ソルトルアーではお馴染みのアイマ(ima)。
そのアイマルアーのなかでも、トップクラスのロングセラーとなっているのが、今回紹介するB太70です。
もはや大定番のベイエリアシンキングシャッド
※偉大な先輩であるラパラカウントダウン7センチとの比較
【スペック】
サイズ:70ミリ
ウェイト:8グラム
タイプ:シンキングシャッド
価格:1500円(税抜)
まさに食べごろサイズなルアー。ウェイトは8グラムあって、ライト~ミディアムライトくらいのシーバスロッドで扱いやすく、まさにベイエリアでのゲームをつよく意識した仕様ですね。
※上からの写真
横から見ると体高があるけど、縦軸で見ると結構スリムで、まさにシャッド体型ですね。ネームには、お馴染みのパックマン型アイママークが入っていて、アイデンティティを主張しております。
※正面からの写真
御覧の通り、リップは結構ワイドです。この薄型ワイドリップがB太のアクションを生み出しているんだろうな。
B太は、非常にアクションレスポンスが良く、スローから気持ちよくアクションしてくれます。
アクション自体は、タイトなウォブリングで、手元にブルブル感がはっきりと伝わってくるので、はっきりとアクションしていることが分かり、ルアーの位置もつかみやすいです。初心者にもやさしいルアーですね。
このルアーとの思い出
大阪在住時代、もっぱら港湾部でセイゴ~フッコクラスを主体に数釣りを楽しんでいました。そこは、船だまりと運河が複合したポイントで、ストック数は多いもののプレッシャーが高く、食わせるためにはストラクチャーをタイトに狙う必要がありました。
秋のトップシーズン、いつもは安定のラパラカウントダウンで反応があるのに、この日はなぜかさっぱり。ルアーローテで2番手に選んだのがB太70でした。
大潮の下げ、かなり流れの強い運河の出入り口。強いライトが水面を照らしていて、足元の護岸にはっきりと明暗が出来ている。
その護岸際を引いていたとき・・・明るい場所を泳ぐB太に60アップのシーバスが猛烈バイト!(明るいからハッキリ見えた)
すかさずアワセるものの、手元に重量感は伝わってこない。それどころか、B太もいなくなっている。
なんと、こんなときに限ってリーダーすっぽ抜けが発生していました。
結局、自分のミスでその魚は獲れなかったんだけど、当時絶対の信頼を寄せていたラパラカウントダウンでも食わせられない魚を食わせられること。明るくてバイトシーンがハッキリ見えたことから、今でも印象に残っている一幕です。
独断と偏見のルアー評価
飛距離 ★★★★☆
70ミリのリップ付きプラグとしては優秀。固定重心でありながら飛行姿勢が安定しています。
アクション ★★★★★
スローからピッチの細かいウォブリングを見せます。レスポンスの良さはシンキングミノー(シャッド)のなかでも随一じゃないかな。
デザイン ★★★★☆
特に目を引くものはないけど、全体的にまとまっていて、釣れる気にさせてくれる。個人的にアイマの目が好きなんだよね。
コスパ ★★★☆☆
70ミリプラグで1500円だから、普通かな。最近はルアーも高いから、ちょっと良心的なのかな。
総合釣獲力 ★★★★☆
港湾部にシーバス狙いにいくのであれば、ひとつは持っておきたいルアーだと思う。このサイズのシンキングミノー(シャッド)は、シーバシングにおけるスタンダードルアーと言えますね。
コメント