ダイワ

「アルファス SV TW」開封の儀とファーストインプレッション

cyoshi

2021年、大注目の新ベイトリール「アルファス SV TW」を買ってしまいました。発売されたときから、これは欲しいと目をつけていたリールなのですが、ちょうど自分の自由にできるお金ができたので、主戦場である荒川中流域の本格シーズンインの前に購入に至ったわけです。

 

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギア比 自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
ナイロン
(lb-m)
ハンドル長さ
(mm)
スプール径
(mm)
ベアリング
(ボール/ローラー)
メーカー
希望本体
価格(円)
800H 71 7.1 175 4.5 12/45-90
14/40-80
85 32 7/1 32,300
800HL 71 7.1 175 4.5 12/45-90
14/40-80
85 32 7/1 32,300
800XH 81 8.1 175 4.5 12/45-90
14/40-80
85 32 7/1 32,300
800XHL 81 8.1 175 4.5 12/45-90
14/40-80
85 32 7/1 32,300

この度購入したのは800HLです。

私の場合、ハンドルは絶対に左巻きです。キャスト時とリーリング時で持ち手を変えていたら、スピニングと違って片手でキャスティングが完了するというベイトの最大のメリットをスポイルしてしまいますからね。

ギアは、釣りをしている上で、早く巻きたい場面よりもゆっくり巻きたい場面のほうが多いので、エクストラハイギアは選びません。しかし、ローギアすぎてもルアー回収時にストレスになるので、間をとってハイギアのリールを使っています。

まだ実践投入できていないので、取り急ぎ開封の儀とファーストインプレッションをアップします。

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開封の儀

外箱は『THE・リールの箱』という感じで、なんらデザインはありません。凝る必要がある部分ではないですけどね。

 

パカッ!

 

中には本体をはじめ、取り扱い説明書など最低限のものしか入っていません。

アブの「REVO alc IB7」を買ったときは、リール袋やオイル、デザインチェンジができるナットが入っていたことを思うととってもシンプルですね。アブの親切さが身に沁みますw

個人的には付属品をつけて価格があがるのなら、省いて安くしてほしいですけど、ダイワの場合は付属品があろうがなかろうが同じ値段にしてきそう(勝手なイメージ)

 

外観をチェック!

正面から。TWSが良いですね。アルファスにTWSをやっと搭載してくれたよ。

 

ハンドル側。ハンドルの長さは85ミリとなりました。こうしてみると、かなり大胆に肉抜きされたハンドルになっていますね。たしか2019年あたりから採用されている、この平べったいノブが個人的には好きです。

 

サイドプレート側はいたってシンプルでツルンとしています。ブレーキ調整のダイヤルの位置が下になっていますが、ちょっと操作しにくいです。

旧型ボディのアルファスはダイヤルが上にあり、パーミングした状態から親指1本でダイヤルを回せたので、非常に使いやすかったんですよね。新型ボディのダイヤル位置だと、空いている方の手で回さないといけないかな。

 

後ろ側(クラッチがある方)。

 

上側。

 

 

下側。旧型アルファスは「メイドインジャパン」でしたが、新型アルファスはタイで製造されています。どこで生産されていようが、品質管理がきちんとしていればOKです。もう国産にこだわるのは古い考えだと思っています。

 

旧型ボディとの比較

手持ちの「アルファスAIR」と比べてみました。比べるのなら、旧「アルファスSV」なのでしょうが、ボディ形状はアルファスシリーズ共通ですので、AIR機でも形状だけなら比較ができます。

 

こうして並べてみると、結構違いますね。

 

まず、サムレスト(上の画像でいうスプール前方のブランキングされた部分)が、なんだか頑張り屋さんみたいな急角度になりました。「うぉー、やってやるぜ!」感がありますw

旧型ボディは優しい温和な感じですね。

 

あとは、やっぱりナロースプールが目立ちますね。こうして並べると、かなりナロー化していることが分かります。

ナロースプールのメリットは、レベルワインダーとの角度を浅くし、キャストやフォール時のライン抵抗を低減することにあります。TWSとの相乗効果で、ラインの放出抵抗という観点では現行ベイトリールトップの少なさを誇ります。

実釣において、どれだけ効果が体感できるのか気になるところですが、そのレポは別記事でやりましょう。

 

それから、新型はボディの幅が小さくなりました。あまり意識していなかったんだけど、これが思いのほか大きな差となっています。

実際のパーミングのしやすさが全然違います。ツルンとしたサイドプレートの形状も相まって、非常にパーミングしやすくなっています。私はきちんと握りこみたいタイプ(リーリング時はスリーフィンガーにしている)なので、これは嬉しいポイントです。

長時間の釣りになればなるほど、その恩恵が際立ってきます。どうしても手が痛くなってきますからね。

また、手の小さい人でも扱いやすく、自重も175gと軽いこともあり、女性や子供にもオススメです。

 

まとめ

新型「アルファスSV TW」良いですね。

リーリングの感触も、比較したAIR機のような「軽い」巻き心地ではなく、「滑らか」といった印象になっています。ギアがかっちり嚙み合っている感じで、HYPER DRIVEと銘打たれた技術の効果を感じます。

また、アルミ合金を用いたフルメタルハウジングによる「カッチリ感」もひしひし感じます。金属の質感っていうのは樹脂よりも高級感がありますしね。

 

実釣しなくても、旧型からの進化を感じ取れます。多くのアングラーがインプレッションをしていますが、とっても評判が良いことも納得ですね。

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