折れると悪名高いメジャークラフト。色々調べると、確かに初期不良だなぁと思うものもあるけど、個人的には悪い印象はない。
これまでメジャークラフトのロッドは3機種使ってきた。
- ザルツのエギングモデル
- 2代目クロステージのシーバスパックモデル
- ファインテールトレッキング&トラベラーのベイトモデル(現在も使用中)
どれも折れるなんてことはなかったし、値段の割に良くまとまっているなという印象。
私が「メジャークラフトは折れやすい」と考える理由は以下の通りだ。
- 販売量が多い故に比例して初期不良も増える
- 初心者から選ばれる傾向にあるため、扱いの不慣れさから折ってしまうことが多い
- ロッドを軽量につくっているため、強度が不足しがち
以上である。初期不良は仕方ないけど、雑に扱わなければ折れやすいということはないと思う。
ただ、初心者に選ばれやすいけど、店頭で持った時の印象を良くするためか、軽くてピンピンしたロッドが多い。そういうロッドはどうしても強度が弱くなっちゃうから、実は初心者向けではないのかもね、メジャークラフトって。
さて、前置きが長くなりましたが、ベンケイの新しく追加されたパックロッドモデルを見てみましょう。
ベイトキャスティングモデル3機種
BIC-664M
レングス:6.6フィート
ルアー:1/4-3/4オンス(7-21グラム)
ライン:10-16ポンド
アクション:レギュラー
プライス:¥12000
ど真ん中なベイトロッドといった感じ。基本的なスペックで、とりあえず1本ベイトのパックロッドが欲しいっていうときは、これになりそうだね。
BIC-664MH
レングス:6.6フィート
ルアー:1/4-1オンス(7-28グラム)
ライン:12-20ポンド
アクション:レギュラーファスト
プライス:¥12500
さっきのモデルよりもパワーアップして、1オンスまで背負えるようになった。カバー打ちとかヘビーユースにどうぞ。
BIC-704H
レングス:7.0フィート
ルアー:3/8-1.1/2オンス(10-42グラム)
ライン:12-25ポンド
アクション:レギュラーファスト
プライス:¥13000
とうとう長く、そしてガッチガチになりました。ビッグベイトも使えそうなパワー。ライギョとか、フロッグゲームにも良いかもね。
スピニングモデル3機種
BIS-644UL
レングス:6.4フィート
ルアー:1/32-1/4オンス(1-7グラム)
ライン:3-7ポンド
アクション:ファスト
プライス:¥12000
繊細なウルトラライトパワーのモデル。ライトリグはもちろん、ソルトでは流行りのアジングにも使えそう。
BIS-644L
レングス:6.4フィート
ルアー:1/16-1/4オンス(2-7グラム)
ライン:4-8ポンド
アクション:ファスト
プライス:¥12500
ライトパワーで、バーサタイルスピニングという位置づけか。ライトリグに加えて小型のプラグなど、軽量ルアー全般に対応できそうだ。
BIS-664ML
レングス:6.6フィート
ルアー:1/8-3/8オンス(3-10グラム)
ライン:5-10ポンド
アクション:レギュラーファスト
プライス:¥13000
パワースピニングモデル。PEラインを使ったパワーフィネスとか、軽量ルアーでカバーをガンガン攻めるぜ!ってときはこれ。あとはプラグ主体とか。
ベイトフィネスという釣りがあるが、実際はパワーのあるスピニングのほうが使いやすいと思う。スピニングは基本バックラッシュしないし。
以上、全6機種が新登場となりました。
メジャークラフトは、1万円くらいの価格帯でパックロッドをラインナップしてくれるのが良いね。
サブロッドとして買い求めやすい価格だし、メインとしても充分な性能を持っている。すげー満足ってことはないけど、及第点な使い心地で持ってくる、これが個人的なメジャークラフトの印象かな。
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