まとめ系(リール)

【ダイワVSシマノ】スピニングリール対決2024年版

cyoshi

【最近の更新】

24セルテート、24ツインパワーを追記

国内におけるリール市場といえば、ダイワ、シマノの2強状態です。続いてアブガルシアでしょうか。

様々なメーカーから発売されているロッドやルアーと違って、技術的な問題なのか、リールは昔からダイワとシマノがほぼ独占していますよね。過去にはリョービもありましたが、釣り具から撤退して久しいですし。

釣り人のあいだでたびたび議論になるのが「ダイワとシマノ、どっちが優れているか」ということです。

 過去には耐久性ならシマノとか、トラブルレスならダイワといった論調がありましたが、今では明確な差はなくなっていると思います。わたし個人としてはどっちが好きということはなく、ときどきで魅力を感じる機能やデザインのリールを使っているという感じですね。

この記事を2023年版にリライトするにあたって気が付いたのですが、けっこう値上げしていますね。特にシマノは値上げ幅が大きいです。釣具も海外に製造拠点を置いているケースが多いですから、円安の影響が大きかったんでしょうね。

釣種専用リールのバージョンも作成しました。あわせてご覧ください。

 

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【エントリークラス】レブロスLT VS サハラ

まずはエントリークラスのリールから対決です。エントリークラスといえども昨今の技術進歩は素晴らしいもので、十分使えるものになっています。

 

デザイン

【レブロス】 

 

【サハラ】

 

スペック

項目レブロスLT2500Dサハラ2500
ギア比5.35.0
巻取長75cm73cm
自重220g240g
最大ドラグ力10kg9kg
糸巻量/ナイロン3号-150m3号-120m
糸巻量/PE1.2号-300m1.5号-220m
ベアリングボール4/ローラー1ボール4/ローラー1
メーカー希望価格8900円9700円
搭載テクノロジーLTコンセプト
エアローター
ロングキャストABSスプール
ATD
ツイストバスターⅡ
HAGANEギア
Xシップ
サイレントドライブ
Gフリーボディ
AR-Cスプール

コメント

2022年、「サハラ」がモデルチェンジし、「サイレントドライブ」を新たに搭載しました。

低価格帯だと、ダイワのほうが人気がある印象です。「レブロス」は初登場してから数回のモデルチェンジをしており、エントリークラスのリールとして長く支持されています。

軽量なのは「レブロス」ですが、「サハラ」はシマノの根幹技術となる「HAGANEギア」や「Xシップ」等を備えており、強度で勝っています。

どちらのリールも釣りをはじめるときの最初の1台として、あんまりやらない釣りに使うサブリールとして、誰にでも勧められる機能を有しています。

ちなみに私は、2000番クラスのリールが壊れたという父に向けて、父の日に「レブロスLT2000S」を送りました。高齢者な父は重たいタックルを使うとしんどいとのことで、手軽にできるライトゲームが大好きです。よって強度も十分で軽量な「レブロス」をチョイスした次第です。

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【エントリー+クラス】レガリス VS ナスキー

このクラスは、入門用のエントリークラスと、ステップアップ用のミドルロークラスの間にあって、ちょっと目立たないですが、性能は間違いありません。セールになると、下のレブロスやサハラとの価格差もだいぶ小さくなるので、そういうときに買うのが良いですね。

※23レガリスを追記しています。

デザイン

【18レガリス】

【23レガリス】

【ナスキー】

スペック

項目18レガリス
LT3000D-C
23レガリス
LT3000D-C
ナスキーC3000
ギア比5.35.35
巻取長80cm80cm73cm
自重220g195g240g
最大ドラグ力10kg10kg9kg
糸巻量/ナイロン3号-200m3号-200m3号-150m
糸巻量/PE2号-230m2号-230m2号-200m
ベアリングボール5/ローラー1ボール5/ローラー1ボール5/ローラー1
メーカー希望価格11600円13100円13400円
搭載テクノロジーLTコンセプト
エアローター
ロングキャストABSスプール
ATD
ツイストバスターⅡ
タフデジギア
エアドライブローター
エアドライブベール
ザイオンV
タフデジギア
ロングキャストABS
ATD-タイプL
HAGANEギア
Xシップ
サイレントドライブ
コアプロテクト
Gフリーボディ
AR-Cスプール

