この夏の休暇は、実家に帰省しました。
実家は伊豆になりまして、夏の伊豆といえば青物やブラックバス、渓流トラウトなど、やりたい釣りがたくさんあるわけですね。
ところが帰省するのに一人ではなく、奥さんと元気な息子ちゃん2人と一緒になるので、満足な釣行時間など確保できるわけもないわけですね。
しかしどうしても釣りたい。普段ホームグラウンドとしている荒川では出会えないターゲットばかりなのだよ、伊豆っていうところは。
そこで、ちょっとコンビニに行ってくると言い残し、ちゃっかり近くの渓流を攻めてみることにした。
渓流というのは毎年微妙に違った顔を見せる。それは、台風や大雨などで増水した際に岩が流されたり、大小の土砂崩れが発生することが原因である。特に今回訪れた小規模な山岳渓流タイプであればなおさらである。
この日も当てにしていた淵がなくなっており、代わりに以前よりも深くなった淵を攻めることにした(写真の淵)
この渓流では、ミノーイングでよく釣っていたが、この日はチェイスはあるもののヒットまで至らない。スプーンに変えてスローに攻めるものの、ミノーよりも反応が薄い。 結局、写真の淵ではヒットさせることはできなかった。
その後、ポイントを変えて少し遡上しながら攻めるも、サイズが小さくヒットにまで至らない。このまま続けていても状況打開できそうにないので、スピナーに変えることにした。
この日は、ベイトフィネスタックルを使っており、装着したスピナーは5グラムあることからキャストが決まりやすくなった。前述の通り、小規模渓流であることから遠投の必要はない。ピッチング主体で確実かつソフトにアプローチできるようになった。
スピナーに変えて3投目、ルアー目がけて岩陰から黒い影が飛び出すのが見えた。それからすぐにロッドティップがアタリを感じ取った。
久しぶりの渓魚の引きを堪能しつつ上がってきたのは20センチほどのヤマメであった。この川ではアマゴしか釣ったことがなかったため、ヤマメが生息していたことに驚いた。
1匹釣って目的を果たしたところで、奥さんから「どこに行ってるの」コールがあったため帰宅することにした。正味1時間足らずの釣行ではあったが、久しぶりの渓流での釣りと釣果に大満足の釣行となった。
帰って炭火で塩焼きにしておいしくいただきました。息子たちから「うまい」と大変好評であり、息子の渓流魚デビュー(食のほうね)も無事に飾ることができました。
メジャークラフト「ファインテールトレッキング&トラベラーFTT-B524UL」
ダイワ(Daiwa)「シルバークリーク スピナーZ 1060」
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