釣り人を賑わす「レガリスLTコスパ最強説」
実売で10000円を下回る価格ながら、タフデジギアやATDなどダイワの主要技術を搭載し、かつ軽量に仕上げられているのはポイントが高いです。
スピニングリールは、今もシーバスに使っている12ルビアス2506(ダイワ)を買ったのが最後で、それ以降はベイトフィネス導入に伴ってできるかぎりベイトを使ってきました。
ところが、やりこめばやりこむほどベイトフィネスの限界が見えてきて、やっぱりウルトラライトな領域はスピニングでやろうと思いました。
というわけで、今買うなら話題のレガリスLTしかねぇぜってことで購入しました(^^♪
あ、お金がなかったっていうのは内緒で(-_-)
スペック(2000S)
- モデル名…レガリスLT2000S
- 最大巻取り長…68センチ
- ギア比…5.2
- 自重…190グラム
- 最大ドラグ力…5キロ
- ナイロン糸巻き量…4ポンド100メートル
- PE糸巻き量…0.6号150メートル
- ベアリング…5(ボール)/1(ローラー)
- ハンドル長…40ミリ
- ノブタイプ…I型
- 希望本体価格…9800円
- 主な搭載機構…LTコンセプト、エアローター、ATD、タフデジギア、パーフェストラインストッパー、LC-ABSスプール
開封の儀
真っ赤な箱に入っています。
筆者が釣りを始めたのは1999年頃ですが、どのモデルでもそのときからリールの箱の形だけは変わりませんね。
開けると本体が入っていました。
他にはいっているのは、説明書とワッシャーのみ。いまや布製の袋さえも付属しなくなりましたね。
確かにいらないといえばいらないのですが、昔はエントリークラスであっても当たり前のように付属していたので、なんだか物足りない感を覚えてしまうのは私だけでしょうか。
パックロッドのハードケースと同じで、リールケースを買ってしまえば袋なぞ不要になるので、付属しないで安くしてくれたほうが嬉しくはありますけどね。
外観をチェック!
上からのビュー。
ドラグの部の中央にはダイワの「D」のロゴが光ります。
これは好き嫌いが分かれそうなところですね。
右側からのビュー。
右ハンドルで使うことはありえないので、早速左ハンドルに換えています。
正面からのビュー。
ここでもダイワのロゴが主張してきます。
エアローターのアーチが美しいですね。この形、機能性はさておき、シマノのマグナムライトローターよりも好きです。
左からのビュー。
下からのビュー。
こうやってみると、昨今のリールはボディが薄いですよね。
ハンドルをチェック!
ハンドルはゴールドです。
どちらかといえばゴールドよりもシルバーの方が好きですが、この機種ではデザインよりも機能やコスパを重視していますので我慢しましょう。
LTコンセプトから搭載されてハンドルノブ、良いですよね。
薄くて滑りにくくて持ちやすいです。繊細な操作を要求されるライトゲームにうってつけですよね。
ちなみに残念ながら供回り方式です。
よりシルキーな巻き心地を求めるのなら供回りではないほうが良いのですが、それでも巻き心地は悪くありません。
ドラグをチェック!
ドラグはATD(オートマチックドラグシステム)が採用されています。
実際に魚を掛けていないので使用感は分かりませんが、スムーズな作動と魚の動きに追従して一定の負荷を掛けられるようになっているみたいです。
これより以前に採用されていたUTD(アルティメットトーナメントドラグ)は、魚が一気に走り出したときにドラグが弱くなるという特徴がありました。
これはこれで、急激な走り出しによるラインブレイクを防ぐ効果があったのですが、手でスプールに直接負荷をかけるなどして調整しないと、勢いそのままに走られまくる危険性もありました。
そういったマニュアル操作を排除して、ドラグ性能に任せっぱなしでターゲットを獲れるようにチューニングしたのがATDなのでしょう。
なるほど、オートマチックですね。
ローターをチェック!
もはやダイワリールの標準的な装備とも言えるエアローターを採用しています。
ひとくちにエアローターといっても価格帯によって差があります。
その差は素材です。
高級…ザイオン(カーボン繊維で強化したプラスチック)
普及…DS4(強化特殊プラスチック)
強度的にはザイオンのほうが優れており、原則ザイオン製のほうが軽くなっているはず。
(はず、というのは設計によってその限りではないだろうから)
レガリスはザイオン製であることはありえないとして、恐らくDS4製だと思うのですが、明記されていないので素材不明ですね。
まぁローターが強度不足で破損するってことはまずないでしょうから、あまり気にする必要なありません。
スプールをチェック!
LTコンセプトになってから、ダイワのリールはスプールの形が変わりました。
なにより、それまで大口径だったスプールが他社と変わらないくらいの口径になりました。
最近のスピニングロッドはガイド径も小さくなっていますから、できるだけスプール径も小さい方がラインが暴れなくて相性が良いはずです。
そういう意味では時代の流れに沿った変更ということなのでしょう。
もともと大口径であることでラインにクセがつくことを緩和し、トラブルレスに寄与していましたが、ラインローラー等の進化もあって大口径にこだわる必要がなくなったのかもしれません。
また、ラインストッパーの形状が見直されています。
以前のものよりも止めやすいみたいですけど、このあたりは使いこんでみないと分かりません。
とりあえず開封時点での印象です。
後日実釣を行ったら、使い心地や巻き心地など追記します。
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