ダイワ「ラテオモバイル」とうとう人気のラテオにモバイルモデルが登場!

cyoshi

続々と新製品情報が明らかになるこの時期。

驚いたのはパックロッド全体の充実ぶりで、特にダイワはバスやシーバスをはじめ、数多くのジャンルでパックロッドが発表されています。

 

そんななかで、あのコスパ抜群なミドルクラスのシーバスロッドにとうとうパックロッドがラインナップされました。

 

 

 

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スペック

 

品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
ルアー重量
(g)
ライン
ナイロン
(lb)
ラインPE
(号)
カーボン
含有率
(%)
メーカー希望
本体価格(円)
86ML-4 2.59 4 70 125 1.6/12.4 7~35 8~16 0.6~1.5 96 29,000
90ML-4 2.74 4 73 132 1.6/12.9 7~35 8~16 0.6~1.5 96 30,500
96M-4 2.90 4 78 149 2.1/15.2 10~50 10~20 0.8~2.0 98 32,500
106M-4 3.20 4 85 158 2.1/15.2 10~50 10~20 0.8~2.0 98 34,000
110MH-4 3.35 4 89 193 2.2/15.2 12~60 12~25 1.0~2.5 98 35,500

 

テクノロジー

ブランクには、高密度カーボン「HVF」と、斜め方向にカーボンを巻くことで剛性を増す技術「X45」を採用。

 

リールシートは、モアザンなどのハイエンドモデルにも採用されている「エアセンサー」を採用。カーボン製で高強度ながら軽量なリールシートになっています。

 

ガイドはステンレス製のKフレーム+SICリング。さすがにAGS(エアガイドシステム)は搭載してくれませんね。値段相応って感じです。

 

ジョイントには「Vジョイント」を採用。ジョイントに対する技術をPRするメーカーは多くありませんが、パックロッドだからこそジョイントにはこだわってほしいですよね。

 

ラテオモバイルは性能重視のパックロッドか!?

待望のラテオシリーズのモバイルモデルなんですが、個人的に惜しいところがあります。

 

それは4ピースであるということ。

 

シーバスロッドなので、必然的に長くなることは仕方ないのですが、4ピースともなればモバイルモデルとはいえ、まぁまぁのモバイルレングス(仕舞寸法)になります。

ライバルであるシマノの「フリーゲームXT」は、ロングロッドには5ピースあるいは6ピースを採用し、モバイル性能を高めています。

 

このあたりは想定するシチュエーションや構想の違いってこともありますが、個人的にはモバイルレングスを重視したいところです。

 

さて、そんなラテオモバイルは、どんなシチュエーションで活躍するのでしょうか。

 

それは、車を降りてポイントまでの距離があるとき。

これですね。

 

長さにもよりますが、シーバスロッドの2ピースって、たたんでも1メートル以上あるものが多いです。それが割と歩いているときに気を遣うんですよね。

特にロックショアがポイントのときは、釣り場に着くまでに雑木林を抜けて、足場の悪い磯場を通って…なんてことも珍しくありません。そのため、ロッドは背負うなりして、両手をあけておくことが安全上大切だったりしますが、そのとき長いロッドだったらどうでしょうか。

うっそうと茂る木々などに引っ掛かってバランスを崩したり、ロッドが破損したり…。

このとき、モバイルレングスが小さく収まればトラブルは大幅に減ります。

 

また、コンパクトカーが多い昨今、2ピースではトランクルーム(あるいはスペース)に収まらないこともあります。

ラテオモバイルは、いちばん長い11フィート(335センチ)でもモバイルレングスは89センチ。これならトランクに無理なく収まりますね。

 

というわけで、ラテオモバイルはカバンにスッポリとはいかないけど、これはこれでニーズのあるパックロッドだといえます。

ロッドは継ぎ目が増えるほど性能的に不利になるので、4ピースで抑えられている分、それよりもモバイル性能を重視したロッドより性能的に有利となります。シーバスはもちろん、時としてグッドサイズの青物とも戦うようなシチュエーションでの使用が想定されるロッドですから、4ピースくらいに抑えておいて強度を重視するという考え方も納得です。

 

わたしは現在、海なし県の埼玉でチャリで荒川のシーバスを追いかけている身ですから、あんまりこの手のロッドは魅力を感じません。しかし、故郷の伊豆であれば、真っ先に欲しくなるようなスペックだったりしますw

 

パックロッド=車のない人向け

 

というイメージがありますが、車のある人であっても状況によってはパックロッドが活きるケースってたくさんあると思うんですよね。

 

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