コメント

「23レガリス」が発表されましたね。値上げしてしまったものの、LTコンセプトからエアドライブデザインへと装いを変えています。数値のうえでの大きな変化は、3000番のリールであるにも関わらず200gを下回ったこと。

「ナスキー」は、軽量さでは「レガリス」に譲るものの、シマノらしいカチッと感があるリールになっています。駆動系では「ナスキー」のほうがセールスポイントが多く、より滑らかな巻き心地を感じられることでしょう。

 毎度言っていることですが、昨今のリールは技術がいくところまでいっており、5年の歳月があったとしても性能が大きく向上することはありません。型落ちモデルは40~50%オフくらいで買えることが多いので、実は「18レガリス」が今のねらい目だったりします。

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【番外編】ミラベル

うまい具合に比較する機種がなかったので、番外編で紹介します。2022年10月、シマノから登場した「ミラベル」です。

デザイン

 

スペック

項目ミラベル2500S
ギア比5.3
巻取長73cm
自重205g
最大ドラグ力2.5kg
糸巻量/ナイロン6lb-95m
糸巻量/PE1.0号-120m
ベアリングボール5/ローラー1
メーカー希望価格16300円
搭載テクノロジーHAGANEギア
Xシップ
サイレントドライブ
マグナムライトローター
コアプロテクト
Gフリーボディ
AR-Cスプール
CI4+ボディ・ローター

コメント

シマノのリールは低価格帯のものを除き、堅牢さを重視した「コアソリッドシリーズ」と、軽さ(本体重量や巻きはじめ)を重視した「MGL(マグナムライト)シリーズ」に分けられています。この「ミラベル」は、「MGL(マグナムライト)シリーズ」に属する最も安価で、コストパフォーマンスが光るリールとなっています。

この価格帯ではダイワリールのほうが軽くなっていましたが、「ミラベル」の登場によってシマノも比肩する軽さを手に入れました。

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【ミドルロークラス】フリームス VS アルテグラ

ひと昔前は、よく入門用として勧められたクラスのリールです。現在は技術の進歩によって、先述のエントリークラスで十分になりましたけどね。初級者~中級者まで、実用性に最も優れたクラスのリールです。両機種とも2021年にモデルチェンジしています。

 

デザイン

【フリームス】

LT2500

【アルテグラ】

 

スペック

項目フリームスLT2500アルテグラ2500
ギア比5.35.3
巻取長75cm78cm
自重200g225g
最大ドラグ力10kg9kg
糸巻量/ナイロン8lb-100m8lb-170m
糸巻量/PE1.0号-100m1.0号-320m
ベアリングボール5/ローラー1ボール5/ローラー1
メーカー希望価格18100円18500円
搭載テクノロジーLTコンセプト
マグシールド
ATD
ザイオンVボディ
エアローター
タフデジギア
LC-ABS
エアベール
CI4+
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
HAGANEボディ
サイレントドライブ
Xプロテクト
Gフリーボディ
AR-Cスプール
ロングストロークスプール
S AR-B
ワンピースベール

コメント

お互いに意識しまくってますってくらい、真っ向勝負なリールですね。

「フリームス」は、2021年のモデルチェンジで「ザイオンV」という新素材を導入しました。新素材というとすごいのかと思いますが、既存の「ザイオン」の廉価版ですね。強度をあげるために樹脂に混ぜているカーボン繊維を「ザイオン」よりも少なくしています。ということは強度が劣るってこと。つまり廉価版ってこと。しかし、これまで使われていた「DS5」という強化樹脂よりは強くなっているので、旧「フリームス」と比べれば着実に性能アップしています。

 「アルテグラ」は、「ザイオンV」のような目新しい素材はありませんが、上位機種にだけ搭載されていた「マイクロモジュールギアⅡ」などの機構を「アルテグラ」にも落とし込みましたよという感じです。このあたりは両社の戦略の違いでもあり、何かと新しいワードをゴリゴリ使って売り出すダイワと、あのテクノロジーがこのクラスで!?という売り出し方が多いシマノです。

筆者的にどっちかと言われるとどっちも良いってくらい拮抗しているなと思います。このクラスは最もコストパフォーマンス(価格に対して性能が良い)が優れているので、後悔することはないですよ。

