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丁度いいクラスのネイティブトラウトロッド「ダイワ ワイズストリーム」

ダイワのトラウトロッドといえば何を思い浮かべるだろう。私は「シルバークリーク」または「ファントム」が真っ先に思い浮かぶ。少し前までシルバークリークのうえに「シーマ」って最高級ブランドがあったが、今ではシルバークリークが高級ブランドでファントムがエントリーブランドになっている。その2つのクラスの間に追加されたのが、今回紹介する「ワイズストリーム」である。

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仕舞も価格も丁度いいね!

ワイズストリームの特徴はなんといっても3ピースにこだわっていること。テレスコピックは仕舞寸法重視で4~5ピースだが、マルチピースはすべて3ピースとなっている。これが実に丁度いい仕様になっている。

ロッドはできるだけ継ぎが少ない方が性能的には有利になる。一方で継ぎが多い方が持ち運びに便利になる。パックロッドとしての仕舞にこだわるのであれば個人的には仕舞寸法は55cm以下が良いと思っている。これは旅行用などの大型バッグは別として、日常使うバッグに無理なく入れられる長さがだいたい55cmまでということからである。

ネイティブ用のトラウトロッドは、近年ショートレングス化が進み、今では5フィート未満のロッドも珍しくなくなっている。そして、ショートレングス故に3ピースでも55cm以下に収まるようになったのである。これならバッグにすっぽり入るから、遡行中でもロッドを収めて両手の空いた状態で移動できるため、より安全に遡行できる。

仕舞重視ならテレスコピックを使っても良いが、3ピースの性能も捨てがたいし、仕舞寸法とのバランスを見てショートレングスを3ピースで固めたあたりは、さすがダイワだなという印象です。5~6フィート台では、仕舞寸法重視の人のためにテレスコピックもラインナップにある。さらに長くなって7フィート、8フィートとなると、狭い渓流・源流域での釣行では使わないことから、3ピースのみのラインナップとなっている。うーん、なかなか状況やニーズが想定された構成だと思う。

さらに価格も丁度良い設定だと思う。高すぎず、安すぎず、実用価格帯で揃えてきた。日本のトラウトシーンで狙える魚は、それほど大きくない。特に渓流域では30cm台がせいぜいだろうし、アマゴ・ヤマメ・イワナなど引きが強い魚種でもない。そうなると必然的に強度がそこまで求められる釣りではないため、2万円台で作れるロッドで必要十分だと思う。それでありながらちょっとやりこんだ人でも満足できる仕上がりになっていると思われる。

パーツにもトップガイドにチタンフレームを使用するなど、それなりに高級な仕様になっているし、グリップ周りは高級感があってデザインの妙を感じる。

また、このシリーズにもトレンドに乗っかってベイトモデルがランナップされているので、ベイト道を貫くアングラーにもきっちり対応している。

もう年も変わろうとしている12月に追加モデルをぶっこんできたダイワ。しかもネイティブトラウト向けのシリーズに。全国の渓流が解禁になる春先でも良かったんじゃないかなって思わなくもないけど、本当にほど良いクラスのロッドだと思う。個人的にベイトモデルのグリップデザインがかなりツボですね。