ダイワのミドルレンジのバスロッドである「エアエッジ」
2万円前後の価格帯ながら、HVFカーボンやX45などの本格素材、製法が用いられており、価格と性能のバランスが良いモデルとして人気を博しています。
前々から、1ピースや2ピースならコスパの良いロッドがあるんだから、そういうやつのモバイルバージョンを作ったらいいのになと思うことがしばしばありました。
エアエッジもそう思っていた機種のひとつ。
そしたら2019年、とうとうモバイル版が出るみたいじゃないですか。
これは今年の注目機種のひとつになることまちがいなし!
デザイン
※画像は公式HPより転載
まずはベイトモデルです。
このご時世、コルクグリップってあたりがたまらないですね。
塗れるとすべりやすいとか、つかっているうちに黒ずんでくるとかって声があって、EVAのグリップが多くなっている昨今ですが、やっぱりコルクのデザインっていうのはいいですよね。
続いてスピニングモデルです。
おなじくコルクグリップがたまらんですね。
よーく見るといま主流のKガイドじゃない??
スペック
※スペック表は公式HPより転載
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
自重 (g) |
先径/元経 (mm) |
ルアー重量 | ライン | カーボン 含有率 (%) |
メーカー 希望本体 価格(円) |
JAN コード |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(g) | (oz.) | (lb.) | |||||||||
664MLB | 1.98 | 4 | 54 | 110 | 1.7/14.9 | 3.5~14 | 1/8~1/2 | 6~14 | 99 | 28,200 | 218528 |
664M/MLB | 1.98 | 4 | 54 | 112 | 1.8/10.9 | 5~18 | 3/16~5/8 | 7~16 | 99 | 28,500 | 218559 |
694HB-SB | 2.06 | 4 | 57 | 134 | 2.8/12.9 | 11~113 | 3/8~4 | 14~30/PE#3~5 | 99 | 30,500 | 306621 |
6104MB | 2.08 | 4 | 57 | 122 | 2.1/11.9 | 5~18 | 3/16~5/8 | 7~16 | 99 | 28,500 | 218535 |
6104MHB | 2.08 | 4 | 57 | 126 | 2.1/12.9 | 7~21 | 1/4~3/4 | 8~20 | 99 | 29,500 | 218542 |
644UL/LS | 1.93 | 4 | 53 | 98 | 1.2/9.9 | 0.9~7 | 1/32~1/4 | 3~8 | 99 | 28,200 | 218566 |
644L/MLS-ST | 1.93 | 4 | 57 | 101 | 1.0/10.4 | 1.8~11 | 1/16~3/8 | 4~10 | 99 | 29,000 | 218597 |
664ML/LS | 1.98 | 4 | 54 | 100 | 1.5/10.4 | 1.8~7 | 1/16~1/4 | 4~8 | 99 | 28,500 | 218573 |
684ML+S | 2.03 | 4 | 55 | 108 | 1.6/10.6 | 3.5~11 | 1/8~3/8 | 5~11 | 99 | 29,500 | 218580 |
なにがたまらないって、モバイル版にも関わらずこのラインナップの多さ。
(*´Д`)ハァハァポイント高いですよ、これは。
ベイトモデルで5機種、スピニングモデルで4機種。
これだけあれば、バスフィッシングで用いるおおよその釣りは補完できちゃいますよね。
惜しいのは4ピースオンリーってこと。
仕舞で50cm台なので悪くはないんだけど、40センチ台の仕舞になると違う次元のモバイル性能が手に入ります。
50cm半ば~後半だと、カバンにすっぽりとはいかずにちょっとはみ出ちゃうんだよね。
もちろん使うカバンによるけども。
注目機種はこれだ!
こういうラインアップの豊富な機種が発売されたときこそ、あえてバーサタイル的な王道ロッドは避けるべきだと思っています。
なんでかって、バーサタイルな味付けのロッドはパックロッドのなかでもいっぱいあるわけで、それよりもラインナップされにくい特化ロッドこそ貴重だと思うんだよね。
そういう意味で注目機種は「694HB-SB」と「684ML+S」ですね。
まず694のほうですが、ビッグベイトまで背負えるスーパーパワーロッドです。
けっこうやる人が限られているジャンルだと思うんですけど、それをパックロッドでやっちゃうあたりがロマン度をさらに増加させてくれます。
あとはそのパワーを活かして、世界の怪魚ハントのお供にもよさそうです。
というか、そっち用途のほうが需要がありそうな気もしますね。
684のほうは、バスフィッシングにおいてはパワースピニングになります。
おかっぱりなどで足場が制限されているときは強引なファイトが必要だったり、抜き上げることもありますので、太めのラインと組み合わせればどんなシチュエーションでも安心です。
また、シーバスやチニングにも対応できますので、なにかと潰しのきく1本だと思います。
これくらいのレベルのものはパックロッドとはいえ十分にメインで使えます。
パックロッド=サブロッドではなく、メインでガンガン使っていきたい人にもおすすめな逸品ですね。
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