スポンサーリンク

「7 1/2(セブンハーフ)」ダイワから新しいコンセプトのパックロッドが新登場!

セブンハーフとは何を指すのでしょうか。

ダイワの場合、セブンハーフとは長さを示しております。

セブン=7。ハーフ=半分。

7フィート半というロッドの長さを示しています。

 

パックロッドの種類は近年大幅に増加しています。おかげで様々なニーズに合ったパックロッドが手に入るようになりました。

そんななかにあって、ダイワから新しいコンセプトのパックロッドが発表されました。

それは、すべての機種でレングスが統一され、パワーによって差別化するという新たな試みでつくられたパックロッドです。

 

スペック

機種名レングス継数モバイル
レングス
自重先径元径ルアー
重量
エギ
サイズ
ナイロン
ライン
PE
ライン
カーボン
含有量
希望価格
76ULS-S229cm463cm85g0.8mm9.9mm1-7g2-6lb0.15-04号95%38,800円
76LS229cm463cm94g1.2mm10.4mm3-15g3-8lb0.4-0.8号95%38,800円
76MLS229cm463cm101g1.3mm10.8mm7-25g2.5-3.5号6-12lb0.6-1.0号97%38,800円
76MS229cm463cm114g1.6mm11.4mm10-30g3.0-4.0号10-20lb0.8-1.2号98%38,800円
76MHS229cm463cm123g1.8mm11.9mm15-40g3.5-4.5号12-25lb1.0-1.5号97%38,800円
76HS229cm463cm133g2mm12.4mm15-50g12-25lb1.0-2.0号98%38,800円

UL(ウルトラライト)からH(ヘビー)まで、パワー別に6機種がラインナップされています。でも、ご覧通りレングスはすべて7フィート6インチ。なんだかこだわりを感じさせますね。

同じ長さでもパワーが強いほど多くのカーボンシートを使用しているはずですが、すべて38800円というあたりにお得感がありますね。もしかしたら、いちばん高くなると思われる76HSをすべての価格にしているだけかもしれないですが(‘ω’)

 

テクノロジー

【X45】

画像

いまやロッドの製造技術として一般的になった、縦・横・斜めにカーボンを巻くことで剛性を向上させる技術です。

 

【エアセンサーシート】

画像

リールシート内にカーボン繊維を混ぜることで軽くて強く、さらに感度もアップといういいことずくめのリールシート(グリップ)です。

 

【V-JOINT】

画像

2ピース以上のロッドには必ずある継ぎ目。その継ぎ目をより軽く強くするための技術です。継ぎの技術を大々的に謳っているメーカーはさほどありませんので、けっこう貴重だと思っています。

わたしもV-JOINTを搭載したロッド(モアザンモバイル765MLX-5)を使用していますが、パックロッドにありがちなすっぽ抜けもなく、カッチリ感があります。

 

【HVF】

画像

カーボン繊維をまとめるための接着剤(レジン)を少なくして、同径でもカーボン繊維の含有量が多い“筋肉質”に仕上げる技術です。ダイワでは長いこと使われている技術で、それは古いというよりも信頼がおけるということを示しています。

 

【ステンレスフレームSICリングのKガイド】

価格から考えてもスタンダードな仕様ですね。上位機種にはチタンフレームやトルザイトリング、ダイワなら機種によってはAGSが搭載されますが、実際には過剰性能で実釣においてはこの仕様でまったく問題ありません。

 

デザイン

【赤いブランク&グリップ】

ブランクとグリップが釣り場でもひときわ目を引く赤となっています。2000年前後に釣りを始めた世代から言えば、赤といえばシマノのスコーピオンです。

と思ったら、現行のスコーピオンは黒いブランクでしたね(;’∀’)グリップは赤ですけど。

 

【コルクグリップ】

グリップはEVAではなくコルクとなっています。スコーピオンもコルクグリップですけど、もしかしてちょっと意識したのかな?

