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「TRGRポケビッツ」モバイル性能を突き詰めるとこうなるのだよ

パックロッドの魅力と言えばなんといってもコンパクトになるところ。

 

カバンにすっぽり収まるから、どこにでも持ち運びやすいし、電車など公共交通機関も使いやすい。

 

しかしながら、釣り竿というものはできる限り継ぎ目をなくしたほうが強度や感度、重量などの面で有利になることも事実。

 

だからパックロッドといえども、あまりに継ぎ目を増やしてコンパクトにしたものはあまり作られませんでした。

 

どうしても強度面で不利になるので、折れたりしてメーカー批判につながる可能性もあることを考えると手をつけにくいのかもしれません。

 

 

だが、エイテックは違う。

 

 

なんとこの春、突き詰められたモバイルロッドがTRGRシリーズより登場する。

 

その名は「TRGRポケビッツ」

 

※画像はメーカー公式HPより転載

 

仕舞24センチ!??

※スペック表はメーカー公式HPより転載

モデル 標準全長
(ft)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
元径
(mm)
ルアー
(g)
下錘
(号)
メーカー希望
本体価格(円)
コード
509L 5.0 9 24 69 1.1 12.6 3-12 3-7 9,000 4516508 69180 1
509ML 5.0 9 24 71 1.1 13.5 3-15 3-10 9,500 4516508 69181 8
5510L 5.5 10 24 72 1.1 14.0 3-12 3-7 10,000 4516508 69183 2
5510ML 5.5 10 24 85 1.2 15.0 3-15 3-10 10,500 4516508 69184 9

 

全部で4機種のラインナップ。

 

注目してほしいのは24センチとクソ短い仕舞寸法ですね。

これまでもTRGRシリーズからな「ナノ」や「チビ」など、コンパクトなモデルがありましたが、それらの仕舞寸法でも30センチ台でした。

 

マジでカバンにスッポリです。

 

というか、メーカー的にはぶら下げることを意識してカラビナ付きのソフトケースを標準装備しています。

インバッグどころか引っ掛けバッグまたはベルトループに引っ掛けてって感じでしょうか。

 

 

身近な24センチといえば何があるでしょうか。

 

 

1円玉の直径は2センチなので、1円玉を12枚並べるとポケビッツの長さになります。

 

A4の紙の長辺は約30センチなので、もはやポケビッツより長くなります。

B5の紙だと長辺は約25センチなので、ほぼポケビッツです。

 

500ミリリットルのペットボトルの高さがだいたい20センチくらいなので、それよりちょっと長いくらいです。

 

カバンにペットボトルを入れて持ち運ぶのと似たような感覚で持ち運べてしまう。

それがTRGRポケビッツです。

 

モバイル性能と引き換えになったもの

まず伸ばしても短いですw

 

5フィートまたは5.5フィートですから、昨今のロッドのなかではかなり短い部類ですね。

 

この長さが使われるジャンルといえば、ジグ単向けアジングロッドやトラウトロッドでしょうか。

もちろん使い手の工夫次第でどんな釣りにも使えますが、上記以外ではせいぜいバスフィッシングや海のライトゲームといったところでしょう。

 

 

その短いロッドを継ぎ目を多くすることで24センチを実現しています。

 

5フィートモデルで継ぎ目が9カ所。

5.5フィートモデルで継ぎ目が10カ所。

 

継ぎ目が増えればそれだけ強度的に不利になるから、スペックに合わないルアーを投げたりするのは辞めたほうがいいですね。

不意の大物が掛かったときなんかは、色々とスリリングかもしれませんw

 

それからテレスコピックなので継ぎ目がすっぽ抜ける心配はありませんが、使っていくうちにガイドの位置がずれることが多くなりますので、ちょっとフラストレーションを感じる場面があるかもしれません。

 

ナイトゲームで、かつ明かりの少ないところでやっていると気が付かないうちにガイドがずれていたりしますので、そういうシチュエーションでの使用はあんまりしないほうがよさそうです。

 

ここまで短いとハードケースのほうが良かったのでは?

わたしはパックロッドにはハードケースが不要だと思っています。

 

必要な人はメーカー別売りのものを買ってもらうなり、図面ケースなどの代用品でまかなってもらって、その分だけ本体価格を下げてほしいと思っています。

 

しかし、このロッドにはハードケースを付属したほうが良かったんじゃないかなと。

 

なぜなら、これだけ短い仕舞寸法だとカバンの中に入れることが多くなり、ほかの道具と接触します。

その過程で破損する可能性も十分に考えられますので、外部から圧力がかかっても大丈夫なようにハードケースにするべきだったんじゃないかなと。

 

とはいえ、これだけ短いとルアーや小物を入れるプラケースにも入るので、付属のソフトカバーに入れたうえでプラケースに入れて運搬するのが1番良いかもしれませんね。

 

 

 

ガイドがついていないのべ竿では仕舞24センチは普通ですが、ガイドがついているものでこの仕舞寸法は他にありません。

 

どこにでも連れていけるモバイル性能としては最高でしょう。

実釣性能は犠牲にされていますが、そもそも釣り竿がないと釣りはできないですから、まずは現場に持っていけるということが大正義ってことです。

 

あとは子供向けの小さいバッグにもスッポリ入っちゃうので、5フィートという短いレングスと相まってキッズ向けとして活用するという考えもあるのかなぁと思います。