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【番外編】23レグザ

2023年8月、不人気で型落ちしてから復活はないと思っていた「レグザ」が新登場です。剛性がウリのリールなので、シマノの「ストラディック」に近いのですが、価格的にワンランク落ちるので番外編で紹介します。

デザイン

スペック

項目23レグザLT2500
ギア比5.3
巻取長75cm
自重220g
最大ドラグ力10kg
糸巻量/ナイロン6lb-150m
糸巻量/PE0.8号-200m
ベアリングボール5/ローラー1
メーカー希望価格23100円
搭載テクノロジーエアドライブローター
エアドライブベール
エアドライブスプール
マグシールド
ATD-タイプL
タフデジギア
LC-ABS

コメント

 アルミボディを備えたミドルクラスの堅牢リール。「セルテート」の下位互換といったイメージでしょうか。自重は220gとダイワの同価格帯のリールと比べて重たくなっていますが、やっぱり剛性に優れた金属ボディが良いって人も多いですからね。

 また、ダイワの新コンセプトであるエアドライブデザインがはじめて搭載されたミドルクラスのリールです。もちろん最上位機種と比べると機能は色々と制限されていますが、最新技術がより身近で体感できるのは嬉しいですよね。エアドライブと言いながら、機種名には「LT」の表記があるので、方向性自体が変わったわけではなさそうです。ダイワの標榜する、軽くて強いを実現するためのより良い方法としてエアドライブデザインがあるのでしょう。

 個人的にはエアドライブスプールだけは、ちょっと好きになれそうにないですけど。だってあれ、ずっとダイワがやってきたエアベールを否定したうえに、形は「レブロス」よりもさらに安価なリールと同じようなものなんだもの。

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 こちらはやっぱりお得な旧型(笑)

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【ミドルクラス】カルディア VS ストラディック

お値段もそこそこしますが、その分機能が詰め込まれており、価格と機能のバランスでいえばミドルロークラスに並んで最もコストパフォーマンスに優れているクラスでしょう。一部のエキスパートアングラーを除けば、ほとんどの人はこのレベルで満足でしょう。これよりも上のクラスになるほど、性能の向上を感じにくくなります。

 

デザイン

【カルディア】

LT2500S

 

【23ストラディック】

【旧ストラディック】

 

スペック

項目カルディアLT2500S23ストラディック2500S旧ストラディック2500S
ギア比5.35.15.3
巻取長75cm75cm78cm
自重190g220g220g
最大ドラグ力5kg4kg4kg
糸巻量/ナイロン6lb-100m5ib-110m5lb-110m
糸巻量/PE0.6号-200m0.6号-200m0.6号-200m
ベアリングボール6/ローラー1ボール6/ローラー1ボール6/ローラー1
メーカー希望価格25900円28300円28300円
搭載テクノロジーザイオンV
モノコックボディ
エアローター
LTコンセプト
マグシールド
タフデジギア
ATD
LC-ABS
エアベール
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
HAGANEボディ
インフィニティクロス
インフィニティドライブ
デュラクロス
サイレントドライブ
アンチツイストフィン
Xプロテクト
Gフリーボディ
AR-Cスプール
ロングストロークスプール
S AR-B
ワンピースベール
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
HAGANEボディ
サイレントドライブ
Xプロテクト
Gフリーボディ
AR-Cスプール
ロングストロークスプール
S AR-B
ワンピースベール

コメント

ダイワはLTコンセプトを導入して以来、多くの機種が軽量高強度を標榜しており、全体的に非常に軽量なリールばかりとなりました。シマノは堅牢・高強度なリールと軽量・軽快なリールに住み分けをしており、「ストラディック」は堅牢さを重視したリールなので軽さで大きく劣ります。

その違いを生み出しているのはボディ素材です。「カルディア」にはカーボン強化樹脂である「ザイオンV」が使われています。「ストラディック」には高強度金属である「HAGANE(アルミ)」が使われています。

個人的には現在の技術であれば、カーボン強化樹脂であっても必要十分な強度が保てると考えており、価格が安いことも相まって「カルディア」を推します。特に新採用の「モノコックボディ」のおかげで樹脂ボディといえども堅牢感は増していることでしょう。

