亀川漁港(大分県)でアジング!

cyoshi

※この釣行は2023年9月1日のものです。

仕事が変わって物書きの仕事をするようになった。取材ということで全国の津々浦々を回るようになり、パックロッダーとしては正に出張の空いた時間での釣りを体現するにはうってつけの状態になったわけだけれども、割とスケジュールがきつくて釣りができないことが多かった。

今回、やっとこさ釣りができそうな時間がとれるスケジューリングだったので、一緒に来ていた方からの夕食の誘いを思い切って断り、こっそり近くの漁港へ。短い時間ながら久しぶりのライトゲームを堪能させてもらった。

 

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目指すは大分県別府市!

行先は大分県別府市。羽田空港から飛行機に乗り込み、大分空港へ。そこから空港ライナーという高速バスで別府へ移動する。九州という括りなら福岡には何度か足を運んだことがあるけど、大分県は初めて。

別府駅前に到着して思ったことは、

「思いの外、温泉地っぽくない……」

どうやら別府の本領はJR別府駅周辺ではなく、車やバスで行くような外れたところにあるようで、今回はそっちを周る時間がないので別府温泉の本気を堪能するのは、いつか観光で訪れたときにとっておくとしよう。

私は伊豆半島の出身。山・海・温泉。伊豆と非常に近い属性を持つこの土地に、少し親近感が沸いた次第であった。

 

いざ、亀川漁港へ!

夕方には1日目の仕事が終わった。計画通りホテルに荷物を置いて釣具だけ持ち、亀川漁港へ釣りに行くことにした。亀川漁港をチョイスした理由は、最寄りの亀川駅から漁港までが近いことと、別府駅から2駅というアクセスの良さからだ。

久しぶりの出張中の釣り。これをやろうと思ったら泊まりじゃないと厳しいんだよね。日帰りだと朝早く出て夜遅く帰るパターンがほとんどなので、とても釣りをする時間が捻出できない。

今回は大分なのでさすがに泊まりで日程を組んだ。だから来れたんだよ、亀川漁港に。

 

今回の装備

とはいえ、仕事の荷物を全部持っていくことが前提だから、あんまり釣具を持っていくことはできない。絞りに絞った装備がこちら。

ロッドは、コンパクトゲームGRⅡの605UL。九州発祥の釣具屋「ポイント」のプライベートブランドのロッドだから、きっと大分とも相性抜群。

リールはダイワのレガリス。今年モデルチェンジしたけど、私が所有しているのは旧モデル。ライトゲームならこれくらいのグレードで十分です。やり込んでる人には物足りないだろうけど、自分はそうじゃなくて、ライトゲームは手軽さ重視でなんぼだと思っている派です。

ちなみにラインはPEの0.2号でリーダーはフロロの3lb。

ルアーは近くのタックルベリーで必要最低限だけ買ってきた。ジグヘッドは、ゆっくり誘える0.9gとスピーディーに探れる1.5g。ワームはスタンダードなものをチョイス。

長く釣りをやっていて役立つなぁと思うのは、このあたりの絞り込みができること。想定されるシチュエーションを想像したうえで、このくらいあれば成り立つかなっていう読みができるようになるのである。

 

実釣開始!

久しぶりのライトゲーム。釣りをしながら周りを観察していると、親子連れの人がサビキで何かを釣っている。にらんだ通り、アジが釣れているようだ。迷惑にならないくらいの距離で周辺を探ると早速アタリがあった。

ゼイゴのあたりに掛かっている。スレ掛かりだ。このとき、一抹の不安がよぎる。

「もしかして、スレ掛かりだから釣れたんじゃないか……」

というのも、サイズが小さくて口に掛からないんじゃないかと。アタリはあるのに掛からない。そんな状態に陥るのではないかと思った次第。そしてそれは現実になった。

一瞬だけクンッとティップが引き込まれては、次の瞬間には外れているんです。いい感じの出ごたえがあっても外れる。水上にあげたところでポロッと落ちてしまうことも何度か。

さらにキタマクラがいるみたいで、気がつけばワームが短くなっているし、なかなかにストレスがたまる展開。でも、反応はあるからやめられないみたいな時間が続く。

ワームを変えてもダメ。ジグヘッドを変えてもダメ。マゴバリをつければもう少し掛かったかもしれないけど、今、この場でたくさん釣るためにそれを買いに行こうというほどでもないしなぁ。

ワンキャストで何回もバイトがあるんだけど、釣れたのは全部で2匹という寂しい釣果。

もっと釣りたかったけど、翌日の仕事を考え、終電前にストップフィッシングとすることにした。

 

まとめ

小アジに翻弄された初の大分県釣行。あくまで仕事のついでなので、車があるわけでもないし時間も限られている。シーバスやクロダイ、アオリイカなど、ほかにも候補があったのですが、恐らく釣れないだろうと考え直してアジねらいにしたことは正解だったかなと。

誤算はアジが小さすぎてルアーフィッシングでは厳しかったこと。それでも初場所で確実に釣果を得られたのは嬉しいことだし、アジングならではの繊細さを楽しめて満足してる。

せっかく地方に足を運ぶ機会が増えたので、また時間を見つけては釣りを楽しみたいと思う。

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