パックロッド

「ストライド」バックラッシュ(釣具店)よりオリジナルパックロッドが新登場!

cyoshi

バックラッシュっていう釣具店をご存じでしょうか。

 

わたしも実店舗は行ったことありませんが、インターネット通販では必ずと言って良いくらい目にするお店です。

 

どうやら今年で20年を迎えるみたいで、ルアーを専門としている釣具店としてはなかなか歴史があるお店だと思います。

 

そのバックラッシュから、いつの間にかオリジナルパックロッドが発売されていました。

店舗オリジナルらしく、メーカー製のパックロッドとはちょっと違う感じの仕様のアイテムが揃っています。

 

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ST-S544

長さ:5.4フィート(約160センチ)

ルアー:5-18グラム

ライン:5-10lb

タイプ:マルチピース/スピニング

継数:4

仕舞:45センチ

 

実は5フィート台のショートレングスで、これだけのパワーを持たせたロッドは貴重です。

それがパックロッドともなればなおさらです。

 

貴重な理由は、あんまり需要がないからなんですけど、ハマる人にとってはハマるって感じですね。

国内の釣りなら、フローターや小型ボートでのブラックバス釣りがど真ん中でハマる感じですかね。

オカッパリでも、取り回しの良さを活かしてキャストスペースが制限されるような、山間部の野池やヤブ漕ぎ必須の河川ポイントなど、使えるところはあります。

 

スピニングにしてはパワーがあるので、ライトリグというよりは、ちょっと前に流行った「パワーフィネス」で使うのが良さそうです。

 

ST-B544

長さ:5.4フィート(約160センチ)

ルアー:5-20グラム

ライン:5-20lb

タイプ:マルチピース/ベイトキャスティング

継数:4

仕舞:45センチ

 

基本的には先述のST‐S554と同じですが、こちらはベイトキャスティングでさらにパワーを持たせています。

活躍するシチュエーション等も似通った感じですが、さらにパワーフィッシング向けでしょうか。

ベイトロッドのMクラスくらいのパワーだと思うので、ショートレングスならではの取り回しの良さを重視するのなら良いと思います。

 

ちなみに、ロッドは長いほど飛距離が出ますので、どちらかと言えば接近戦向けになるでしょうね。

 

ST-S665

長さ:6.6フィート(約195センチ)

ルアー:MAX5/8oz(約18グラム)

ライン:MAX12lb/PE40lb

タイプ:マルチピース/スピニング

継数:5

仕舞:45センチ

 

6.6フィートながら、マックス18グラムまで背負えるスピニングモデル。

長さが短い割にパワーを持たせているあたり、もう明確に海外遠征なんかをイメージしたスペックになってますね。

 

国内での釣りなら、港湾部のシーバスフィッシングに流用できそうです。

もう少し長さが欲しい気もしますが、それを補ってあまりある45センチという仕舞寸法が魅力的ですね。

出張のお供にもっていって、アフターファイブのシーバスフィッシングを堪能するのにどうでしょうか。

 

ST-B665

長さ:6.6フィート(約195センチ)

ルアー:MAX1oz(約28グラム)

ライン:MAX20lb/PE60lb

タイプ:マルチピース/ベイトキャスティング

継数:5

仕舞:45センチ

 

6.6フィートのパワーベイトキャスティングロッドです。

だいたい一般的なベイトロッドのMHくらいのスペックでしょうかね。

 

基本的にはスピニングタックルのほうが釣りの潰しが効くので、遠征に持っていくのならスピニングタックルをおススメしますが、プラスアルファでパワーのあるベイトタックルがあると、予期せぬ大物にも対応できるのかもしれません。

 

強めのベイトロッドってことで、実はロックフィッシュに良いかもしれません。

やっぱり仕舞45センチは魅力的ですよね。

 

ST-B725

長さ:7.2フィート(約215センチ)

ルアー:MAX2oz(約56グラム)

ライン:MAX25lb/PE60lb

タイプ:マルチピース/ベイトキャスティング

継数:5

仕舞:49センチ

 

7フィートオーバーのハードなベイトロッドです。

もう完全に海外遠征仕様でしょうか。

 

国内の釣りなら、これくらいのパワーがあればジギングに流用できそうです。

ジギング用のパックロッドって、ほぼないと思うのでこういうのを流用するのはアリですよね。

 

それから、ビッグベイトを多投するようなロマンあふれる釣りにも使えそうです。

とにかくデカいやつを獲るんだと、そういう気概を持ったパックロッドですね。

 

総評

このストライドシリーズの一番の魅力はすべての機種で50cmを下回るモバイル性能でしょうね。

かなり持ち運びの利便性を意識していると思います。

 

一方で、いまどきKガイドを搭載していないのはマイナスポイントかなと思います。

 

スピニングは一周まわって珍しいYガイドを採用しています。

Kガイド以前に主流だったガイドですが、PEラインとの相性がよろしくなく、Kガイドと比べるとかなりの頻度でガイドへのライン絡みが発生します。

 

全体的にパワーを持たせているラインナップを踏まえると、PEラインを使うことは必須といえそうな感じですが、それなのにYガイドを使うとはいかに???

 

このロッドは実売12800円(記事アップ時点)と結構お手頃な値段です。

しかし、これくらいの価格帯なら、海外遠征を意識するよりも国内の釣りを意識したほうが良かったかもしれません。

というのも、一生に一度または数回しかいけないような海外遠征で、この価格帯のロッドをメインで使おうと思うでしょうか。

わたしなら、同じ海外遠征を意識したロッドならワールドシャウラを用意したくなります。

だって万が一破損しようものなら、貴重な時間を大幅にロスすることにありますからね。

 

そのあたりのマイナス要素が気にならない人、または条件ならば、手頃でモバイル性能に優れた良ロッドと言えるでしょう。

 

 

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