メジャークラフトのバスパラに振出(テレスコピック)モデルが新登場!

cyoshi

メジャークラフトのエントリーモデルにはネーミングに特徴があります。

「○○パラ」と名付けられていること。

トラウトなら「トラパラ」。ソルトなら「ソルパラ」。バスなら「バスパラ」。

 

トラパラやソルパラより遅れて、このたびバスパラに待望の振出モデルが新登場しました。

※以下、振出のことはテレスコピックと表現します。

 

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ベイトモデル

 

 

ModelPRICE(¥)全長(ft)ルアー(oz)ライン(lb)アクション
BXCT-665M8,6006’6”1/4-3/410-16RF
BXCT-665MH8,8006’6”1/4-112-20RF
BXCT-705H9,0007’0”3/8-1.1/212-25RF
BXCT-705X9,4007’0”3/8-314-30R

ベイトらしい、パワーモデル中心のラインアップです。

いちばん強いモデルである705Xは、ビッグベイトまで扱えるようなパワーを備えています。品質的に高価格モデルよりも劣るエントリークラスのロッドにおいて、強度的にちょっと不安な感じもしますが、こういう出番の限られる特殊なロッドが低価格で揃えられることは魅力かもしれません。

 

ところで、個人的にベイトロッドというのはテレスコピックであることの影響がスピニングロッドよりも大きいと思っています。

それは、ガイドの搭載数が限られるということに起因します。

ベイトロッドはロッドの上側にガイドがついているので、瞬間的に大きな負荷がかかったとき、実はトップ側のガイドが下を向くくらいロッドがねじれているんです。

わかりやすいのは、バスフィッシングでパワーフッキングをするとき。

で、それが実はフッキングパワーのロスにつながっているんです。

 

そういう現象を回避するために、ベイトロッドにはスピニングロッドよりも多くのガイドが装着されることが多いです。

ところがテレスコピックの場合、先にも述べたように構造上の制約からガイドがたくさん搭載しづらいんです。いや、たくさん搭載することもできますけど、市販されているテレスコピックのロッドは総じてガイド数が少ないです。

 

スピニングロッドに比べてベイトロッドのテレスコピックが少ないのは、需要の差だけでなく、そういうところにも起因しているのだと思います。

 

スピニングモデル

 

 

ModelPRICE(¥)全長(ft)ルアー(oz)ライン(lb)アクション
BXST-645UL84006’4”1/32-1/43-7EX.F
BXST-645L86006’4”1/16-1/44-8F
BXST-665ML88006’6”1/8-3/85-10F

スピニングモデルはベイトモデルから一転、ライトクラス中心のラインナップです。Mパワー以上はベイト、MLパワー以下はスピニングという分かりやすい住み分けですね。

 

さて、このロッドにはKフレームガイドが搭載されていません。安価なテレスコピック用のガイドが使われています。

Kフレームでないと気になるのがガイドへのライン絡みですよね。

このロッドで主に使用するのは、相手がバスということも踏まえればナイロンラインやフロロカーボンラインでしょう。そうであればライン絡みはほぼ気にならないです。

ところが、例えばソルトライトゲームに流用しようと思ってPEラインを使うのならライン絡みが気になるかもしれません。

 

 

以上、バスパラの振出モデルの紹介でした。

エントリークラスで人気のバスパラシリーズに、モバイルモデルとして振出が加わったのは嬉しいですね。

ひとつ気になるのは、モバイルモデルなのに公式スペックに仕舞寸法を記載しないのはどうかなぁと思います。メジャークラフトさん、改善頼みます。

 

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