荒川シーバス2021-6「サクッと釣る」

cyoshi

勤務時間が連日12時間超えという激務を乗り越えた休日の晩。まだ体はだるいし、次の日は仕事だし。

シーバスを釣りたい気持ちと体調がせめぎ合っている。

行くべきか、早く寝るべきか。

今日の潮回りは悪くない。中潮の下げだし、ホームポイントに行けば十分に釣れる見込みはある。

 

釣りに行く…アングラーとしては良いが、サラリーマンとしてはよろしくない。

早く寝る…アングラーとしてはよろしくないが、サラリーマンとしては良い。

筆者
筆者

 

悩んだ末に出した結論は、「サクッと釣って帰ろう」でした。これ、折衷案ってことで良いよね?

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決してイージーではない

チャリを漕ぐこと15分、ポイントに到着しました。

いつも通りの状況で、表層にはイナッコと思われるベイトが溜まっており、それをシーバスが狙っています。

でも、分かりやすくイナッコについているシーバスは、ルアーにバイトしてきません。イナッコの群れの中をどれだけ通してもバイトがないんですよね、なぜか。

ここでの釣り方は、足元近くのイナッコを無視して、明暗の境~暗部をトレースしてくることです。ベイトにベッタリついているわけではないけど、食い気はあるよって個体を狙う感じですね。

ルアーフィッシングって、ベイトが濃すぎると釣りにくくなることがしばしばあります。代表的な例は、春先のハクパターンですね。ハクが溜まっているところにバコバコとボイルしていても、ルアーに見向きもしてくれません。

むしろ、適度にベイトが薄いほうが簡単にバイトを得ることができます。

だから、ベイトの濃いところより、ちょっと外したほうが釣れるんだろうなぁというのが現段階での結論です。

このポイント、良いときは投げてゆっくり巻くだけでバイトが出るのですが、今年はそういう状況になかなか遭遇しません。下げの時間なら、居ることは居るんですけど、バイトがなかなか出ません。

そういうときは、下げの流れに乗せてドリフトしつつ、レンジを下げることでバイトを得られることが多いです。ドリフト後の巻き始めでガツッっと来る感じですね。

この日もそのパターンでヒットしました。

やたら引く個体に出会う

ドリフト後の巻き始めだと、ラインが張っていないので手元に伝わる感触は割と控えめだったりします。それでもハッキリとバイトだと分かるレベルなので、本当は思い切りアタックしているのでしょうね。

掛かった直後から走りまくりで、ドラグ設定をミスったのかと思うほどでした。シーバスって、掛かった直後は頭がこっちを向いているせいか、最初は割と巻けたりするんだけど、この個体ははじめからランしまくりで、グッドサイズに期待します。


これは70センチくらいあるんじゃないの?
筆者
筆者

寄せてきても、途中で元気よく走り出すし、ファイト中にラインが魚体にあたる感触がガンガン伝わってきます。

ようやく水面に姿を現したシーバスは、


あれ?思ったよりも小さい(;^ω^)
筆者
筆者

体力を奪って大人しくなってきたところで、ネットイン。タモ持ってきておいて良かったぁ。

コンディションは良いけど、長さがない。なんと60センチにも届いていないじゃないか。

ヒットルアーはシマノのシンキングペンシル(スタッガリングスイマー?)。何気にこのルアーでの初釣果です。

このシーバスを釣ったのは現場に着いて5投目だったかな。最初はダイワのスライを投げたんだけど、表層では出そうになかったので、シンペンに切り替えた矢先でした。

このポイントはシャロ―です。潮位にもよりますが、この日は深いところでも2メートルくらいだろうと思います。その浅い中でも、ミドル~ボトムレンジでのバイトが多いんですよね。シンペンできっちりと中層まで沈めた結果のヒットでした。

次のキャストで、同じ流し方でワンバイトを得たもののフッキングせず。これがこの日最後のシーバスからの反応でした。

最後にソフトルアーを投入したところでポイントに見切りをつけてストップフィッシングとしました。釣り場の滞在時間がだいたい40分という、目論見通りのサクッっとフィッシングになりました。

フィッシングデータ

釣行日…11月8日 23:00~23:40

潮回り…中潮、下げ5分~7分

ロッド…モアザンモバイル765MLX-5

リール…12ルビアス2506

ヒットルアー…シマノのシンキングペンシル

結果…2バイト1ヒット1ゲット

 

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