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あの鮮烈な黄色いやつ。2020年クワトロが帰ってきたよ!

株式会社パームスってご存じあります?ソルト系を中心にロッドやルアーをつくっている会社で、ソルトルアー界においては老舗といっていいくらいの歴史はあるでしょう。

1990年代後半から2000年代初頭にかけては、シーバス向けのハイエンドロッドといえば今は無きUFMウエダのソルティープラッガーか、パームスのサーフスターが2強でした。その後、ソルトルアー人口が増えていくにつれてハイエンドだけでやっていくのは厳しくなったのか、ショアガンなどミドルクラスのロッドが登場しました。

つまり、パームスって昔はなかなか手の出ない、高嶺の花みたいなメーカーだったわけですよ。パームスっていうのは元々社名ではなくブランド名で、当時はアングラーズリパブリック、通称アンリパだったんです。

んで、そんな高嶺の花だったときに、パックロッドがまだ数えるほどしかなかった時代に、パームスが発売したのが今回紹介するクワトロの初代モデルだったんですよ。

 

スペック

Model No.LengthPiecePowerLurePERod Wt.Pack LengthPrice
QTRGS-46XUL4ft.6inc.4XUL1.5-5g1-4lb72g38cm¥17,000
QTRGS-53UL5ft.3inc.4UL2-6g2-4lb79g45cm¥18,000
QTRGS-63L6ft.3inc.4L3-10g3-8lb93g52cm¥19,000
QTRGS-75ML(3月発売予定)7ft.5inc.1tel+3ML7-20g5-14lb–g–cm¥21,000
QTRGS-710MH(3月発売予定)7ft.10inc.1tel+3MH12-42g10-24lb–g–cm¥22,000
QTRGS-77H+(3月発売予定)7ft.7inc.1tel+3H plus20-70g12-30lb–g–cm¥23,500

※公式ホームページより引用

 

デザイン

4ピーストラベラー

最大の特徴はなんといってもイエローなブランクでしょう。 古くからルアーフィッシングを楽しんでいた人にとっては 、イエローブランクのパックロッド=クワトロというイメージですよ。

 

リールシートのロックは2タイプ

グリップはアップロックのものとダウンロックのものがあります。EVAだけでなく、メタルパーツを使用することでオシャレ感を出していますね。イエローブランクと相まって、かなり特徴的なデザインとなっています。

 

テクノロジー

実績のSiC Kガイド

ガイドにはSICリングのKガイドが採用されています。価格を考えると妥当といったところですね。

 

7ft越えモデルは変則4ピース

ロングレングスの機種は、大変珍しいテレスコピックとジョイントの複合タイプとなっています。冷静に考えると普通に5ピースのジョイントタイプと変わらないのではないかという気がしますが・・・。

いやいや、こういう目新しいギミックって大事です。それだけで(*´Д`)ハァハァできるじゃないですか、釣り人ってやつは。

 

ちょっと気になったんだけど、1テレスコ+3ピースっていうと全部で4ピースになりますよね。でも写真は1テレスコが収納されたグリップ部分を含めると5ピースになる気がします。

このあたりは表現の仕方なのかもしれませんが、テレスコピックの継数を表記する場合、伸縮部分1つにつき、1ピースとカウントしますよね。であれば、これもテレスコピックの部分とそれが収納されたグリップ部分と分けて考えるのが自然なのかなぁと思ったり。

 

そのほか、ホームページを確認する限り、ブランク素材や製法などの記載はありません。あえて推さないということは、特に特別な技術などは用いていないことの裏返しでしょう。しかし、90年代からロッドづくりを続けてきたメーカーなので、性能や品質というところは安心して良いでしょう。多くのメーカーがなくなってきたなかで、ソルトルアーフィッシングの黎明期から今まで生き残っているというのは、下手な広告や評判よりも信頼があるってものです。

 

収納ケース

ハードケース・竿袋

最近のパックロッドにしては珍しく、ソフトケースとハードケース両方を装備しています。ソフトケースはクワトロを象徴するイエローにしながら、ハードケースは持ち運ぶときのことを考慮してなのか、無難なブラックがベースとなっています。

しかし、そこには目立つイエローでパームスのロゴが入っています。知らない人から見れば「なにそれ?」ですが、わたしは電車の中などで見かけたら間違いなく「おっ!」となります。もしかしたら、「これから行くんですか?」って声をかけちゃうかもしれないw

 

総評

(・∀・)イイ!!

ですよね、クワトロ。いや、かなり昔の思い出補正的なものもあるんですけど。

特に6フィート台よりも短い3機種は、4ピースといえどもモバイル性能も申し分ありません。また、価格的にも性能的な部分とコスパ的な部分と、良い塩梅の設定だと思います。あんまり高いとそれだけで手に取りにくいし、あんまり安いと性能や品質的に疑問符がつくし。

 

でも、気になるのは7フィート以上のモデルですね。特にテレスコピックとジョイントの複合タイプっていうのがどんなものなのか。考えられるメリットとしては、2つあります。

1つは、束ねたときの幅がコンパクトになること。 テレスコピック部分の1ピース分はグリップ部分に収納されているので、単純に4ピース分を束ねることになります。

もう1つは、ジョイントタイプにある継ぎ目のすっぽ抜けが低減されること。テレスコピックは構造上すっぽ抜けることがありません。1番バッド寄りの継ぎ目のすっぽ抜けがなくなることになりますね。その代わりテレスコピックはガイドが誘導式のため、使っているうちにゆるんで位置がずれたり回転することがあります。しかし、クワトロはガイドの装着されていない部分をテレスコピックにしているので、そういったデメリットはありません。

 

また、ラインアップも豊富ではありませんが、一通りの釣りに対応できるようになっています。短いものは渓流でのトラウトゲーム、長いものはML(ミディアムライト)ならシーバスやクロダイ、H+(ヘビープラス)なら国内外でのモンスターハントに使えます。唯一、ソルトのライト系に対応するものがありませんが、きっと追加されることを願っています。

というか、シーバスに使えるような、L(ライト)からMLくらいのロングレングスのベイトモデル出してくれません?

 

 

 

以上、パームスのクワトロでございました。

ちなみにクワトロはイタリア語で「4」を意味します。初代がパックロッドとして登場したとき、4ピースであることから「クワトロ」と名付けられたのでしょう。

あ、そうか、そういうことか。

先ほどロングレングスのモデルは5ピースじゃないの?と書きましたけど、クワトロだから4ピースであることにこだわらなくっちゃいけなかったんですね。テレスコピックとの複合という珍しい仕様になっているのも、すべては「クワトロ」という名前のためだったんですね。

 

そのこだわり、すごく良いと思います。

だって、クワトロだもの。

中学生のときに憧れまくったけど、とてもそんなお金はなくて買えなかった高嶺の花。

あのパームスのクワトロですもの。

 

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