一方でアルミ素材は、強度と加工精度の両面で最も優れています。そもそも金属の素材感というのは樹脂素材では再現できませんし、堅牢さという点ではやはりアルミが一番です。樹脂はそもそも金属じゃないので、絶対に錆びないという利点もありますけどね。

また、リールが軽いからと言ってロッドに装着したときに軽く感じるかというとそうではありません。手元に重量がくるほうが軽く感じるケースも多々あります。特にグリップから先が重たいロッド(長いロッド、強いロッド)ほど顕著になりますので、強めのタックルを使っている方は「ストラディック」のほうがしっくりくると思います。

【追加コメント】

2023年9月、「23ストラディック」がとうとう発売されました。「ステラ」にも搭載されたインフィニティ~の一部を搭載しての登場に期待しかありません。ダイワよりも堅牢さに優れると言われるシマノがつくった強度重視のリールですから、普及価格帯ということもあって、かなり人気が出そうな予感です。先に紹介した「23レグザ」を買うくらいなら、もうちょっとお金を出して「23ストラディック」って人が多そうだなぁ。

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旧モデルは大きく値引きされるのが世の常。これはこれでねらい目です。

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【ミドルハイクラス】ルビアス VS ヴァンフォード

ミドルハイは軽さ対決といきましょう。

両者ともカーボン強化樹脂素材を使った軽量モデルで、自重だけ見ればハイエンドクラスにも劣らないレベルとなっています。

 

デザイン

【ルビアス】

 

【ヴァンフォード】

 

スペック

項目ルビアスFC-LT2500SヴァンフォードC2500SHG
ギア比5.16.0
巻取長72cm81cm
自重155g160g
最大ドラグ力5kg3kg
糸巻量/ナイロン6lb-100m6lb-95m
糸巻量/PE0.6号-200m0.6号-200m
ベアリングボール9/ローラー1ボール7/ローラー1
メーカー希望価格42800円33200円
搭載テクノロジーLTコンセプト
ザイオン製モノコックボディ
タフデジギア
マグシールド
ATD
ザイオン製エアローター
シームレス新形状エアベール
2BBラインローラー
ツイストバスターⅡ
エンジンプレート
LC-ABS
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
マグナムライトローター(CI4+製)
Xプロテクト
サイレントドライブ
Gフリーボディ
AR-Cスプール
CI4+ボディ
ロングストロークスプール
S AR-B
ワンピースベール

コメント

「ルビアス」のほうがだいぶ高いですけど、メーカーの位置づけ的にはこの2機種の比較がぴったりでしょう。

単純な軽さではルビアスが一歩リードしています。実用上まったく差がわからないくらいの差ではあるけれども。最軽量モデルになると同じ150グラムですし。注目したいのはスペックでは分からない「軽さ」ですね。シマノは「MGLシリーズ」の名のごとく、「巻きはじめの軽さ」を推しています。

「ルビアス」は左右対称の形状をした「エアローター」を採用していますが、「ヴァンフォード」は左右非対称の形状をした「マグナムライトローター」を採用しています。ハンドルに手を掛けた最初の巻きの軽さ、初動、そこの軽さを体現するための中核機能が「マグナムライトローター」であり、これは上位機種の「ヴァンキッシュ」にはじめて搭載されたときから一定の評価を得ています。

アジングやバス釣りのミドストなど、ライトゲームになればなるほど巻き始めの軽さは際立ってくることでしょう。かと言って、「エアローター」の巻き始めが重たいということではないのですが、そこをアピールポイントとしているのは消費者の受ける印象が違います。

対するダイワの強みといえば「モノコックボディ」でしょう。下位機種の「カルディア」にも2021年モデルから搭載されますが、あっちは「ザイオンV」でこっちは本家「ザイオン」です。軽さと強さの両立というLTコンセプトの中核を担う技術です。軽量モデルは耐久力に劣るのが常ですが、それでも強さをアピールしてくるあたり、長く使える性能という点ではダイワが一歩リードしているでしょう。

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【ハイクラス・パワー編】セルテート VS ツインパワー

2024年、仲良くモデルチェンジした、この2機種。ハイクラスは先ほどの軽量対決とは一転して、パワー重視のリールの勝負となります。

 

