アブガルシア「ZoomSafari(ズームサファリ)」キャンプなどアウトドアのお供にピッタリ!

cyoshi

2021年2月、ベイトロッドの項を追記しました。

 

サファリっていうと、なんだか冒険っぽくてワクワクしてきませんか?アブガルシアから2020年5月、そんな冒険心をくすぐるパックロッドが新登場しました。

エントリーモデルとなりますので、釣りがメインでない人にとっても手に取りやすくなっています。

 

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スペック

製品名タイプ継数全長(ft/cm)仕舞(cm)標準自重(g)先径(mm)ルアー(g)ライン(lb)使用材料パワーテーパー/アクション製法メーカー希望本体価格(税抜)
ZoomSafari ZMSS-404ULSP44’0″ / 12237.3762~63~6カーボン95%,グラス5%UL/ウルトラライトFR/レギュラーファーストチューブラー¥9,500
ZoomSafari ZMSS-505LSP55’0″ / 15235.6882~83~6カーボン95%,グラス5%L/ライトFR/レギュラーファーストチューブラー¥10,500
ZoomSafari ZMSS-605LSP56’0″ / 18342.01132~104~8カーボン95%,グラス5%L/ライトF/ファーストチューブラー¥11,500
ZoomSafari ZMSS-705MLSP57’0″ / 21349.41443~204~10カーボン95%,グラス5%ML/ミディアムライトF/ファーストチューブラー¥12,500
ZoomSafari ZMSS-805MSP58’0″ / 24456.51475~258~12カーボン95%,グラス5%M/ミディアムFR/レギュラーファーストチューブラー¥13,500

4フィートから8フィートまで、様々な魚種や状況に応じるラインナップとなっています。また、すべてパックロッドのためモバイル性能に優れています。

特に6フィート以下の機種では、45センチ以下のモバイルレングスとなっており、カバンに無理なく収まるサイズとなっています。

 

位置づけとしてはエントリークラスのロッドとなります。実売で1万円を下回ってくるような価格帯なので、サブロッド運用であったり、キャンプなどアウトドアのついでに持っていくようなときも手に取りやすくなっています。

 

4,5,6フィートはトラウトやバスなどの淡水の釣りがメインで、7,8フィートはシーバスやちょい投げ釣りなど海水の釣りがメインとなります。

とりあえずいろいろと使うのなら、6フィートモデルがよさそうです。海釣りでもメッキやカマスなどのライトゲームから、あまり飛距離を必要としない港内であれば、ちょい投げでキスなどを釣ることもできます。

 

デザイン

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特徴的な2層に分かれたコルクグリップになっています。自然素材は、EVAよりも冒険チックな感じになりますね。

フロントグリップは廃されており、リールシートの形状も特にデザインされていない円筒状のものです。

このあたりは安価なこともあってコストをあまりかけていない感じがありますが、同時にレトロ感もあって、むしろオシャレかも。

 

ガイドはKフレームではありません。また、リングはSICやアルコナイトではなくOリングとなっています。このあたりはエントリークラスなので仕方ないところでしょうか。

 

リング素材はいいとして、このタイプのフレーム形状はPEラインとの相性が良くありません。もし、PEラインをメインに使うような釣りをするのであれば、あまりオススメはできません。ちょい投げのようなキャスティング回数の少ない釣りならマシですが、ルアーフィッシングのようなキャスティングを繰り返す釣りではガイド絡みのトラブルが気になることでしょう。

付属するのはハードケースではなく、竿袋だけのようですね。このブログで何度も言っていますがハードケースは要りません。その分コストを削って安くしてくれたほうが嬉しいです。

だから、ズームサファリのこの仕様は良いと思います。

 

