シマノの2021年秋冬製品から、パックロッド愛がヒシヒシと感じる件。注目はゾディアス!

cyoshi

どうしちゃったんですかね、シマノさん。

元々はあまりパックロッドに力を入れているメーカーではなかったのに、昨今はエントリークラスからハイエンドクラスまで、まんべんなくパックロッドをラインアップしています。

近年のパックロッド人気の高まりを踏まえてってことはあるでしょうが、それでもそんなに増やしちゃって良いの?ってくらい充実しています。

この2021年秋冬製品でも、続々と新アイテムがあったのでご紹介します。

 

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ゾディアス〈パックロッド〉

ゾディアス (パックロッド)
品番全長
(ft.)
全長
(m)
テーパー継数
(本)
仕舞寸法
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
ルアーウェイト
(g)
適合ライン
ナイロン・フロロ(lb)
グリップ長
(mm)
カーボン含有率
(%)
ガラス他
含有率(%)
本体価格
(円)
C58ML-45’8″1.73F447.91021.75~157~1421696.93.122,500円
C66ML-56’6″1.98F543.71071.65~157~1422996.23.823,000円
C610M-56’10”2.08F546.11201.77~218~1624495.74.323,500円
C72MH-57’2″2.18F548.11321.810~3010~2027097.12.924,500円
S64L-56’4″1.93F543.11051.53~103~620397.62.422,500円
S68ML-56’8″2.03F545.11101.64~124~820897.72.323,500円
S70M-57’0″2.13RF547.11151.55~155~1023397.82.224,500円

シマノが誇る大人気バスロッド、ゾディアスにパックロッドモデルが追加となります。

多くの方より支持されていることこそ、性能がきちんとしていることの証左です。また、レングスが6フィート台では4ピースを採用するメーカーが多い中で5ピースを採用しており、全機種で50センチ以下という優れたモバイル性能も魅力的です。

個人的に注目なのが、「C58ML-4」です。既出の1ピース、2ピースモデルにもない、パックロッドモデルのみの品番です。個人的にショートロッドの取り回しの良さが大好きで、スピニングと違ってキャスティング時に片手で操作が完了するというベイトタックルのレスポンスの良さを一層引き立ててくれると思っています。もし、5フィート台のロッドを使ったことのないのであれば、一度使ってみて欲しいですね。

 

セフィア エクスチューンMB

セフィア エクスチューン MB
品番全長
(ft.)
全長
(m)
継数
(本)
仕舞寸法
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
エギサイズ
(号)
適合ライン
PE(号)
リールシート位置
(mm)
リールシート
タイプ
カーボン
含有率(%)
本体価格
(円)
S83ML8’3″2.51553.61001.61.8~3.80.4~1333UPLOCK98.252,000円
S86ML8’6″2.59555.81051.61.8~3.80.4~1333UPLOCK98.252,500円
S86M8’6″2.59555.51021.62~40.5~1333UPLOCK97.853,000円

エギング向けのパックロッド自体が少ないなかで、ハイエンドクラスのパックロッドが登場です。

パックロッドというと、エントリー~ミドルエンドクラスの機種が多い中で、シマノはハイエンドクラスのパックロッドを充実させています。すでに先行しているので言えば、「ポイズンアルティマ」「エクスセンスMB」「ワールドシャウラ ツアーエディション」が挙げられますが、そこに「セフィア エクスチューンMB」が加わりました。

8フィート台で5ピースながら、100~105グラムという異次元の軽さを実現しています。持ち運びの便利さを活かして、アングラーがエントリーしにくいような地磯であったり、沖磯であったりにアプローチしたいですね。

そういった意味では、パックロッドだから初級者~中級者向けということではなく、ビッグサイズを求めてアクティブに動き回る上級者向けのロッドといえるでしょう。

 

ソアレ エクスチューンMB

ソアレ エクスチューン MB
品番全長
(ft.)
全長
(m)
継数
(本)
仕舞寸法
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
ルアーウェイト
(g)
適合ライン
ナイロン・フロロ(lb)
適合ライン
PE(号)
リールシート位置
(mm)
リールシートタイプカーボン含有率
(%)
本体価格
(円)
S510SUL+-S5’10”1.78449620.80.4~81~30.1~0.4194DOWNLOCK99.148,500円
S68UL-S6’8″2.03455.5680.80.4~81~30.1~0.6253DOWNLOCK9949,500円
S76UL-S7’6″2.29551720.80.5~51~30.1~0.6295UPLOCK9951,500円

ロックフィッシュやアジングといったライトソルトゲーム向けのソアレにも、ハイエンドパックロッドが新登場です。

一番長い「S76UL-S」でも自重が72グラム。ハイエンドらしい圧倒的な軽さを実現しています。

 

 

2021年下半期に、一気に3機種が新たに追加されました。これで、ブラックバス、シーバス、エギング、ライトソルトゲーム、フリースタイルのハイエンドパックロッドがラインアップされることになります。

一方でミドルローエンドクラスには「フリーゲームXT」、エントリークラスには「ルアーマチックMB」や無印の「フリーゲーム」があり、各価格帯や対象魚種別にとても充実しています。また、ミドルエンドには、シーバス向けの「ディアルーナMB」やブラックバスには今回の「ゾディアス」など、人気の高い魚種ではさらに細分化されています。

近年、シマノロッドはとても評判が良いです。そんな様子を受けて、シマノとしても攻勢をかけている部分もあるのでしょう。大手メーカーらしい販売力を活かして、細かなニーズにも対応してくれるのが嬉しいですね。

 

ハイエンドパックロッドというのはけっこう売れにくいジャンルで、生産量も少ないことが予想されます。欲しい人は発売されたら早めにチェックしたほうが良いですよ。

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