パックロッド・オブ・ザ・イヤー2019~令和最初の栄冠を手にするのはどのパックロッドか!?~
第4位 トラギアティップトップS606UL(エイテック)
獲得ポイント…1100pt
モバイルタイプ | テレスコピック |
ターゲット | トラウト、バス、アジ、メバル |
レングス | 6ft |
継数 | 6pc |
モバイルレングス | 38cm |
自重 | 77g |
ルアー | 2-5g |
ライン | MAX8lb(ナイロン) |
希望価格 | 9500円 |
トラギアシリーズの勢いは止まらない。
トラギアティップトップのなかで、もっとも短く、もっとも柔らかい機種になります。ただでさえ柔らかめのトラギアシリーズにおいて、ULは本当にペナンペナンですw
私も過去にトラギアシリーズの766ULという機種を使っていましたが、けっこう胴から入る曲がり方をしていました。だからといって、強度が低いとか、感度が悪いとかってことではなく、乗せ調子ってことです。
だから、この606ULはエリアトラウトにオススメしたい。バスに使うには柔らかすぎてルアーの操作性がよろしくないので、あまりオススメしません。
第3位 クロスフィールドXRFS-835M-MB(アブガルシア)
獲得ポイント…1300pt
モバイルタイプ | ジョイント |
ターゲット | シーバス、クロダイ |
レングス | 8.3ft |
継数 | 5pc |
モバイルレングス | 54cm |
自重 | 151g |
ルアー | 5-30g |
ライン | 0.8-1.5号(PE) |
希望価格 | 13000円 |
ここ数年、日本市場において存在感を高め続けているアブガルシアより、お手頃価格のパックロッドがランクインです。
そして第10位にランクインしたレイジー以降、3位でやっと来たシーバス向けパックロッドだったりします。
アブガルシアのロッド全般に言えることですが、デザイン面のつくりが丁寧ですよね。実売で1万円ちょっとのロッドながら、しっかりとつくられているという印象があります。初期不良もあまり聞かないので品質管理もしっかりしているのでしょう。
第2位 クロスフィールドXRFC-654ML-BF-MB(アブガルシア)
獲得ポイント…1400pt
モバイルタイプ | ジョイント |
ターゲット | バス、ロックフィッシュ |
レングス | 6.5t |
継数 | 4pc |
モバイルレングス | 53cm |
自重 | 120g |
ルアー | 2-18g |
ライン | 0.4-1.2号(PE) |
希望価格 | 12000円 |
なんとクロスフィールドMBが続きます。お次はベイトフィネス対応モデルとなっています。
ルアーウェイトが2-18グラムと広くなっています。これは、ソフトなティップにハードばバットという味付けによるものです。
このタイプ、ティップは曲がるのですがベリーからバットにかけてが固いため、抵抗の大きなルアーを使うとバイトをはじきやすいというデメリットがあります。
反面、抵抗の小さなルアーなら、ロッドの曲がりに食い込ませる余地が残るため、感度にも優れて掛けやすいというメリットがあります。
ここから見えてくるのは、ワーミングやスモールラバージグなど、抵抗の小さなルアーを繊細に操作することが得意ってことで、カバーに太糸で小さなルアーをぶっこむ“ベイトフィネスらしい”釣りに向いています。
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