「MOBILITY GAME-GRⅡ」リアルメソッド(釣具のポイントのPB)からコスパに優れたパックロッドが新登場!

cyoshi

釣具のポイントのPB(プライベートブランド)のリアルメソッド。

PBらしく、とてもコスパに優れたアイテムを揃えており、個人的にはけっこうチェックしているブランドだったりします。

そのなかでも、1万円前後の売れ筋価格で展開されているのが、GRⅡというシリーズです。そのGRⅡから新しく発売されたパックロッドが、今回紹介する「MOBILITY GAME-GRⅡ(モビリティゲームジーアールツー)」です。

その名のごとく、モバイル性能に優れたロッドとなっております。

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スペック

品番全長
(cm)
継数仕舞寸法
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
適合ルアー
(g)
適合ラインカーボン
含有率
グラス
含有率
563UL167359690.7/7.7MAX5MAX4lb/PE0.3号98%2%
604L182449750.7/8.0MAX6MAX4/PE0.4号98%2%
724L2184581031.0/9.8MAX15MAX10/PE0.8号98%2%
865ML2605561251.0/10.4MAX24MAX12/PE1.0号98%2%
965M2905621581.8/14.5MAX40MAX PE2.0号98%2%
986H2966552532.2/17.0MAX60MAX PE2.5号98%2%

全5機種のラインアップとなっています。

トラウトやバスのライトゲーム、ソルトライトゲームからショアジギングまで、幅広くカバーしています。

モバイルレングスについては、604Lでアンダー50センチというかなりのコンパクトさを実現していますが、それ以外はパックロッドとしては取り立てて携行性に優れるというほどではありません。

 

素材やガイドは?

RMカーボンという、独自素材を使っているみたいですね。

独自素材といっても、釣具メーカーで素材となるカーボン自体を自社生産しているところはありません。特別に発注しているのでしょう。

ちょっと前まで国産ということを売りに三菱のカーボンを使用していますと謳っていたはずですが、いつの間にかRMカーボンと銘打っていますね。独自性を出すための措置か、はたまた素材価格の見直しで海外製にしたのか。断言はできませんが、前者だと思われます(思いたい?)。

 

ガイドはKフレームが採用されています。リングはトップだけがSICで、ほかは公表されていません。

ライトゲーム向けのロッドは良いですが、ショアジギングなどハードユースのおいてはオールSICが望ましいので、それはちょっと気になるところだったりします。

 

ケースが良いね!

わたしはずっとハードケース不要論を唱えています。

コンパクトさが売りのパックロッドにおいて、よりかさばるハードケースに入れて運搬することは本末転倒だからです。

 

けどケースはほしい。

どんなケース?

 

それは厚手のソフトケースです。

例えばカバンに入れた際に、ほかに入れているものとの干渉によるキズなどを防ぐため、最低限の緩衝のため、それと収納性を考慮すると厚手のソフトケースが最も望ましいと思っています。

 

ハードケースは別売りでいいんですよ。付属にされると、その分だけ価格が上がるわけだし。

 

というわけで、MOBILITY GAME-GRⅡのケースはドンピシャです。素晴らしい。

適度な厚み。1ピースずつ独立した収納。ファスナーでの開閉。ジョイント方式のパックロッドにおけるケースはこれで良いんです。いや、これが良いんです。

 

563UL

UL(ウルトラライト)というパワー表記が示すように、ライトゲーム向けのロッドとなっています。

特に先径0.7mmというかなり繊細なティップとなっており、管理釣り場でのトラウトゲームやショートレングスが流行りのアジングなどが最も適しているといえるでしょうか。

バスのライトリグやメバリングをはじめとしたソルトライトゲームにおいては、十分に対応可能ですがもう少し長さがほしいところですね。


タカミヤ REAL METHOD モビリティーゲーム-GRII 563UL (モバイルロッド)

 

604L

L(ライト)パワーとなりましたが、先径は563ULと変わらず0.7mmなのでティップはそのままにベリーからバットにかけてパワーを持たせた仕様となっています。

6フィートという王道レングスも相まって、淡水、海水問わずライトバーサタイルに使えるロッドといえるでしょう。シリーズ中で最もコンパクトになるのも良いですね。やっぱり持ち運びやすいっていうのは強いです。


タカミヤ REAL METHOD モビリティーゲーム-GRII 604L (モバイルロッド)

 

724L

7フィート台になりました。ソルトライトゲームをよくたしなむ方なら、これ一択でしょう。

防波堤やテトラポッドから釣りをするときって、割と足場が高いことが多いので先にあげた604Lも悪くないですが、できればもう少し長さが欲しいところ。そこにドンピシャなロッドですね。

個人的に、7フィートを超えたらモバイルレングスの関係から5ピースにしてほしいというのはあります。58センチというモバイルレングスがOKなら良い選択肢だと思います。


タカミヤ REAL METHOD モビリティーゲーム-GRII 724L (モバイルロッド)(東日本店)

 

865ML

8フィート6インチというレングスにML(ミディアムライト)というパワー。もうこれは港湾部や小規模河川でのシーバスゲームにぴったりな王道スペックですね。

シーバスだけでなく、タチウオやエギングにも良いですね。

56センチというモバイルレングスは、カバンにスッポリというにはちょっと長いかもしれないけど、モビリティゲームはハードケースではなく、ソフトケースというかカバーのようになっているのでかさばらずに持ち運べます。

最近はテレワークでノートPCを持ち運ぶことが多くなった影響で、ビジネスシーンでリュックサックを使うことが一般的になっていますので、ちょっと大きめのリュックサックをチョイスすればアフターファイブでシーバシングなんてこともできそうですね。

 

965M

M(ミディアム)パワーになりました。865MLとワンランクしか違いませんが、かなりパワーアップしているのが分かります。

先径は1.0mmから1.8mmと一気に太くなりました。元径10.4mmから14.5mmと一気に太くなりました。

サーフゲームやショアジギングにも対応しますし、シーバス相手なら大規模河川やメタル系を用いたゲームなど、865MLとは違ったステージに対応します。

ご自身のメインフィールドに合わせてチョイスするのが良いでしょう。ただ、サーフゲームやショアジギングというと、どうしても都市部ではなくてちょっと田舎になりがちです。そういうところでは車社会であることが普通なので、これまでの機種よりもニーズという意味では少なそうですね。その分、このパワーのパックロッドは競合も少ないですが。


タカミヤ REAL METHOD モビリティーゲーム-GRII 965M(モバイルロッド)

 

986H

シリーズ中で最強パワーと誇ります。自重を見るとある程度強さの予測ができるのですが、253グラムと一気に重たくなりました。965Mとあまりに差があるので表記ミスを疑っちゃうレベルです。

とにかく豪快に使えそうです。先ほど、こういう強いロッドが活躍するのは車社会なところが多いのでニーズが少ないと言いましたが、このレベルになると想定されるニーズがあります。

それはロックショア(地磯)に持ち込む際にコンパクトだと便利ということです。ロックショアでは、ポイントにアプローチするまでにけっこうな悪路を突き進むことが多く、その際にコンパクトになるロッドだと移動がとても楽に、そして安全になります。

また、予備のロッドとして持ち込む場面も多いでしょう。例えば沖磯に渡ったのに途中でロッドが破損して釣りが続行不可能になったら、もう気分は最悪でしょう。万が一に備えて予備ロッドとして持ち込むというのは便利な運用じゃないかなと思います。メインロッドとセッティングを変えてサブロッド運用ということもできますしね。

 

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