【ダイワVSシマノ】ベイトリール対決2021年版

国内リール市場において、圧倒的なシェアを誇るのがダイワとシマノです。最近はアブガルシアも元気ですが、やっぱりダイワとシマノには敵わない。

 

そんなダイワとシマノは、釣り人のあいだで「どっちが優れているか」ということが度々議論になります。

 

ということで、独断と偏見で同価格帯のリールの比較記事を書いてみました。スピニングリール編は別記事でやっているので、今回はベイトリール編です。

 

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【最安クラス】PR100 VS バスライズ

まずは最安クラスのリールから対決です。このクラスのベイトリール、中学生くらいの子が少ないお小遣いでやりとりして、憧れのベイトタックルを揃えるってイメージですね。筆者は、1990年代後半のバス釣りブームのときに中学生だったんですけど、いまはそれくらいの年代で釣りをする子なんてだいぶ減ったんだろうなぁ。

デザイン

【PR100

【バスライズ】

バスライズ [BASS RISE]

スペック

項目 PR100 バスライズ
ギア比 6.3 7.2
巻取長 65cm 77cm
自重 190g 200g
最大ドラグ力 5kg 5kg
スプール径 33ミリ 34ミリ
糸巻量/ナイロン 12lb-120m 12lb-130m
糸巻量/PE 1.5号-230m
ベアリング ボール3/ローラー1 ボール1/ローラー1
ソルト対応
メーカー希望価格 5600円 6700円
搭載テクノロジー 高強度アルミスプール
マグフォース
90ミリアルミクランクハンドル
ソフトタッチIノブ
イージーマグ

コメント

PR100は2021年4月発売の新作ベイトリールです。そのせいもあって、機能的にはバスライズよりPR100のほうが魅力的ですね。

シマノといえば遠心ブレーキなんですけど、このクラスは謎の「イージーマグ」というマグネットブレーキを採用しています。旧型でもシマノ得意のSVSを搭載してほしかったところですね。

両社の最安ベイトリール対決では、ダイワのPR100を推します。ただ、PR100って名前なのに、型番も100ってどうなんだろう。PR100の100番。。。

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【エントリークラス】バスX VS バスワン

続いてエントリークラスのリールです。先ほどの最安クラスと比べると、性能もグンっとアップします。最初の1台として、まず検討するクラスのリールですね。

デザイン

【バスX】

【バスライズ】

スペック

項目 バスX 80SH バスワンXT 150
ギア比 7.5 7.2
巻取長 75cm 77cm
自重 195g 210g
最大ドラグ力 5kg 5kg
スプール径 32ミリ 34ミリ
糸巻量/ナイロン 12lb-100m 12lb-130m
糸巻量/PE
ベアリング ボール4/ローラー1 ボール4/ローラー1
ソルト対応
メーカー希望価格 9000円 9500円
搭載テクノロジー アルミブランキングスプール
マグネットブレーキ
90ミリアルミクランクハンドル
ソフトタッチフラットノブ
SVS
A-RB
スーパーフリースプール

コメント

バスワンXTには、シマノベイトリールの代名詞ともいえるSVSが搭載されています。遠心ブレーキにこだわるシマノイムズを最も手軽に体験できるリールとなっています。

一方のバスXは、ダイワらしいマグネットブレーキ搭載です。マグフォースなど、種類が明言されていませんが、32ミリ径のスプールを搭載し、メカニカルブレーキを0ポジションにしてマグネットブレーキのみでの調整を推奨するなど、これより上位機種にあるSVコンセプトに近い使用感を実現しているものと思われます。

同じ価格帯の2機種ですが、ライトなのがバスXで、パワー寄りなのがバスワンXTとなるでしょう。これは自分の求める釣り方と相談ですね。

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【ミドルロークラス】タトゥーラSVTW VS SLX MGL

ロッドにしてもリールにしても、もっとも「価格の割にめちゃくちゃ使える感」を感じる価格帯です。とりあえず、このクラスを買っておけば不満を覚えることはあまりないかも。

