いが、魚との距離が近いので、伸びのないPEラインはバイトを弾く可能性がある。

※ラインはPE<ナイロン<フロロカーボンの順に軽い(PEが一番軽い)

次に巻き量を必要なギリギリのラインまで削る。今回の渓流では、20メートルも投げられれば事足りることから、巻量30メートルもあれば十分であろう。また、30メートルなら最悪、ラインをすべてスプールから出せるので、バックラッシュから復帰不能になることはほぼなくなる。

最後にラインを細くする。想定される最大サイズはヤマメまたはアマゴの30センチまで。強度的には3ポンドで十分だ。

こうして、軽量ルアーのキャスト性能を上げるためにギリギリまでラインを削る。実際に試してはいないが、かなり快適になるであろう。スピニングなら何も考えずに軽量ルアーを扱えるが、このように釣りに合わせてセッティングを煮詰めていくのも、ベイトフィネスタックルの楽しさのひとつと言える。

渓流ベイトフィネス対応タックル

当ブログはパックロッド縛りがあるので、ロッドはパックロッド限定です。アブのトラウティンマーキスは、テレスコのために簡単に縮めることが出来る。その為、遡行中の藪こぎであっても、縮めて移動する事でロッド破損を軽減できる。

主なベイトフィネスリールは 、ダイワ、シマノ、アブガルシアから発売されているが、最もバックラッシュが少ないと言われているのがダイワのリールである。トラブルレスと手返しが大切な渓流釣り。また、ソルト対応リールのため、幅広く使え、コストパフォーマンスにも優れる。

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