3月13日、墨田川下流の永代橋付近にシーバスフィッシングに出掛ける。
結果、ベイトの気配すらまったくなくノーバイト。
3月14日、荒川温排水ポイントにバスフィッシングに出掛ける。
結果、淡水系大型魚のスレ掛かりのみ。
本当に釣れない。時期的にも確率が高いわけじゃないけど、何かのはずみで釣れても良いだろ。
なんだか自分は人よりお魚を引き付ける力が弱い気がする。。。
さて、今回は釣れなかった釣行記じゃなくて、タモ網をナイロン網からラバーコーティングネットに変えたところ、ちょっと感動するくらい快適になったので、そのことを書き綴ってみます。
ナイロン網の弱点
ロッドでもタモ枠でも、可能ならワンピースが性能的にも強度的にも一番良い。これは構造上仕方のないことですよね。
じゃあ、なんでツーピースやフォーピースのロッドがあるのかといえば、小さく折りたためることで持ち運びが便利になるからですよね。
タモ枠も一緒です。
シーバスに使うことを想定すれば、タモ枠の内径は最低でも50cmくらい欲しいところですが、ワンピースだと大きすぎて持ち運びが不便です。普段から車で釣行するよって人は問題ないでしょうが、バイクや電車で釣りに行く人にとっては現実的じゃないですよね。
だから3つ折りや4つ折りのタモ枠を使います。これならコンパクトになるから、バイクのメットインやカバンにも収納できますね。
さぁ釣り場に到着しました。タモを広げましょう。
ナイロン網の弱点はこの部分です。折り畳みのタモ枠を広げるときに、ジョイント部分に絡まるんですよ。
しかも場合によっては、かなり複雑にからまって取りにくいし、無理に引っ張れば網やタモ枠の破損につながります。
これから釣りを始めるぞってときに、キツク絡まっていると、それをほどく作業だけでイライラマックスになります。ラインと違ってカットするわけにもいかないし。
これをなんとか回避できないかってことで、今回ラバーコーティングネットを試してみました。
ラバーコーティングネットを装着したタモ
これが先端のジョイント部分です。
次に左右のジョイント部分。
最後に根本のジョイント部分。
見ての通り、ナイロン網に比べて目が細かいためにジョイント部分にネットが噛みにくいです。また、ハリがあるために絡まりにくいです。
ナイロン網は枠と通すところはリリアン糸みたいなコシやハリのない素材が使われているから、噛みやすいし絡まりやすかったんですよね。
例えばリールのローターとかにPEラインが絡まったときをイメージしてもらえれば分かりやすいと思うんだけどコシ、ハリのないものは絡まるとタチが悪いんですよね。
また、ナイロンは素材の特性上、逆にクセが付きやすいんですが、ラバーコーティングネットの場合はクセが付きにくいので、広げた瞬間にパラっと開くのも良いところです。
とにかく、タモ準備作業のイライラが一気に解消されました。
ラバーコーティングネットは、ナイロン網に比べて少し重たいので、持ち運ぶことを考えると少し不利ですが、それを補ってありあまる特性を持っています。
ジョイント部分に絡まることがナイロン網のデメリットなので、逆に言えばジョイント部分のないワンピースのタモ枠ならデメリットにはなりません。
折り畳みのタモ枠を使っている方、ぜひとも一度ラバーコーティングネットを試してみてほしいです。ネットだけなら1000円くらいであるしね。
ラバーコーティングネットが最初から装備されているタモ枠もあります。
私の場合、タモ枠はあったのでこの替え用ラバーコーティングネットを購入しました。
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