ブログに求められているものってなんなのか。
色々と掘り下げてみると、やはり有益な情報だと思う。
巷の釣りブログは大きく
これはこれで有益な情報ではあるけれど、釣りをそれなりにやっている人向け。
そこで視点を変えて、これから始めたい人や初心者向けにハウツーを書いてみたい。
まずは第1弾として、ルアーフィッシングで釣れる身近な魚をとりあげる。
淡水系
前提として、身近がテーマのため、陸からの釣りで狙える範囲としている。
アマゴ、ヤマメ、イワナ

日本固有の魚で、川の源流~渓流を生息域としている。自然のものは警戒心が強く、魚に気取られないようにしなければならない。
最大30cm。塩焼にすると旨い。

悪名高き外来魚。だが、
ブラックバスはルアーフィッシング界ではスター対象魚であり、90年代半ばから2000年代前半にかけて大流行した。湖以外にも川や池など、身近なところで釣れる。最大70cm。一般的に食用にはしない。
シーバス(スズキ)

ここから海水系。北海道とか寒いところと沖縄とか暑いところを除けば、日本に幅広く分布している。汽水域の河川や港湾部、外洋の砂浜や磯に至るまで、あらゆる所に生息し、釣り人を魅力し続ける魚。最大110cm。綺麗なところで釣れたものは、洗いやムニエルなどにして食べると旨い。

いわゆる根魚と呼ばれる魚で、岩礁帯を好む。港湾部においては、岸壁沿いなどに多く付いている。食欲旺盛で、ポイントと釣り方さえ間違わなければ、比較的簡単に釣れる。最大30cm。煮付けでどうぞ。

これも根魚に属するが、
カサゴやソイが海底に生息するのに対して、
メバルは水面下から中層域に多い。近年は釣り人の乱獲により、簡単に釣れなくなってきているが、投げて巻くだけで釣れることや掛けてからの引き味が良いことから初心者にもオススメ。最大30cm。煮付けでどうぞ。
アジ

食卓の定番であるアジ。恐らく日本人で食べたことない人はいないであろう。主に外洋に面した漁港などで釣れる。ルアーフィッシングの場合は、夜釣りがメインとなる。最大50cm。塩焼や造りが美味しい。

ルアーフィッシングでは、内湾や河川の汽水域で狙うことが多いが、外洋に面した磯などにも生息し、昔から様々な釣り方で楽しまれてきた魚である。最大50cm。綺麗なところで釣れたものは、造りなどにすると美味しい。
青物(ブリ、カンパチ、サバなど)

色々いるけど、青物として一括りにする。大型のものは、船や外洋に面した磯で釣られるが、小型のものは夏から秋にかけて、漁港や砂浜からも釣れる。回遊があれば、比較的簡単に釣れるため、そこまでハードルは高くない。但し、大型のものは一転して上級者向けとなる。小型のものは大型に比べて脂の乗りが良くないので、造りよりも焼いて食べたい。

メッキとは、
ギンガメアジやロウニンアジなど南方系のアジの幼魚であり、低い水温では死んでしまう。毎年、秋口あたりから関東でも釣れ出すが、冬の訪れと共に死んでしまう
死滅回遊魚である。外洋に面した漁港や河川の汽水域などで釣れる。最大で1メートル以上になる魚だが、そんなサイズは海外の暖かいところに行かないと釣れません。なお、食べられなくはないが、あまりおいしくはない。
カマス

アカカマスやヤマトカマスといった種類があり、岸からはどちらも釣れる。小型ルアーで比較的簡単に釣れることから初心者にもおすすめのターゲットである。夕方をピークに夜間であってもそこそこ釣れる。概要に面した漁港に多く、大型の港であれば、明かりの下などを中心に夜も釣れる、付き合いの良い魚である。アカカマスなら最大は50cm、ヤマトカマスなら最大30cmほど。塩焼きや一夜干しにするとおいしい。
以上、岸から釣れる身近な魚を紹介してみた。次からは、専門用語の解説を交えながら、それぞれの釣り方について紹介していきたい。