実売で2万円を下回ります。はじめての1台としても、バリエーションのために買い足す場合でも、オススメできるクラスです。

デザイン

【タトゥーラSVTW】

【SLX MGL】

スペック

項目 タトゥーラSVTW
103SHL
SLX MGL
71HG LEFT
ギア比 7.1 7.2
巻取長 71cm 72cm
自重 190g 195g
最大ドラグ力 5kg 5.5kg
スプール径 32ミリ 32ミリ
糸巻量/ナイロン 16lb-40~80m 16lb-80m
糸巻量/PE
ベアリング ボール7/ローラー1 ボール4/ローラー1
ソルト対応
メーカー希望価格 25900円 21000円
搭載テクノロジー TWS
SVコンセプト
UTD
エアブレーキシステム
超々ジュラルミン製SVスプール
85ミリALプレスハンドル
ハイグリップI型ライトノブ
HAGANEボディ
MGLスプール
S3D
SVSインフィニティ
スーパーフリースプール

コメント

ほんとうに似たり寄ったりのスペックをしていますね。下限5グラムくらいで、幅広い対応性を持たせたバーサタイルなリールです。

特に荷物が制限される陸からの釣りでは、幅ひろく対応できるというのは大きなアドバンテージです。また、バス釣りでよく使う5~15グラムくらいのルアーが快適に投げられるようになっているので、とりあえず1台あればだいたいの釣りに対応できる優れものなリールです。

ベアリングの数ではタトゥーラSVTWのほうが多いですが、その分SLX MGLのほうが安価となっています。また、ブレーキシステムはエアブレーキ(マグネット)とSVSインフィニティ(遠心)という、そもそものシステムから違います。

タトゥーラSVTWのほうは分かりやすいアドバンテージがあって、それがモデル名にもなっているTWSの存在です。キャスティング時のレベルワインドを広くとることによって、ラインの放出抵抗を低減した画期的なシステムです。ダイワの特許なのでしょう。ベイトリールにおいては、他社と比べてかなり大きなアドバンテージになっています。

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【ミドルクラス】アルファスSVTW VS スコーピオンMGL

両社のミドルクラスを長年支えてきた機種が相まみえます。両方ともファンの多い、長く支持されてきたシリーズで、特にスコーピオンはひと昔前まで「コスパ最高リール」との呼び声高い名機です。筆者も使っていました。

デザイン

【アルファスSVTW】

 

【スコーピオンMGL】

 

スペック

項目 アルファスSVTW
800HL
スコーピオンMGL
151LEFT
ギア比 7.1 6.2
巻取長 71cm 66cm
自重 175g 210g
最大ドラグ力 4.5kg 5.5kg
スプール径 32ミリ 34ミリ
糸巻量/ナイロン 12lb-45~90m 12lb-110m
糸巻量/PE
ベアリング ボール7/ローラー1 ボール7/ローラー1
ソルト対応
メーカー希望価格 32300円 27000円
搭載テクノロジー TWS
SVコンセプト
UTD
エアブレーキシステム
ゼロシャフト
超々ジュラルミン製SVスプール
HYPER DRIVE DIGIGEAR
HYPER DOUBLE SUPPORT
HYPER ARMED HOUSING (AL)
HYPER TOUGH CLUTCH
マイクロモジュールギア
Xシップ
HAGANEボディ
MGLスプール
S3D
SVSインフィニティ
CI4+
SA-RB
スーパーフリースプール

コメント

アルファスSVTWは、2021年モデルだけあって、HYPER~と名付けられた機能の数々はなんだか分からないけどすごい感がありますね。とはいえ、やっぱりアルファスシリーズに先行したAIRモデルに続いてTWSが搭載されたのが大きいですよね。

スコーピオンMGLは、目を見張るような新技術はありませんが、上位機種に搭載されている技術の多くを搭載し、優等生にまとめられている印象です。

ダイワのSVコンセプトに対して、シマノはMGLスプール。ダイワのエアブレーキ(マグネット)に対して、シマノはSVSインフィニティ(遠心)。両社ともより幅広いルアーを、より快適に、より遠くへ、というベイトリールを作っていますが、アプローチが異なるのが面白いところです。

 

個人的に、スコーピオンのカラーリングが好きではないので、アルファスSVTW推しですね。TWSという分かりやすいギミックもあるし。

ホント、スコーピオンは伝統のスコーピオンレッドで良かったのに、なんで明るい色にしちゃったかな。あのワインレッドこそ、昔から釣りをしている人間にとっては「スコーピオン」なのにね。

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【ミドルハイクラス】ジリオンSVTW VS メタニウム

ちょっと中途半端な位置づけのミドルハイクラス。下の子たちはコスパ最高って騒がれるし、上の子はハイエンドならではの機能性で騒がれる。だいたい、どんな製品でも真ん中らへんっていうのは目立たないものです。

