いきなりだけど、私はスティックベイトが好きです。
例:着水後のフォール⇒ラインがスゥーっと走る。
例:トゥイッチで水中をビュンビュンとダート⇒猛スピードチェイス
バイトの出方が良いですよね。オフセットフックのノーシンカーだと、根掛かりしにくいから場所を選ばず使いやすいし、フォールやタダ巻きでフィネスでも、トゥイッチでリアクションでも誘えるしね。
今回はティムコより発売された新スティックベイト「ロコベイツ シャイナースティック」をレビューします。
高比重すぎないから脆くない
スティックベイトといえば有名どころはゲーリーヤマモトのセンコーでしょうか。同じ3インチサイズで比較すると太さは似通っていますが、これはお尻がちょっとシェイプアップされています。
ノーシンカーリグで使うにはちょっと軽めではありますが、その分だけ高比重すぎないので、強度はソコソコあります。1匹釣ったら壊れて使えない、ファイト中に飛んでいくってことはあまりなさそうです。
また、高比重すぎないってことはフォールスピードもゆっくりなので、シャローでもある程度フォールアクションを見せながら誘うことができます。
トータル的にほどよい比重って感じですね。ノーシンカーリグでもそれなりに飛距離が望めるギリギリのラインといった感じでしょうか。これよりも軽くなるとベイトフィネスタックルではなく、スピニングタックルの独壇場でしょうね。
意外とダート幅は狭い
スティックベイトのノーシンカーといえば、個人的にはやっぱりトゥイッチでダートさせて使いたいです。ダートさせて使うワームの最高峰は、今も昔もスラッゴーだと思っているけど、国内では品薄で手に入らないんだよね(スラッゴーは厳密にはジャークベイトだけど)
一時期はスラッゴーの代役を探すためにスティックベイトを漁ったこともあります。果たしてシャイナ-スティックはスラッゴーの代役となるのでしょうか。
結論を言うと、、、期待していたよりもダート幅は狭いですね。
後からホームページを確認したら、ダートというよりも流行りのI字系アクションを想定しているみたいで、そりゃ真逆のアクションとなるダートは期待できないわw
むしろこの機会にI字系アクションを取り入れてみようかしら。
背中側にはスリットというか、フックを出すときのガイドラインとなる溝があるので、セッティングがいくらかしやすい。
税込778円!コスパは普通かな。
ティムコの発売するソフトルアーは総じて高めなので、あんまり買うことはないんだけど、同じスティックベイトのセンコーやドライブスティックよりも若干安かったので、これをチョイスしました。
入数は10本だから、定価なら1本あたり77.8円。こう考えると、ワームって割と高いですよね。1番シンプルなノーシンカーリグでも、これにフック代を足せば100円を超えるでしょう。100円玉をブン投げているんだと思うと、なんだかもったいない気がしてくるから不思議ですね。
新品のハードルアーなら夏目漱石・・・じゃない野口さんをブン投げているようなもの。なんだかとても贅沢な遊びに思えてくる。
エコギアやケイテックのワームは1本あたり60円を切るから好きです、個人的に。
安いからこそ、ロストのダメージが少ない。
ロストのダメージが少ないからこそキワドイところを攻められる。
キワドイところを攻められるからこそ釣れる。
やっぱりコスパって大事ですよね。
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