ご無沙汰しております。5月、6月と何度か釣行を重ねたものの、荒川シーバス様に振られっぱなしのワタクシでございます。
最近は梅雨が本気を出して雨が続きますが、レインウェアを着て出撃!・・・する元気はなく自宅警備を重ねております。
さて、ちゃっかりモデルチェンジをした、定番パックロッドシリーズ「TRGR」 新シリーズはティップトップというネームが付いておりますが、意味が良く分かりませんな(笑)
触った印象では、デザイン面は変更されているが、性能面はあまり変化がないような気がします。
とはいえ、選択肢の少ないパックロッドにおいて、ショアからのルアーフィッシングを網羅するラインナップは魅力的ですよね。
できれば、ガイドをSICにして、ブランクにもう少しシャッキリ感を持たせたグレードアップモデルがあるとうれしいなと思います。
今回はラインナップの中から魚種別に使えそうなモデルを見てみましょうか。 ワタクシの独断で適した魚種を5段階評価していきます。
S606UL
●全長:6フィート
●継数:6本
●仕舞:38cm
●自重:77g
●先径:0.7mm
●元径:10mm
●ルアーウェイト:2−5g
トラギアのULモデルは、すべて先径が細く扱いに注意が必要です。また、かなり柔らかく、ベリーからグイっと曲がりますね。
管釣りでのスプーニングや小バスと戯れるなら良いかも。渓流で使うにはちょっと柔らかすぎるかな。
管釣りトラウト★★★★★
渓流トラウト★★★☆☆
ブラックバス★★★☆☆
メバル・アジング★★★☆☆
S666L
●全長:6フィート6インチ
●継数:6本
●仕舞:40cm
●自重:90g
●先径:1.2mm
●元径:11.3mm
●ルアーウェイト:3−10g
Lになるとだいぶ硬くなります。レギュラーテーパーって感じの曲がり方で扱いやすいですね。淡水でのルアーフィッシングに幅広く対応できるのではないでしょうか。
ブラックバス★★★★★
トラウト全般★★★★☆
メバル・アジング★★★☆☆
◆S766UL
●全長:7フィート6インチ
●継数:6本
●仕舞:46cm
●自重:90g
●先径:0.7mm
●元径:10.8mm
●ルアーウェイト:2−5g
ULモデルは長くなっても柔らかいし、先径は変わりません。長い分だけバッドが残る印象で、6フィート以下のモデルより多少パワーアップしています。
メバルやセイゴなど、港湾部でのライトゲームにはこれがあると楽しめますね。
メバル・アジング★★★★★
セイゴ狩り★★★★★
ハゼング★★★★★(やったことないけど想像で)
◆S806M
●全長:8フィート
●継数:6本
●仕舞:48cm
●自重:116g
●先径:1.7mm
●元径:14.9mm
●ルアーウェイト:5−40g
トラギアは他のロッドの感覚よりもワンランクパワーを上げたほうが良いです。
これはスペック上40gまで背負えるのに、重量は116gと超軽量!高級ロッドならとにかく、このクラスで軽量ってことは強度がないということですね。 これも実用的にはせいぜい25g程度までと思ってよいかと。
フッコクラスメインの港湾シーバスには最適なモデルかなと思います。エギングなんかにもこのクラスが良さそうですね。
港湾シーバス★★★★★
エギング★★★★☆
ライトショアジギ★★☆☆☆
◆S906H
●全長:9フィート
●継数:6本
●仕舞:53cm
●自重:152g
●先径:2.1mm
●元径:16.1mm
●ルアーウェイト:10−45g
とうとうHモデルがラインナップされましたね。
上記のS806Mと比べると、ルアー上限は45gとあまり変化がないのに対し、重量は152gと大幅アップ。1フィート長くなったことを差し引いても、こっちのほうが実用値に近い数値だと思いますね。
1オンスクラスのジグをブンブン投げてジャカジャカするなら断然こっちですが、それでも少し強度が不安かな。
シーバスには、磯などの過酷なところを除けば幅広く対応できるかと思いますね。
シーバス★★★★★
ライトショアジギ★★★★☆
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