ダイワ「ネオステージAY」アユ釣りだけに使うのはもったいない!実は唯一無二のスペックをもったパックロッドでした

鮎(アユ)

日本の原風景と聞くと、きれいな清流とこの魚が浮かんでくるのはわたしだけでしょうか。

古くから友釣りという、アユを泳がせて縄張りを守るために体当たりしてきたアユを掛ける釣り方で親しまれてきた日本を代表する淡水魚です。

アユを泳がせて釣るんだから、ルアーでも釣れるんじゃないか。

ルアーフィッシングをたしなむ多くの方が考えたことと思います。でも、実践した人は割と少なかったんじゃないでしょうか。

そんな皆さんの想像が、もしかしたらニュージャンルとして完成するかもしれません。国内最大手のダイワが専用ロッドと専用ルアーを携えて、とうとう動き出しました。

 

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外観とスペック

品名 全長
(m)
継数
(本)
仕舞
(cm)
自重
(g)
先径/元径
(mm)
適合ライン
(lb)
カーボン
含有率
(%)
メーカー
希望本体
価格(円)
90MLS-4・S 2.74 4 73 98 0.8/10.7 3-10 96 32,000
90MLB-4・S 2.74 4 73 107 0.8/10.7 3-10 96 32,000

4ピースのスピニングとベイトが1機種ずつです。

友釣りに使う竿って、めちゃくちゃ長いんですよ。9メートルとか(フィートじゃないよ)。

さすがにルアーロッドとなると、そんな長さは現実的じゃないので9フィートという、スタンダードなレングスとなっています。友釣りと違ってキャスティングできますからね。

しかし、73センチという中途半端なモバイルレングスはイマイチですね。いっそのこと6ピースにしてモバイルレングスを求めてほしかったです。

 

アユ釣り用という特殊性が生んだ唯一無二の仕様

私自身、アユ釣りの経験は一切ありません。よって、このロッドがアユ釣りにどうなのかってことは記事にできません。それよりもパックロッドなんだもの。メイン用途以外に何ができるかってことこそがパックロッドの大事な部分でしょう。

というわけで、既存のジャンルに当てはめると何ができるのかを掘り下げていきたいと思います。

 

まずは仕様を見てみましょう。

穂先はわずか0.8ミリのソリッドティップです。これって、ウルトラライトクラスのメバルロッドやアジングロッドの領域です。

それでいて9フィートというロングレングス。ウルトラライトクラスのメバル・アジングロッドは総じて短く、5~7フィートくらいのレングスがほとんどです。

つまり、0.8ミリのソリッドティップという繊細さを持ちながら、9フィートというレングスのロッドは貴重だということです。パックロッドであることも相まって、唯一無二のスペックをしています。特にベイトモデルは2ピースロッドまで含めても、こんなスペックのルアーロッドは存在しません。

 

アジング、メバリングに使う

もうスペックとしてはピッタリですね。しかし、アジングロッドで9フィートのロッドはありません。

メバリングロッドで9フィートのロッドは少ないですが存在します。しかし、大型向けにオーバーパワーでチューブラーティップなものばかりで、ソリッドティップを搭載したものはほとんどありません。

このロッドでは極細ソリッドティップを活かして、軽めのジグ単を遠投してセンシティブな魚もヒットさせちゃうなんてことができます。

ただし長い分だけ操作性は損なわれるので、状況に合わせて使っていきましょう。

 

クロダイに使う

これもピッタリですね。ネオステージAYは、スペックとしてはライトなクロダイロッドに近いと思いました。

クロダイロッドでも、7~8フィート台のロッドがほとんどなので9フィートという個性を活かすのが良いです。アジングやメバリングと同様に、軽めのリグを遠くに届けられること、渋いバイトをしっかりと乗せられること、これが強みとなっています。

 

シーバスに使う

春先のバチ抜けなど、シーバスロッドでもソリッドティップが採用されているようなジャンルが良いでしょう。繊細なティップが欲しい釣りってわけですからね。

ネオステージAYはかなりライトなロッドなので、シーバスにはパワー不足です。50センチくらいまでが釣れるポイントで使った方が良いですね。

 

ちょい投げに使う

防波堤から狙うシロギスなど、ちょっとした投げ釣りにも流用できます。投げ釣りって割と仕掛けが長くなるので、ロッドにもそれなりのレングスが欲しくなります。また、エサに食いついた魚が違和感をもちにくいよう、柔らかい穂先が向いています。

ネオステージAYは、きっちりこれら要素を兼ね揃えています。

 

 

以上、ネオステージAYをアユ釣り以外に流用するという観点で記事を書いてみました。

いちルアーロッドとして見ると、その唯一性が際立っています。特にベイトタックルとなれば、このロッド以外に実現できない仕様が完成します。

(他のロッドだと、フィッシュマンのbeams inteが近い感じですが、あちらは7.9フィート)

本来の用途通りにアユ釣りに使うのが良いのでしょうが、あまりにも際立ったスペックをしていたためにこのような記事となりました。

ネオステージAYというネーミングのAYは、恐らくアユ(AYU)からきているのでしょう。しかし、AYにおさまらないポテンシャルを秘めたロッドだと感じます。

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