デザイン

【セルテート】

【ツインパワー】

 

スペック

項目24セルテートLT3000ツインパワーC3000
ギア比5.25.1
巻取長77cm75cm
自重225g215g
最大ドラグ力10kg9kg
糸巻量/ナイロン8lb-150m12lb-150m
糸巻量/PE1号-200m2号-200m
ベアリングボール10/ローラー1ボール9/ローラー1
メーカー希望価格57600円54000円
搭載テクノロジーエアドライブローター
エアドライブベール
エアドライブスプール
エアドライブシャフト
モノコックボディ
マシンカットタフデジギア
ATD TYPE-L
LC-ABS
マグシールド
マグシールドラインローラー
パーフェクトラインストッパー
ストッパーレスボディ
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
HAGANEボディ
インフィニティループ
インフィニティクロス
インフィニティドライブ
デュラクロス
サイレントドライブ
アンチツイストフィン
Xプロテクト
Gフリーボディ
AR-Cスプール
リジットサポートドラグ
S AR-B
ワンピースベール

コメント

モデルチェンジをしても両機種とも基本路線はは変わらず、剛性を重視しながらも扱いやすい軽さも兼ね揃えたリールとなっています。

セルテートは、ここ数年ダイワが打ち出していたLTコンセプトをさらに進化させた、エアドライブデザインを搭載。ダイワの強みであるモノコックボディとマグシールドも引き続き搭載しており、ベアリングの数は「ツインパワー」を上回っています。その分、価格も上回ってますけどね。

対するツインパワーは、インフィニティ○○という機構を搭載。中でも初搭載から10年以上の月日を経て、あらためて登場したインフィニティループ(超密巻き機構)は一度経験してみたいですね。まるでステラのようなテクノロジーが搭載されていて、昔からステラはちょっと高いけど…って人の受け皿になっているのがツインパワー。ええ、魚釣るのにツインパワーほどの性能があれば十分すぎますからね。

ヘビーにタックルを使う人にとっては軽量モデルよりも、強度と耐久性に優れたモデルが魅力的。タックルバランスによっては、これくらい重量があるほうがしっくりくることもあります。惜しいところは、昨今の物価高騰で両機種とも値上げしてしまったことですね。

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【ハイクラス・ライト編】エアリティ VS ヴァンキッシュ

両者の軽量級の頂点を担うリールの対決です。スピニングリールはここまで軽くなったのかと驚かされるばかりです。それでいてきちんと強い。

2023年は、両社ともモデルチェンジをしました。ダイワの「ルビアスエアリティ」は「エアリティ」へと。シマノの「ヴァンキッシュ」は名称そのままでモデルチェンジです。

 

デザイン

【エアリティ】

【ヴァンキッシュ】

 

スペック

項目エアリティLT2500Sヴァンキッシュ
2500S
ギア比5.15.1
巻取長72cm75cm
自重150g165g
最大ドラグ力5.0kg4kg
糸巻量/ナイロン4lb-150m6b-95m
糸巻量/PE0.6号-200m0.8号-150m
ベアリングボール11/ローラー1ボール11/ローラー1
メーカー希望価格64000円66400円
搭載テクノロジーマグネシウムボディ
モノコックボディ
エアドライブスプール
エアドライブベール
エアドライブローター
エアドライブシャフト
マグシールド
マグシールドローラー
タフデジギア
ATD Type-L
LC-ABS
ツイストバスターⅢ
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
HAGANEボディ
インフィニティループ
インフィニティクロス
インフィニティドライブ
DURAクロス
アンチツイストフィン
マグナムライトローター
Xプロテクト
サイレントドライブ
Gフリーボディ
AR-Cスプール
ロングストロークスプール
CI4+
リジットサポートドラグ
S A-RB
ワンピースベール

コメント

2023年新登場の「エアリティ」は、名称が変わっていますが、実質「ルビアスエアリティ」のモデルチェンジととらえてOKです。フラグシップの「イグジスト」のワンランク下の軽量リールで、早速「エアドライブデザイン」を搭載しており、最新技術が少し手ごろに体験できるようになったのは嬉しいですね。また、「ルビアスエアリティ」に引き続き、マグネシウム素材のモノコックボディを搭載しています。マグネシウムはコストが高く、2000年前半には登場した素材ですが、いまだに最高級素材となっています。高強度樹脂とは違う、金属ボディのかっちり感と圧倒的な軽量感を味わえるリールとなっています。