コルクグリップは滑る、汚れが目立つなどの理由で好き嫌いが分かれます。いっそのこと赤いブランクとグリップに合わせてオレンジ色のEVAグリップにするくらい冒険したら面白かったのに。。。(そうしたら、きっと売れない)

ん~、写真を見る限り赤が鮮やかすぎる。もうちょっとワインレッドに寄せてくれたほうが個人的には良かったかなぁ。

 

ケース

パックロッドには大切な要素であるケース。

ケースは裏地こそ赤ですが、表面は黒ベースですね。ケースに入れて持ち運ぶことを思ったら、デザインはシンプルで良いです。ロッドの名称もメーカーロゴもいりません。別にオシャレアイテムだとは思っていませんので、ひっそりと目立たないのが嬉しいです。

中側はセパレート構造との記述があります。このあたりはきちんと考えて作られていて嬉しい仕様ですね。

 

セブンハーフは万能レングス?

ダイワがレングスを7フィート6インチに固定したのには理由があります。

それは、バス、トラウト、アジ、カマス、メッキ、ロックフィッシュ、シーバス、クロダイ(キビレ含む)、エギングなど、あらゆる釣りに対応できるレングスであるとのことからです。

 

実はわたしもセブンハーフというレングスに長いことお世話になっています。

メインで使っているシーバスロッドが「モアザンモバイル765MLX-5」なのですが、このロッドのレングスがまさに7フィート6インチ、セブンハーフなんです。

「7 1/2」のなかで最も近いのは76MLでしょう。

実際にこのロッドを使って釣ったことのある魚種は、シーバス、キビレ、アオリイカ(エギング)、カマス、ベッコウゾイ(ロックフィッシュ)、タチウオ、ボラw、荒川GT(ハクレン)、鯉、といったところでしょうか。主にはシーバス狙いの外道ですけどw

 

7フィート6インチというレングスは確かに対応幅は広いです。それは間違いないです。

しかし、バスやトラウトをやるには少し長いし、結局パワーを変えるために機種を分けて購入するならレングスも変えた方が良いじゃんって思ってしまいます(-_-;)

 

ただ、これが7フィート6インチというレングスで扱う釣りよりも強いロッド、あるいは長いロッドが求められるジャンルではこの長さが活きると思います。

それはモバイル性能が向上するということにあります。

本当なら9フィートが欲しい場面でも、7フィート6インチあれば割と快適に釣りができます。荒川本流のような大きな河川でも、確かに長いロッドが欲しくなることはありますが、7フィート6インチで十分に釣りが成り立ちますし、短い分だけ取り回しの良さという利点があります。

9フィートのパックロッドよりも7フィート6インチのパックロッドのほうがモバイルレングスに優れるのは当たり前の話。もうちょっと長いほうが望ましいけど、対応可能な範囲でモバイル性能を重視するという点で7フィート6インチの利点が生きます。

私はパックロッドを単体ではなくカバンにすっぽりで持ち運びたいので、できればモバイルレングスを55センチ以下に収めたいんです。「モアザンモバイル765MLX-5」は、その条件を満たしたうえで、シーバスやクロダイ、タチウオ、エギングといったミドルクラスのターゲットに対してはめちゃくちゃ万能な、わたしにとって「理想のロッド」なんですよね。

 

まとめ

というわけで、7フィート6インチというレングスは、そのレングスが長すぎる釣りやシチュエーションを除けば万能であるということです。

UL(ウルトラライト)やL(ライト)を使えば、バス釣りや開けた場所でのトラウトにも対応できるでしょう。さすがに野池や渓流といった長さが邪魔になる場面では厳しいと思いますが。

 

ただ、「7 1/2」は4ピースなんですよね。

さっきも言ったように、もうちょっと長いほうが望ましいけど、対応可能な範囲でモバイル性能を重視するという点を踏まえれば、8フィート6インチの5ピースや9フィート6インチの6ピースのほうがモバイル性能に優れるんですよね。

よって、7フィート6インチというレングスの対応幅は広いけど、もっと利便性を打ち出すのなら5ピースあるいは6ピースにしてほしかったなぁというのが私の結論ですね。

 

特に5ピースにして、MLパワーの機種は「モアザンモバイル765MLX-5」と同じようなテイストにしたらよかったと思います。本当にソルトバーサタイルなロッドですし、私自身は実際にこの子と“create my fishing story”をしてきましたので。