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シーバスワーミングの覚書(2016年10月版)

最近ハマっているシーバスワーミング。気になったので色々と調べてみた。自分への備忘録という意味も含めて、まとめを作ってみた。

※ワーミング=ワームを用いた釣り。ソフトルアーのことをワームとも呼びます。

ワーミングの利点

①ナチュラルに攻められる

素材が柔らかいことから、より生物に近いのか、総じて魚に警戒心を与えないでナチュラルに攻めることができる。そのため、ハードルアー投入後のフォローとして使われることも多い。

②アピール力の調整やレンジコントロールが容易

テール形状をピンテールやシャッドテールなど使い分けることでアピール~ナチュラルまで容易にコントロールできる。また、ジグヘッドの重さを使い分けることでレンジコントロールが容易にできる。

③ランディングが楽になる

ハードルアーはだいたいトリプルフックが2つ~3つ付いているが、シーバスワーミングはだいたいジグヘッド単体で使うので、フックポイントが1つとなる。そのため、例えばネットランディングする際に、魚体が入ってないのにルアーのフックだけ引っかかってしまうといったミスが起きない。また、ウェーディング等でハンドランディングする際も、手にフックが刺さるといった事故が起きないため、総じてランディングを容易にする。また、フックアップについても、ワーミングの場合はすっぽりとルアーを吸い込むことが多いため、ハードルアーに比べて掛かりにくいといったこともない。

④壊れにくく、根掛かりにくい

まず、ハードルアーと違い割れたりしないので、橋脚などのストラクチャーをタイトに攻められる。また、ワンセットあたりの単価もハードルアーに比べて安く、ジグヘッドの特性上、根掛かりにくい。ただ、釣れると破れたりするし、繰り返し使っていると劣化したりするので、場合によってはハードルアーよりも高くなる。

シーバスワーミングメソッド

最初に「メソッド」っていうのは、「釣り方」という意味なので。念のため。

現在主流となっている、シーバスフィッシングにおけるワーミングメソッドは2つある。前提として、ジグヘッドリグ以外はほぼ使われていないため、両方ともジグヘッドリグによる釣り方である。

一つ目がタダ巻き。アクションをつけないで巻いてくるだけ。ピンテール系のワームだと、一見アクションをしていないように見えるが、微細な振動がナチュラルにシーバスを誘い、活性が低かったり、スレている魚であっても食わせることができる。また、リフトやフォールを織り交ぜることで色々なレンジを攻めることができる。

二つ目はダート。専用のジグヘッドもしくは弾丸みたいな形をしたジグヘッドを用いて、ロッドで大きくシャクリを入れることで、ワームを左右に大きくスライドさせながら引いてくる手法である。魚がついつい追いかけたくなる動きを演出して、追わせて食わせることができ、広いエリアでも使いやすい。

ワームの種類

恐らく、シーバス用のワームでなくても問題なく釣れるのであろうが、広げ過ぎると収拾がつかないため、シーバス用もしくはシーバスに使われるワームの中からいくつかピックアップしてみた。

①R-32(マーズ)

元祖シーバス用ワーム。これが出るまでもシーバス釣りにおいてワームは使われていたが、シーバス用と謳ったワームはこれが初めてだったと思う。シーバスワーミングの威力を世間に知らしめた逸品で、とにかく釣れると信望している人も多い。

②アルカリ(コアマン)

多くのファンを持つコアマンより発売されているワーム。そのままセットして、ただ巻きでも使えるし、上下反対にしてダートさせても使える。また、シャッドテールのものやダウンサイジングなど派生モデルもある。

③グラスミノーMまたはL(エコギア)

まだソルトルアーフィッシングがそれほど流行っていない時代からあるワーム。とにかくコスパが良い。紹介した他のワームは1個あたり100円以上するが、これは50~70円ほどである。それでいて良く釣れるし、ヒラメやロックフィッシュの実績も高い。

④モアザン ミドルアッパー(ダイワ)

アルカリに似た感じで、断面が三角形のワーム。逆セットでダートさせるところも一緒。アルカリは極小さなテールが付いているが、これはテールがない。

⑤バクリーフィッシュ(マドネスジャパン)

同じく断面三角形ワーム。但し、これはリブが入っているのと、素材が柔らかい。銀粉カラーなるものがあり、ラメとは違う煌めきを発するが、値段も高くなる。また、最近62(ミリ)サイズが追加された。

代表的なところではこれくらいだろうか。総じて高い。ワームの価格はドンドン高くなっている気がする。私が釣りを始めた2000年頃は、だいたいエコギアくらいが普通の価格だったが、今では安い分類になる。

なお、個人的にはエコギアが安いのでメインに使いつつ、R-32もあればとりあえずは良いのかなと思う。

ジグヘッドの種類

シーバスワーミングでは、ほぼジグヘッドリグ一択である。ほかの釣り方も開拓されていくのかもしれないが、シーバスは基本的にルアーをスイミングさせて釣る魚なので、ジグヘッドが1番理にかなっている。

①静ヘッド(オーナーばり)

コスパが良く、シーバス用ジグヘッドとしては定番となっている。安いために、ヘッドの仕上げが少々雑ではあるが、実用上問題ない。ただ、フックの鋭さや強さともにそこそこなので、ここ一番ではもっと良いヘッドを使った方が良い。

②パワーヘッド(コアマン)

アルカリに組み合わせるヘッドとして発売されているジグヘッド。形は定番の弾丸型だが、フックが細軸で鋭く、フッキングが良い。反面、細軸である故に強度はそれなりなので、強いタックルを使って、魚と引っ張り合いをするような場面ではフックが伸ばされる危険がある。元々、港湾部で使うことを想定している。

③シーバスジグヘッドSS(ダイワ)

ダイワが売り出している「SaqSas(サクサス)」を搭載したジグヘッド。ヘッドの形状は定番の弾丸型だし、コスパも特に良くはないので、ダイワが好きなら使っても良いかなって感じ。

④バクリーヘッド(マドネスジャパン)

同じく弾丸型。銀粉カラーがラインナップされているので、それに魅力を感じるのであれば使っても良いか(高いけどね)

⑤ラウンド25Rまたは26R(がまかつ)

スタンダードなラウンドヘッド。シーバス向けというわけではなく、ブラックバスを中心に汎用的に使える。25Rは細軸で淡水向けであるが、3.5gがあり、よりライトに攻めたいときに使える。26Rは25Rより太軸で強度があり、ラインナップも重めのものとなっている。とにかくフックが鋭く、安くはないが納得できる品質といった感じである。

⑥まっすぐシリーズ(フィナ)

ワームを使う上で悩ませられるのが、うまくセットできなくて曲がってしまうこと。これを解決するために生まれたのが「まっすぐ」というジグヘッドで、その名の通り、まっすぐ刺すだけでセットが完了する。シーバスにほど良いサイズがないのが難点ではあるが、ストロングまっすぐやデカまっすぐなどであれば十分に使える。まっすぐ刺すだけというのは、わざわざこれを使う理由に足る。

以上を踏まえると、とりあえず試すという場合には、R-32に静ヘッドの5~7gあたりを揃えておけば良いと思う。シーバスに限って言えば、私も今まではハードルアーによる釣果のほうが圧倒的に多かったが、使い勝手良さ(単価が安い、ぶつけても壊れにくいなど)や食わせる力など、その魅力に気が付いて使い込んでみようと思った次第である。今後、もっと使い込んでいって、ワーミングが得意な釣りと言えるまで昇華していきたいものである。