先日、当ブログでも紹介したコンパクトゲームGRⅡシリーズ。
大変コスパに優れたイチオシのテレスコピックロッドです。
わたしは嘘をつきません。本当にそう思います。
だって、、、
自分で買っちゃったもの(^^♪
税込みで8820円と大変リーズナブルなお値段ながら、お値段以上の性能が光る逸品ですよ!
スペック
- 店舗標準価格: 9800円
- 全長:184cm(約6フィート)
- 継数:5本
- 仕舞:48cm
- 自重:85g
- 先径:0.7mm
- 元径:10.3mm
- ルアーウェイト:0.5-7g
- ライン:ナイロン MAX5lb、PE MAX 0.4号
届きましたよ!
奥の長いほうにコンパクトゲームGRⅡが入っているものと思われます。
手前の箱は一緒に購入したリールや小物類が入っているようです。
今回、製造元でもある釣り具のポイントで購入しましたが、丁寧な梱包が好印象ですね。
箱をあけると中からブツが出てきましたぜ。
まぁ当たり前ですが、いたってフツーのパッケージですね。
このシリーズ、ハードケースは付属しません。
代わりに袋が入っています。
ハードケースなんてほかのパックロッドに付属していたものをたくさん持っているので、まったくもって問題ありません。
もうハードケースは別売りで良いんですよ。その分、安くしてくれたほうが嬉しいです。
ガイドをチェック!
筆者がこのロッドがコスパに優れていると思った最大のポイントがガイドの仕様です。
なんとSICリング搭載!
冒頭で申し上げたように税込8820円のロッドです。ふつー、アルコナイトリングどころかOリングを採用している価格帯です。
ガイドの個数は全部で7つです。6フィートのロッドとしては十分な数ですね。
上からトップ、4番目、6番目、バッド(7番目)のガイドは、遊動ではなくブランクと一体となっています。
ブランクの継ぎ目に丁度くるように設計されているから、遊動にする必要がないんですね。
このあたりもきちんと作られているなと感じさせてくれます。
トップガイドです。
グラスソリッドティップで先径がわずか0.7ミリのロッドだけあって、ガイドもかなり小口径になっています。
これは2番目のガイドです。
ここにはさすがにテレスコピック用のガイドが使われていますね。
トップガイドと同じ口径です。また、3番目のガイドも同じものが使われています。
4番目のガイドです。
ここからは通常のガイドを誘導式にしたものが使われています。
形状はKガイド。このロッドが得意とするようなライトゲームでは、何かとライントラブルも多くなるので、Kガイドにしてくれているのはうれしいポイントですね。
続いて5番目のガイドです。
ハイフレームのKガイドですね。きちっと昨今のトレンドを抑えてくれています。
6番目のガイドです。
続・ハイフレームKガイドです。
バッドガイド(7番目)です。
ここももちろんハイフレームのKガイドです。
しかし久しぶりにスピニングロッドを購入しましたが、ガイド径が全般的に小さくなってきていますね。
極力小さい方が軽量化できるので良いですけどね。
余談ですが、筆者が高校生の時に買ったダイワのTDトルネードっていうバスロッドは、逆にバッドガイドがやたら大きかったんですよね。
いまはライトゲームに限って言えばハイフレームで小口径が主流。時代の流れを感じますね。
バッドロゴをチェック!
シリーズ名と型番のはいったスタンダードなものですね。
写真左にあるカモメみたいなマークはブランドであるリアルメソッドのマークです。
ひっくり返すと「The carbon material made in JAPAN」と主張してきます。
英検3級のこの俺が翻訳すると「このロッドに使っているカーボンは日本製のものですよ」と、そう言っております。
このあたりもロッドのコスパの良さを感じさせてくれる要因ですよね。
ただしロッド自体は「made in JAPAN」ではありません。
組み立てなどは中国です。このあたりはコスト上、仕方のないことかもしれません。
まあ大手メーカーになると、定価で5万をこえるようなロッドでも台湾とか海外生産だったりするので、むしろ重視されるのは工場の場所よりも品質管理でしょうね。
グリップをチェック!
ライトゲーム向けのロッドでよくみられるようになった、肉抜きグリップが採用されています。
正式にはSKSS(スケルトン)という名称で、富士工業から発売されているものですね。
初めてこのタイプのグリップを使うんですけど、リールを装着して振ってみた感触では少し握りづらいですね。
好きになれるように努力します、、、という感じです。
付属品をチェック!
ガイドカバーは専用品ではなく、汎用品が使われています。
御覧の通りバッドガイドはカバーできていません。
回転防止のための留め具(緑のやつ)と、トップガイドが当たる部分には緩衝のためのスポンジがあるので、それなりの保護性能はありそうです。
ハードケースは付属せずに袋が付属します。
それなりにしっかりしていますが、薄手のため衝撃から守るというよりもキズから守る感じですね。
よろしくないのは結ぶ部分です。やたらとゴワついて太いものが使われているので結びにくくて仕方がないです。
細めのものか、マジックテープで止められるようにすれば良いのになと思います。
アクションをチェック!
グラスソリッドティップを搭載したウルトラライトのロッドです。
非常に繊細なティップで、メバリングやアジングに最適でしょうね。
特にジグヘッドリグなど、メインとなるメソッドとの相性が良さそうです。
バス釣りではライトリグを中心に、あまり負荷の掛からない釣り方が良いでしょうね。
例えばスピナーベイトとか、負荷の大きなルアーではソリッド部分が曲がり切ってしまって繊細なティップを活かせないので。
それから管理釣り場のトラウトにも対応できるでしょう。
専用のロッドよりもベリーからバッドにかけて張りがある印象ですが、ソリッドティップのおかげでバイトをうまく乗せてくれそうです。
ベンディングカーブ
プロックスのフィッシュキャッチャー(重量は約150グラム)をリフトしたときのロッドの曲がり具合です。
写真を見てわかるようにバッドからけっこう曲がっています。
使ってみた感想
荒川のバス釣りで2回使いました。釣果は安定のボーズでしたが。。。
まだ魚を掛けていないのでファイトの心地は分かりませんが、バスロッドとして捉えた場合にはかなり柔らかいです。だから、バス釣りをメインに考えるのなら、605ULよりも705Lのほうが使い勝手はよさそうです。
すこしぐにゃぐにゃした感じでシャッキリとした反発力というか復元力はありませんので、渓流でのトラウトフィッシングなど、積極的に早いアクションをつけていくような釣りには向いていません。
掛け重視の調子というよりも、乗せ重視の調子ですね。
私の場合、ある程度ライトなところはベイトフィネスがあるので、それではカバーできないウルトラライトな部分をやりたいと思って605ULにしました。
正直、もう少し反発力が欲しかったかなぁと思いますが、管理釣り場でのトラウトフィッシングやソルトでのアジングやメバリングなどに流用することを考えたらアリかなぁと。
あとはシリーズで唯一50センチを切る仕舞寸法ってところも大きいですね。
やっぱり50センチを切るとモバイル性能がワンランク違ってきます。
具体的には「カバンからちょっとはみ出る」が「カバンに収まる」って感じになりますね。
他の機種はこちらの記事を参照してください。

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