6月実績に引き続き、7月実績の人気パックロッドランキングを発表します。この企画はしばらく続けてみて、感触が良さそうなら定番化していこうかなと思っています。
さて、さっそく10位から見ていこうと思いますが、ひとつだけ6月実績から変更があります。
それは、ランキングを機種ごとではなくシリーズごとにするということです。詳しい集計方法は秘密ですが、機種ごとですと、ブログのつくりによって差が大きく出てしまうため、このような区分けとしました。
このランキングは当ブログにおける、ある数値に基づいて作成しておりますので、全くのテキトーというわけではございません。
※( )内はメーカーです。
第10位 90pt ワールドモンスター(アブガルシア)
お求めやすい価格と性能のマッチングで人気のワールドモンスター。
海外フィッシングが流行ってきていることもあって、当ブログを訪れる方々もパワーのあるパックロッドに関心を持っている傾向にあります。
第9位 109pt モバイルパック(ダイワ)
やっぱりダイワは強い。
このモバイルパックは、同社のクロスビートといったテレスコピックロッドと似たような価格帯とスペックだが、仕舞寸法を55センチ以下に抑えていることで差別化しています。
特徴があるロッドではないけど、1万円前後の価格で無難にまとめてきているから、入門ロッドとしてもサブロッドとしても選ばれる傾向にあるのかもしれないですね。
特にこのシリーズの705TMLSと806TMLSは、湾奥シーバスにおススメしたいです。
また、ベイトロッドが2機種ありますが、かなり固めのアクションなので、巻く釣りよりもバスならカバー打ち、海ならロックフィッシュが主な用途でしょうね。
第8位 114pt ワールドシャウラ ツアーエディション(シマノ)
値段も性能も最高峰、ついでにブランド力も最高峰なロッドが先月に引き続きランクインしました。
もし、自分が海外モンスターフィッシングに行けるとしたら、きっと買ってしまうでしょう。人生で数度あるかどうかの釣りですから、絶対に信頼できるものを持っていきたいですよね。
帰ってきたら…何に使おう?ショートレングスでモンスターに挑めるようなパワーロッドって、シーバスとかバスとか、日頃やるような釣りだとあんまり出番がないような気が…。
第7位 122pt B.B.B.(ダイワ)
相変わらずの人気っぷりなダイワのB.B.B.シリーズ。
やっぱりコンパクトな仕舞寸法と必要十分なスペック、そしてダイワという信頼性が人気の秘訣ですかね。個人的にも購入を検討したことがあるけど、ベイトフィネス向けのパックロッドを模索していたときだったので、結局は縁がないままだったんだよね。
もうこれ以上機種が増える見込みはなさそうだけど、色々な釣り方に特化したラインナップが欲しかったなと思いますね。
第6位 149pt ナマゾンモバイル(テイルウォーク)
当ブログ的には人気メーカーのひとつであるテイルウォーク。
冷静に考えるとナマズ向けのパックロッドって貴重ですよね。ナマズに流用できるパックロッドならいっぱいあるから、わざわざ専用モデルを出す必要がなかったっていうのはあるかもしれないですが。
テイルウォークのロッドって、型落ちになったりするとかなり安くなる傾向にあるのに、パックロッドだけは安くならないから、それが不満です。
第5位 164pt 月下美人MXの5ピースモデル(ダイワ)
またまたダイワのロッドです。
今度はメバル・アジ向けのロッドがランクイン。様々な魚種で、それぞれパックロッドをラインナップしてくれるダイワは、パックロッダーにとっては良いメーカーです。
アジ・メバル向けのパックロッドとしては、現状1番オススメですね。コスメ的にも、モバイル性能的にも、不満を与えないと思います。
第4位 174pt 三代目クロステージモバイル(メジャークラフト)
ここでメジャークラフトが初ランクインです。今年発売された三代目クロステージのモバイルモデルですね。
個人的には仕舞寸法が長すぎですが、それが気にならないのなら、価格的にも性能的にもオススメです。
このモデルの特徴といえば、なんといってもエギングモデルがあることですね。エギングが爆発的に流行ったときは、いくつかパックロッドが発売されましたが、定着した今ではパックロッドがほとんどありません。
そんななかにあって、貴重なエギングモデルがあるのがクロステージのモバイルシリーズです。まぁ、ライト~ミディアムライトクラスのシーバスロッドでも流用できますけどね。
第3位 186pt ベンケイのパックロッドモデル(メジャークラフト)
続いてメジャークラフトがランクインです。同じく今年発売されたベンケイシリーズです。
このシリーズは、あまり特殊なモデルはなく、王道ラインナップですね。価格的にも1万円ちょっととお求めやすく、メインロッドにしても十分な性能を兼ね揃えています。
王道ラインナップは良いんだけど、個人的には他のロッドと差別化された変態ロッドが好きなので、ちょっと楽しくないかな。ソリッドティップ搭載のスーパーウルトラライトロッドとか、グラスを多めにした巻物ロッドとか、ワンピースにあるようなとがったロッドがパックロッドにもあると楽しいなと思いますね。恐らく、ほとんど売れないと思いますが(笑)
第2位 371pt アウトバック(テイルウォーク)
前回に引き続き、第2位にランクインしたアウトバックシリーズ。
このロッドの良いところは、なんといってもこだわりのモバイル性能ですね。マルチピースながら、すべての機種で仕舞寸法が55センチ以下という、まさにパックロッドの利点を全面に押し出したようなスペックとなっています。
しかも、短いものは4フィート台、長いものは8フィート台まであり、豊富であり、かつニッチなニーズに応えてくれるラインナップとなっています。
個人的に2017年に発売されたパックロッドのなかで1番のヒットですね。
第1位 448pt トレイルブレイザー(ラパラ)
前回に引き続き、第1位の座をキープしております。早速2連覇達成ですね。
世界で愛され、半世紀以上にわたって活躍するミノーである、ラパラオリジナルフローティングを生んだメーカーがつくったパックロッドですから、皆さんの関心も高いのかもしれませんね。
実際に私もTBC-644Lを購入して愛用しております。コスメ的には決して豪華ではありませんが、フツーに使えるロッドですね。大きな驚きもありませんが、大きな不満もない、ザ・及第点なロッドです。
もしかしたら1番のメリットは、あのラパラのロッドを使っているという自己満足かもしれませんね(笑)
なお、私の所有するTBC-644Lは、ベイトフィネス対応パックロッドとしては1番オススメです。イメージはMLくらいのバス用スピニングロッドをそのままベイトロッドにした感じなので、軽量ルアーを中心になんでも対応できます。
※6月実績のランキングはこちら

コメント