ダイワ「レイジー(ショートテレスコモデル)」

cyoshi

ダイワのエントリークラスのシーバスロッド、レイジーに新しいショートテレスコモデルが追加となりました。

既存のモデルも含めて紹介したいと思います。

 

 

広告

スペック

機種全長
(cm)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー重量
(g)
ナイロンライン(lb.)PE(号)カーボン含有率
(%)
希望価格
(円)
T76ML-62.296491251.7/13.97~358~160.6~1.59324,500
T86ML-62.596541351.7/14.87~358~160.6~1.59425,000
T96M-62.906611642.0/16.810~5010~200.8~2.09526,000
T106MH-63.206651842.3/16.812~6012~251.0~2.59727,000

ショートテレスコモデルはすべて6ピースとなっており、いちばん長いT106MH-6でも65センチというモバイル性能を誇っています。

いちばん短いT76ML-6は49センチというコンパクトさで、ベイエリアで使いやすいスペックも相まってアフターファイブに釣りに出かけるのにピッタリですね。

 

デザイン&テクノロジー

レイジーのコンセプトは、手ごろな価格で本格的なブランクです。だから、ガイド素材はトップ以外SICリングではありませんが、ブランクにワンランク上でミドルクラスのロッドに搭載されている「HVFカーボン」が採用されています。

 

【高密度HVFカーボン】

画像

簡単にいうと、カーボン繊維をくっつけるための接着剤(レジン)の量を減らして、筋肉質に仕上げたブランクってことです。より反発力の強い“シャッキリしたロッド”に仕上げることができます。

 

【X45】

画像

竿先に対して、0°、45°、90°の方向にカーボンを巻くことでパワーロスを減少させて、カーボンの持つパワーを最大限に発揮させる製法です。

 

「HVF」は素材に対する技術であり、「X45」は製法に対する技術です。双方をもってラテオなど同社のミドルクラスに負けない高品質なブランクとなっています。

釣具屋で実際に手にとったことがありますが、テレスコモデルとは思えないシャッキリ感があります。

 

 

 

以上、ダイワのレイジーでございました。

価格とスペックが非常にマッチングしているロッドだと思います。ガイドでコストを削って、その分をブランクに回すという割り切った仕様も好感がもてます。

ガイドはトップのみSICリング、それ以外はハードガイド(推定)となっています。ですが、実際にシーバスを釣るにあたってオールSICリングが必須かというとそうでもありません。PEラインを使うとSICリングでなければ欠けるという話がありますが、シーバスくらいでは問題ないでしょう。

とんでもないパワーとスピードでスプリントを繰り返す大型青物とかになってくれば、ぜったいSICリングが良いと思いますが。

 

メインとして使うのなら、今まである程度のクラスの2ピースロッドを使っていた人には、ちょっと物足りないかもしれません。サブロッドとしての使用、あるいはアンダー1万円のエントリークラスのシーバスロッドからの買い替えとしては大変おススメです。

 

広告
記事URLをコピーしました