メガバス「VALKYRIE World Expedition」アングラーよ、世界と戦え!

cyoshi

東京オリンピックですね。

せっかくの日本開催なのに、新型コロナウイルスのせいで全然盛り上がらないのが残念で仕方がないです。来週開幕ってホント?

日本のトップアスリートたちが世界のライバルたちを相手に、あらゆる競技で熱い戦いを見せてくれます。スポーツって、ホントに良いですよね。個人的にオススメなのが柔道です。スパッと一本が決まった瞬間がたまらなくて、世界選手権などよく見ていました。

ところでさ、我々アングラーも世界と戦う時代になったみたい。

メガバスから、熱いメッセージが込められたワールド系パックロッドがデビューです。

 

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スペック

項目(単位) VKC-58ML-4 VKC-68M-4 VKC-65MH-4 VKC-78H-4 VKC-711XH-4 VKC-80XXH-4 VKS-610ML-4 VKS-76M-4
VKS-88-99MH-5.5
レングス(ft.in) 5.8 6.8 6.5 7.8 7.11 8 6.1 7.6 8.8-9.6
アクション レギュラー レギュラー ミディアムファスト ミディアムファスト ミディアムファスト ファスト ミディアムファスト ミディアムファスト
ミディアムファスト
ルアー(g) MAX30 MAX35 MAX70 MAX120 MAX150 MAX180 MAX20 MAX40 MAX70
ライン(lb-PE号) MAX20-2号 MAX25-2.5号 MAX30-5号 MAX40lb-6号 MAX50lb-PE8号 MAX50lb-10号 1.5号 2.0号 3.0号
自重(g) 124 141 154 198 214 271 130 183 267
継数 4 4 4 4 4 4 4 4 5.5
ブランク素材(%) カーボン85-グラス15 カーボン85-グラス15 カーボン80-グラス20 カーボン70-グラス30 カーボン70-グラス30 カーボン70-グラス30 カーボン85-グラス15 カーボン85-グラス15
カーボン75-グラス25
モバイルレングス(cm) 49 58 54 65 67 67 59 66 59
希望価格(円) 25500 27500 28000 30000 31000 32000 28000 29500 33000

全部で11機種がラインアップされています。うち2機種は1ピースロッドなので、除外しています。ええ、うちはパックロッド専門ですので。

とにかくパワー重視なのが見て取れると思います。そりゃ、時として自分よりもデカイ魚と対峙することも想定しているわけですからね。アングラーにとって、自分よりデカイ魚を釣るって、ひとつの目標だと思います。自分自身、いつか達成したいなと思っています。

 

ワールドっぷりを見てみよう

いかにこのロッドが世界を意識しているのか、それは対象魚のなかに世界の怪魚たちが含まれていることから伺えます。

頑張って一覧にしてみました。

魚種 VKC-58ML-4 VKC-68M-4 VKC-65MH-4 VKC-78H-4 VKC-711XH-4 VKC-80XXH-4 VKS-610ML-4 VKS-76M-4
VKS-88-99MH-5.5
ブラックバス
トラウト
ナマズ ○(大型)
雷魚
シーバス ○(ボート) ○(ボート) ○(ビッグベイト) ○(ビッグベイト)
ロックフィッシュ ○(ライト・ボート) ○(ボート) ○(ボート) ○(大型) ○(大型)
サワラ
青物 ○(小型) ○(小型)
フラットフィッシュ
チヌ
メッキ ○(大型)
タコ
サメ
エイ
マングローブジャック
ピーコックバス
パイク
パーチ
ザンダー
アロワナ
トーマン
バラマンディ
ストライパー
マハシール
ソガリ
オオグチユゴイ
イトウ
アカメ
パプアンバス
マーレーコッド
ドラド
ガンユイ
ナイルパーチ
ピラルク
ムベンガ
アリゲーターガー
チャオズイ
キングサーモン
タイメン

メガバスのHPを調べると、そんなに細分化する?ってくらい、細かく魚種が書かれていました。なんだかよく分からない魚もいるけれども(;^ω^)

有名どころでは、ピーコックやバラマンディ、あとは日本国内で野生化したものが見つかって話題になったアリゲーターガーとかね。

あとそれから、えーと、チャオズィ・・・

ああ、

時系列順】餃子(チャオズ)の年齢まとめ【ドラゴンボール超まで】 - ドラエト

これね。

やっぱりワールドスペックは見据えているところが違いますね( ^ω^ )

この魚は自爆の危険性があるので、釣りあげた際の取り扱いには細心の注意を払おう( ^ω^ )

 

際立つVKS-88-99MH-5.5の個性

ラインアップのなかでも変わり種なのが、VKS-88-99MH-5.5です。

8フィート8インチの5ピースロッドとしても、9フィート9インチの6ピースロッドとしても使えちゃうマルチパックロッドとなっています。ガイドのついていないピースによって調節するため、ラインを通した状態でもサクッとスイッチができます(以下、この機構をスイッチスタイルと呼称します)。

スイッチスタイルは、PROXの「ソルトセイスFE」や、メジャークラフトの「ファインテールトレッキング&トラベラー」でも見られますね。正直、そこまで劇的な変化はないですが、対応幅が広がることは間違いありません。

このロッドが想定しているワールドモンスターを狩るにあたり、一切の悔いを残さないためにも、この少しの変化にこだわりたいこともあるでしょう。いっそのこと、全機種スイッチスタイルにしても良かったのではないかと思います。他社との差別化という点でもメリットがありますからね。

 

 

ワールド系のロッドは、そのパワー故に意外と出番がないのが問題です。シーバスやバス、トラウトといった日本の対象魚を見据えた場合、ほかに専用のパックロッドがたくさんありますから、ちょっと競争力に欠けてしまいますしね。

これだけ「ガチ」なワールド系ロッドなので、ぜひとも海外渡航した際に使ってほしいです。しかし、現在は残念ながら新型コロナウイルスの影響で簡単に海外へは行けません。それなら、収束を願って国内怪魚ハンティングに精を出すのも良いかもしれないですね。

 

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