世界的な老舗ルアーメーカーであるラパラより発売されている、トレイルブレイザーにこの度タイラバモデルが新登場するそうです。
トレイルブレイザーで一番ライトなベイトモデルは私も愛用しており、シンプルながら必要十分な次元で実釣性能をまとめた良いパックロッドです。
トレイルブレイザーのインプレはこちら

これまではブラックバスをはじめとする、ショアからの釣りを強く意識したシリーズでしたが、タイラバといえばオフショアの釣り。
果たしてどのようなロッドになるのでしょうか。
スペック
モデル名 TRAIL BLAZER MADAI DOCAN DRIVER(トレイルブレイザー マダイ ドカン ドライバー)
型番 TBC6104M/TR
レングス 6.10フィート
継数 4ピース(マルチピース)
ルアー マックス150グラム
ライン 0.6~1.2号(PEライン)
アクション レギュラーファースト
タイプ ベイトキャスティング
・・・ドカンドライバーってなんだろうね。。。
オフショアロッドにパックロッドは必要か?
さて、、、わたし自身、タイラバという釣りの経験が全くございませんw
なんか言えっていわれても無理です。
よって、スペック的なところというよりも、オフショアロッドにパックロッドがラインナップされることの是非について語りたいと思います。
船からの釣りの場合、チャリなどと違って現場で移動することはありません。
だから到着するまでにコンパクトなことにどれだけメリットがあるかってことですね。
はっきり言って、車で現場まで行くのなら、まったくもってパックロッドの意味はありません。
軽自動車などの小さい車に積みやすいというメリットはありますが、このロッドは6.10フィートと長いロッドではないので、ツーピースでも十分に乗せられます。
バイクの場合も同様で、メットインに収納できるというメリットはありますが、さほど長くないのでツーピースをたすき掛けにして持っていくことも可能です。
メットインに収納できると、例えばどこかに寄るときにバイクを止めて手ぶらで歩けるってメリットがありますけどね。
そうなると、やっぱり電車やバスなどの公共交通機関を使う場合のメリットが大きいですかね。
ただ、釣船が発着する港などに近い駅って限られている気がします。やっぱり車で行くのが普通ですよね。
では、出張ついでにするような釣りかっていうと、そうでもないし。
空いた時間というよりは、1日しっかりと時間をとってやる釣りですよね。
総じて、オフショアの釣りではパックロッドの需要は少ないと思います。
しかし、少数ながらもニーズがあることも事実ではあります。
このロッドは「トレイルブレイザー(先駆者)」の名にふさわしく、オフショア向けパックロッド先駆けとなるロッドと言えますね。
ちなみに、パックロッドでは世界初のスパイラルガイド搭載だそうです。先駆者ネタとして。
昔、ティムコのトリックトラウトブランドのパックロッドにスパイラルガイドがあったような気がしましたが。。。(ちょーうろ覚え)
コメント
大型梱包輸送料が大幅に上がりましたので、今後3ピース以上のロッドは増えると思いますよ。この竿自体の長さは行けると思いますが、ケースを含めると大型の分類になる可能性があります。
ちなみに輸送料値上げは深刻でしてモノによっては売れば売るほど赤字になったりする現場もございます…
当ブログをご覧いただき、ありがとうございます。
なるほど!輸送料の観点はありませんでした。パックロッドが増えるのは歓迎です。
一方で売れば売るほど赤字になるというのは気になります。釣り業界全体のことを思えば、値上げは必要な措置だと考えて我々釣り人も意識を変える必要があるのかもしれませんね。