まとめ

デザインや価格帯は良いですが、やっぱりガイドフレーム形状が気になりますね。

ナイロンやフロロカーボンラインがメインとなる淡水のゲームには良いですが、PEラインを使うゲームではやめたほうが良いです。

とはいえ、このロッドのターゲットは釣りがメインの趣味ではないライトユーザーでしょうから、そういう人がPEラインを使うとも考えにくいですが。

 

私なら、山岳渓流に4フィートモデルを持ってアマゴやヤマメ狙いといきたいですね。キャンプ場の近くには管理釣り場があるところも多いですから、そういうところで美味しい川魚を釣って、串にさしてBBQするなんて、想像しただけでワクワクしますよね。

 

海辺キャンプなら「ZMSS-705ML」や「ZMSS-805M」の出番です。サビキをつけてイワシやアジを狙うもよし。イソメをつけてキスを狙うもよし。

どうしても釣れないときは、足元の岩の隙間やテトラポッドの隙間にエサを入れてみよう。キングオブ付き合いの良い魚であるカサゴやソイが釣れるはずだ。

 

自分で釣って、自分で料理して食べる。子どもにそんなアウトドアな経験をさせたいですね。さらに目の前でいっぱい釣れば家族のヒーロー間違いなし!

 

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2021年3月ベイトモデルが追加!

待望のベイトモデルが追加となります。

製品名タイプ継数全長
(ft/cm)
仕舞
(cm)
標準自重
(g)
先径
(mm)
ルアー
(g)
ライン
(lb)
使用材料パワーテーパー/
アクション
製法メーカー希望
本体価格
(税抜)
ZoomSafari ZMSC-464LBC44’6″/13741.4901.22~84~8カーボン95%,グラス5%L/ライトFR/レギュラーファーストチューブラー¥12,500
ZoomSafari ZMSC-565LBC55’6″/168391041.42~104~12カーボン95%,グラス5%L/ライトFR/レギュラーファーストチューブラー¥13,500
ZoomSafari ZMSC-665MBC56’6″/19844.61511.79~288~16カーボン95%,グラス5%M/ミディアムFR/レギュラーファーストチューブラー¥14,500
ZoomSafari ZMSC-765LBC57’6″/22952.11531.252~156~12カーボン95%,グラス5%L/ライトF/ファーストチューブラー¥15,500

ベイトモデルとなると、希少価値がグッと高まります。

キャンパーをメインターゲットにしたロッドとのことなので、果たして釣りを専門にしていないキャンパーに、どれだけベイトタックルが受け入れられるかは未知数ですが。

 

個人的には「ZMSC-765L」に注目です。

7フィートオーバーのベイトパックロッドというだけで珍しいのですが、パワーがL(ライト)に設定されているのが良いですね。長めのベイトロッドというと、とにかくパワーをもたせたモデルが多いなかで、ライトゲームを中心に汎用性のあるこのスペックは素晴らしいです。

港湾部や小規模河川なら、シーバスにも使えるし、バスフィッシングにだって対応できる。シーバスもバスも釣れる荒川中流域のような場所にはうってつけのロッドだと思います。もしかしたら買っちゃうかもしれないってくらい。

 

惜しいのはガイドがスピニング同様にOリングでKフレームではない点です。希望価格から見ても、アルコナイトリング+Kフレームくらいの仕様にしてほしかったところです。ベイトタックルでPEラインを使う場面はスピニングよりもずっと少ないので、大きなデメリットにはなりませんが、私は使うのでそうしてほしかったです。

しかも、スピニングモデルよりもベイトモデルは割高になってしまっています。ベイトロッドのほうがガイドの個数が多くなるので、パーツ代としては高くなる傾向にありますが、それでも2000円くらいは高くなっていますね。

スピニングよりもベイトのほうが売れにくく、生産数も少ない傾向にあるので、そのあたりが反映されているのかもしれません。

 

とはいえ、楽しみなロッドであることには間違いありません。キャンパーの方だけに訴求するにはもったいないロッドに仕上がっています。アングラーのみんなも使ってみようじゃないか。

 

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