パックロッド・オブ・ザ・イヤー2019~令和最初の栄冠を手にするのはどのパックロッドか!?~
第1位 クロスフィールドXRFS-734L-MB(アブガルシア)
獲得ポイント…1600pt
モバイルタイプ | ジョイント |
ターゲット | アジ、メバル、シーバス、クロダイ、バス |
レングス | 7.3t |
継数 | 4pc |
モバイルレングス | 59cm |
自重 | 107g |
ルアー | 0.8-14g |
ライン | 0.6-1.2号(PE) |
希望価格 | 12500円 |
第1位はクロスフィールドXRFS-734L-MBですっ!
まさかの1~3位をクロスフィールドMBが独占という、パックロッド界におけるアブガルシアの勢いを感じざるえない結果となりました。
このロッドは7フィートちょいというレングスと、Lというパワー設定で、かな~りつぶしが効く仕様になっています。パックロッドを使うときっていうのは、車とちがってたくさんのタックルを持ち運べない状況だから、1本でいろいろなことができるっていうのは大事な要素なんですよね。
ソルト系のライトゲームはもちろん、オープンエリアならバスフィッシングまで幅広く対応します。
個人的にはけっこうモバイル性能を重視してますので、7フィートを超える場合は5ピースにしてほしいなと思ったりもしますが、60センチ以下のモバイルレングスはパックロッドとして合格です。
やりたい魚種にもよりますが、最初のパックロッドとして性能的にも価格的にも選んで後悔はない1本だと思います。
ランキングをふりかえって
アブガルシアの強さが如実に表れた年となりましたね、2019年は。
第1~3位を1社が独占するのは、この企画をはじめた2017年から数えてはじめてのことです。2017年、2018年とダイワが強かったんですけど、主力層の価格帯が少し高いのかもしれないですね。
なぜなら、2019年はメーカー希望価格で2万円を超えるロッドが1つもラインクインしていないんです。
1万円前後のロッドとなると、このあたりはアブガルシアが強いですね。低価格でもデザインをしっかりすることでコスパの良さを印象づけています。
特に勢いが弱くなっているなと思うのはメジャークラフトですね。パックロッドだけに限らず、最近少し目立たなくなっているような気がします。元々ロッド専門のメーカーだったのが、ルアーやラインにまで手を広げたことで開発力が分散しているのかもしれません。
とはいえ、メジャークラフトのルアーやラインはコスパに優れたものが多いので、それはそれでありがたいんですけどねw
さて、すでにはじまっている2020年ですが、今年はダイワとシマノの2強がパックロッドでも目立ってくれるんじゃないかなって思ってます。
すでに2社からはパックロッドが発表されており、ダイワではレイジーの追加モデルや、ブレイゾンモバイルに注目しています。シマノではフリーゲームXTの追加モデルがよさそうですね。
どんどん機種が増えるパックロッドたち。
2020年はどんな出会いがあるのか楽しみですね。