「ヴァンキッシュ」もモデルチェンジです。シマノの「MGLシリーズ」の頂点に君臨するリールで、発売以来高い支持を得ている人気機種です。こちらもフラグシップの「ステラ」に搭載された機能(主にインフィニティ~)を継承しています。マグネシウム素材の金属ボディを搭載しており、下位機種の強化樹脂ボディよりワンランク上の《軽くて強い》を実現しています。

「ザイオン」や「CI4+」などの強化樹脂が登場するよりも前からマグネシウムはありましたが、今もハイクラス以上のリールはマグネシウムが使われます。それはつまり、マグネシウムこそが《軽くて強い》の最高峰にある素材だということです。

ひとつ気になるのは、両方ともモデルチェンジをして値上がりしていることです。実はモデルチェンジって、単純な値上げに見せないようにして価格改定をするって側面もあるんですよ。新機能を搭載しているのですが、だからといって旧機種よりもコストが掛かるとも限りません。昨今の物価上昇もあって、釣具業界も色々と厳しいのだろうなぁとも思ったり。

 

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【フラグシップクラス】イグジスト VS ステラ

2022年、「イグジスト」と「ステラ」の両雄がモデルチェンジしました!

フラグシップクラスになると、前述のミドルハイから倍以上価格がアップします。本当に突き詰められたスペシャリティモデル。技術の結晶。

はっきり言って「魚を釣る」という行為だけを考えれば過剰性能です。しかしそこには、下位クラスでは味わえない「所有欲」を満たす何かが存在することは間違いありません。

筆者は、子育てが終わって余裕ができたら使ってみたいな~って思ってますw

 

デザイン

【イグジスト】

【ステラ】

 

スペック

項目イグジストLT3000SステラC3000MHG
ギア比5.25.8
巻取長77cm86cm
自重180g210g
最大ドラグ力10kg9kg
糸巻量/ナイロン6lb-150m6lb-150m
糸巻量/PE0.8号-200m1号-190m
ベアリングボール12/ローラー1ボール12/ローラー1
メーカー希望価格103000円87600円
搭載テクノロジーエアドライブローター
エアドライブベール
エアドライブスプール
エアドライブシャフト
モノコックボディ
タフデジギア
マグシールド
マグシールドラインローラー
マグシールドボールベアリング
ATD Type-L
ツイストバスターⅢ
インフィニティクロス
インフィニティループ
インフィニティドライブ
アンチツイストフィン
DURAクロス
HAGANEギア
マイクロモジュールギアⅡ
Xシップ
HAGANEボディ
Xプロテクト
サイレントドライブ
Gフリーボディ
AR-Cスプール
ロングストロークスプール
リジットサポートドラグ
S AR-B
ワンピースベール

コメント

日本が誇る最高峰のスピニングリールたち。「イグジスト」は「エアドライブデザイン」という新たなコンセプトを引っ提げて登場です。

ローターは「エアドライブローター」へと進化しました。形が今までのアーチ型から左右非対称な、シマノ寄りのデザインとなりました。低慣性ローターという点で、このような形のほうが良いのでしょう。前モデルと比べて16%の重量減!とのことです。釣具業界に限らず「○%」という表現をするときは、たいていの場合、効果を大きく見せようとする意図があります。「エアドライブローター」も例にもれず、元々超軽量ローターだったので重量にすると割と微々たるものなんです。しかし、その微々たるものでも確かな性能向上があるのならやる。それがフラグシップの宿命(さだめ)なのです。

あ、個人的に「エアローター」の左右対称アーチデザインは好きでしたけどね。

ベールは「エアドライブベール」になりました。基本構造は既存の「エアベール」と同じですが、小口径化がされたことで、重量が33%減とのことです。ええ、元々の重量が前述のローター以上に軽量なのでさらに微々たるものなんですよね。しかし、その微々たるものでも確かな性能向上があるのならやる。それがフラグシップの宿命(さだめ)なのです。