でも、ベイトリールはちがう。準ハイエンドの名に恥じない高機能を持ったリールがいます。特にシマノのメタニウムは名機としてファンの多いシリーズです。

デザイン

【ジリオンSVTW】

ZILLION SV TW

 

【メタニウム】

 

スペック

項目 ジリオンSVTW
1000HL
メタニウム
HG LEFT
ギア比 7.1 7.1
巻取長 75cm 76cm
自重 175g 175g
最大ドラグ力 5kg 5kg
スプール径 34ミリ 34ミリ
糸巻量/ナイロン 14lb-45~90m 14lb-90m
糸巻量/PE
ベアリング ボール8/ローラー1 ボール10/ローラー1
ソルト対応
メーカー希望価格 42800円 44100円
搭載テクノロジー TWS
SVコンセプト
SV BOOST
ゼロシャフト
UTD
G1ジュラルミン製SVスプール
HYPER DRIVE DIGIGEAR
HYPER DOUBLE SUPPORT
HYPER ARMED HOUSING (AL)
HYPER TOUGH CLUTCH
マイクロモジュールギア
Xシップ
HAGANEボディ
MGLスプールⅢ
S3D
SVSインフィニティ
CI4+
コアソリッドボディ
サイレントチューン
SA-RB
スーパーフリースプール

コメント

先に紹介した機種はなんだかビミョーに価格帯が違っていましたが、ここはほぼ同じで比較機種がありました。コンセプトも近いし、真っ向勝負ですね。

ジリオンSVTWは、先のアルファスSVTWの兄貴分そのままに同じ機能を備えつつ、キャスティング性能の根幹であるスプール周りが変わっています。「SV BOOST」という、ダイワの新ブレーキシステムを搭載しており、かなり期待しちゃう仕様になっています。

メタニウムはさすがの質実剛健といった感じで、シマノ伝統のかっちり感があるリールです。実はボディに高級素材であるマグネシウムを使っており、ベアリングの数も多いなど、ジリオンSVTWと比べてコスパの良さを感じさせるところがありますね。

スプール径は両機種とも34ミリと、ベイトリールのスタンダードな仕様となっています。ルアーの下限は5グラム、快適なのは7グラムからとなるでしょう。

「SV BOOST」がどれだけできる子なのか気になりますが、やっぱりメタニウムだよねって方が多いのかなと思います。

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【フラグシップ】スティーズLIMITED SV TW VS アンタレスDC

夢のメカ。それがフラグシップ。

超高価。それがフラグシップ。

過度の性能とそれがもたらすステイタス。それがフラグシップ。

デザイン

【スティーズLIMITED SV TW】

STEEZ LIMITED SV TW

【アンタレスDC】

 

スペック

項目 スティーズLIMITED SV TW
1000HL
アンタレスDC
HG LEFT
ギア比 7.1 7.4
巻取長 75cm 86cm
自重 160g 220g
最大ドラグ力 5kg 5kg
スプール径 34ミリ 37ミリ
糸巻量/ナイロン 14lb-45~90m 14lb-110m
糸巻量/PE
ベアリング ボール12/ローラー1 ボール11/ローラー1
ソルト対応
メーカー希望価格 70000円 77000円
搭載テクノロジー TWS
SVコンセプト
SV BOOST
ゼロシャフト
UTD
G1ジュラルミン製SVスプール
HYPER DRIVE DIGIGEAR
HYPER DOUBLE SUPPORT
HYPER ARMED HOUSING (Mg)
HYPER TOUGH CLUTCH
マイクロモジュールギア
Xシップ
HAGANEボディ
MGLスプールⅢ
S3D
4×8DCブレーキ
CI4+
サイレントチューン
SA-RB
スーパーフリースプール

コメント

フラグシップとなった結果、両社の方向性が違うことが見えてきました。

 

軽量でトラブルレスを志向するスティーズLIMITED SV TW。

とにかくぶっ飛ばす!ベイトの限界に挑むアンタレスDC。

 

さらにブレーキシステムにも違いが。

 

マグネットブレーキをベースとした「SV BOOST」。

まったく新しいブレーキシステムとして誕生した電子制御の「DCブレーキ」。

 

これだけ方向性が違うと、もはや迷わなくなりますね。自分の求める要素はどちらのリールなのか、お好みに合わせてチョイスできます。

わたしとしては、やっぱりフラグシップらしく圧倒的飛距離をアンタレスDCで追い求めたくなっちゃいますね。

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