スプールは「エアドライブスプール」となりました。形状が少し変わっていますが、デザイン的な変更が大きいです。「エアドライブスプール」は超軽量ですが、スカート部分へ軽量化のために穴を開けた肉抜きはしていません。穴を開けて十分な強度を出すにはスプールを肉厚にしなければなりません。穴を開けなければ肉薄にできます。つまり、穴を開けずにスプール全体を肉薄にするほうが軽量化できるってことなんですね。このあたり、さらっと過去を否定しています。なにげにドラグの作動音を鳴らす機構が見直されているのは良いですね。魚を掛けてドラグ音が鳴るとテンション上がるのがアングラーですからね。また、スプールエッジの形状が「Long Cast ABS」と名付けられて変更されています。これによって5%の飛距離アップだそうです。10mだったものが10m50cmに、100mだったものが105mになります。そう、微々たるものでも確かな性能向上があるのならやる。それがフラグシップの宿命(さだめ)なのです。

スピニングリールのエンジンともいえるリニアシャフトは「エアドライブシャフト」に進化しました。ダイワリールのイメージって、シマノのような嚙み合ったシルキーな巻き心地というより軽いって感じの巻き心地でしたが、それがさらに軽くなるのでしょうか。残念ながら「エアドライブシャフト」には○%向上って数値が出てこないので、ここまでの言い回しが続けられません。

ここまで「微々たるものでも…」と、ちょっと皮肉った言い方をしましたが、きちんと数値を示してくれることは親切だと思います。釣りって、どうしても感覚の領域になりがちですしね。また、数字が大きくないだけに信ぴょう性があります。着実に進化していることがよくわかりました。

 

「イグジスト」の「エアドライブ」に対し、「ステラ」は「インフィニティ」を銘打った機能を引っ提げての登場です。

細部まで突き詰められた現代リールにおいて、劇的な進化というのは素材革命がない限りあり得ないです。でも進化しました。その進化ポイントは以下の通り。

まずは「インフィニティクロス」。ギアのかみ合わせをさらに徹底的に良くなるようにして、パワーロスをなくしました。

次に「インフィニティループ」です。俗に言う「密巻き」ですね。「密巻き」は2000年代前半のシマノ機に搭載されていたんですけど、ライントラブルを招くってことで衰退しちゃったんですね。その代わりに出たのが「綾巻き」っていう、密に巻きつつもナナメ方向に巻くことでラインの食い込みを抑えてトラブルを低減した機構になりました。果たしてシマノの「密巻き」はリベンジなるのでしょうか。この「インフィニティループ」は、「密巻き」を超えた「超密巻き」だそうで、そこまで密になるとライントラブルはなくなるのでしょうか。少なくとも、密に巻くことが飛距離のうえで有利ということは間違いありません。コロナ禍では東京都知事の発表から「三密」という言葉が流行りましたが、釣り人にとってのトレンドは「一密」、そう「ステラ」の「超密巻き」だぁ~!

ちなみに「綾巻き」って機構、ダイワだと「クロスラップ」って名付けられてましたが、今では搭載テクノロジーとして出てきません。なくなったのかなと思っていたら、普通に搭載されていて、わざわざ言わなくなっただけなんですね。

駆動系では「インフィニティドライブ」が誕生しました。元々すごくシルキーな巻き心地の「ステラ」なので、劇的な進化はないでしょうけれども、良くなったのでしょう。メインシャフトの支持方法を変更し、特殊表面処理・加工を施したとのことです。擦動抵抗が大幅に軽減ってことを謳ってますが、これまで以上に巻きが軽くなるって、どんな次元なの??そんなの空気じゃん。エアじゃん。エアドライブじゃん。

 

現在のリールって、めちゃくちゃ突き詰められているのでモデルチェンジしたからって大きな進化はありません。そういうことが起きるとすれば素材革新が起きたときでしょうけれども、現状のアルミ、マグネシウム、カーボン強化樹脂、これらよりもリールに適した素材って今後誕生するのでしょうか。

ただ、こういった微々たるものの積み重ねが技術の進歩につながるのです。PCやスマホでは日本は世界に大きく差をつけられてしまいました。しかし、リールにはまだ日本のモノづくり魂が宿っており、その技術は世界の頂点にあります。日本が世界に誇るいくつかの頂点のひとつが宿る道具、それがフラグシップリールなのです。

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