パックロッド・オブ・ザ・イヤー2018!いちばん人気のパックロッドは!?
あけましておめでとうございます。
2019年も当ブログをよろしくお願いいたします。
さて、年も明けてしまいましたが、2018年に当ブログを通じて一番人気だったパックロッドを発表したいと思います。
集計ルールは?
当ブログでは、Amazonアソシエイトを導入しておりまして、当ブログを通じてAmazonでお買い上げいただいた数です。
2017年は、リンクのクリック数も分かったので、その回数もカウントしておりましたが、アソシエイトの仕様変更によって分からなくなってしまいました。
よって、単純にお買い上げをいただいた数とします。
ただし、どストレートに記載すると規約に抵触する恐れがあるので、そのあたりは少しぼやかしてポイント表記にします。
また、シリーズではなく機種単位でのランキングとします。
例えば、トラギアシリーズなら、シリーズ全部を合わせたポイントではなく、606Lだけのポイントとします。
そうしないと機種が多い方が有利になりすぎるので。
ということで、第10位から発表していきます!
第10位 800ポイント レイジーT86ML-6(ダイワ)
2018年に新登場した、シーバス向けのコンパクトなテレスコピックロッドです。
HVFという高品質カーボンを装備しており、上位機種に負けないブランク性能が売りのロッドです。
そのぶん、ガイドでコストダウンを図っており、トップにしかSICガイドは搭載されていません。
正直、実売で2万円前後するので、トップ以外のガイドにはせめてアルコナイトリングくらいは使ってほしかったかなぁと思います。
(搭載されているのはOリング)
詳しくはこちらで紹介しています。
第9位 900ポイント リバティクラブ5105TLFS(ダイワ)
このロッド、当ブログでは紹介したことないんですけどねw
実売で5000円を切る、圧倒的リーズナブル価格が良いですよね。
この価格帯で安物メーカーだと、初期不良が多かったり、使い心地が悪いものが多いですが、そこは大手のダイワという安心感があります。
ちょっとハードルの高いルアーフィッシングというよりは、エサ釣りなどレジャーのお供として支持されているのでしょうね。
第8位 910ポイント クロスフィールドXRFC-654ML-BF-MB(アブガルシア)
2018年に新登場したクロスフィールドのMBシリーズです。
手頃なベイトフィネス対応のパックロッドとして支持が集まったのでしょうか。
ベイトフィネス対応の最安パックロッドはトラギアティップトップのC636MLですが、こちらも8000円台と手ごろな価格となっています。
また、ベイトフィネスとはいえ、2~18gまでをカバーする汎用性も持ち合わせています。
クロスフィールドシリーズは、MBに限らずテレスコピックなども含めて、お手頃ロッドとしての地位を確立した感がありますね。
第7位 920ポイント モバイルパック615TLS(ダイワ)
このシリーズが登場したのは2016年だったかな?
ちょっと記憶があいまいですが、比較的長く支持されています。やっぱり大手メーカーで手頃な価格帯のものは強いですね。
この615TLSは、バスフィッシングを含め、ライトゲームに幅広く対応してくれる感じです。
とりあえずその忍ばせておくための1本として買われる方も多いでしょう。
第6位 930ポイント モバイルパック806TMS(ダイワ)
続いてモバイルパックシリーズがランクインです。
このロッドは8.6フィートと、シーバスにも対応する長さがありながらも55センチ以下というコンパクトな仕舞寸法が魅力です。
すでに登場しているレイジーよりもずっとリーズナブルな価格なので、こちらを選ぶ人も多いでしょう。
第5位 1000ポイント クロスフィールドXRFS-604UL-TE(アブガルシア)
クロスフィールドのテレスコピックモデルがランクインです。
同シリーズは、全体的に仕舞寸法が長めに作られており、モバイル性能としては劣るものが多いのですが、最短の604UL-TEは55センチとモバイル性能にも優れています。
6フィートのウルトラライトモデルなので、とにかくライトゲームはなんでもできます。
1本で色々な釣りをする、まさにパックロッドらしい使い方ができるロッドです。
それと実売8000円を切る価格ですね。やっぱりリーズナブルなロッドは強いですね。
第4位 1010ポイント クロスフィールドXRFS-734L-MB(アブガルシア)
再びクロスフィールドのMBがランクインです。
7.3フィートと、どちらかといえばソルト系の釣りに幅広く対応してくれそうなモデルです。
港湾部でのライトなシーバスフィッシングからメバルまで、海を主戦場とするアングラーには何かと潰しが効きますね。
惜しいのは4ピースであること。
やっぱりモバイル性能を考えると7フィート越えの長さの場合は5ピースにしてほしいと、個人的には思いますね。
第3位 1020ポイント ホーネットスティンガープラスHSPS-664L-MGS(アブガルシア)
バスロッドがようやくランクインですよ。
実は2017年に1位だったロッドですが、今年は3位にランクダウン。
ひと昔前ならランキングがバスロッドだらけになってもおかしくないくらい、バスフィッシングは圧倒的な人口を誇っていましたが、最近では多種多様な釣りを楽しむ方が増えたことの証左でもあるかもしれませんね。
価格帯も性能も、まさに王道なバスロッドです。
バスロッドメインな人は選んで間違いなしですね。
ちょっとコルクを使ったグリップがオシャレです。昔からやっている人間としては、昨今のコルクグリップの廃れ具合がちょっと寂しく感じているので。。。
第2位 1300ポイント クロスフィールドXRFS-835M-MB(アブガルシア)
クロスフィールドのMBシリーズ強し。。。
シリーズ毎の集計ならダントツ1位でしょうね。
このロッドのメインはやっぱりシーバスフィッシングですよね。
とりあえず1本あれば、ほぼすべてのシチュエーションでシーバスフィッシングが可能でしょう。
気を付けたいのはガイドがKフレームではないので、PEラインの絡みが気になるかもしれません。
特に横から弱く風が吹いているときは注意!
でも実売で1万円を切るコスパは魅力的です。
第1位 1800ポイント 月下美人MXアジングM62L-S・K(ダイワ)
昨年の5位から一気にジャンプアップ!
パックロッド界の覇権を握るのはダイワでした。
どちらかといえば、リーズナブルなモデルが支持される傾向にありましたが、これは中級者も納得の本格スペックです。
お値段も2万円を切るので、リーズナブルではないけれども、仕様から見てコスパには優れていると思います。
ちなみに兄弟機のメバリングモデルは、わずか100ポイントでした。
メバリングもアジング人気にすっかり押されている様子が分かりますね。
まとめと2017年のランキング
気が付けばダイワとアブガルシアだけのランキングになっちゃいましたね。
それくらい、パックロッド界では抜きんでている2社ということでしょう。実際に取り扱っている機種の数も他社より圧倒的に多いです。
ここ数年で急激に伸びてきたのがアブガルシアですね。
とくにクロスフィールドのMBシリーズがやばい。伸びすぎ。
傾向としては、アブガルシアはリーズナブルなものが支持されていますね。安価であってもデザインに高級感があるあたりがうまいところです。
必要十分な性能を備えているけどもリーズナブルで買ってもらいやすい。
対するダイワは、安価なものだけでなく、中級機種もきっちり支持されています。
やっぱり国内最大手の安心感が最大の武器でしょう。
わたしも釣り歴を振り返ると通算してダイワのロッドを一番長く使っております。とにかく不満が少ない、優等生ロッドが多い印象です。
世界最大手のアブガルシアVS国内最大手のダイワの勝負となりました。
シマノが1万円前後でパックロッドだけの新シリーズをつくれば間違いなく割って入ってくるでしょう(期待)。
フリーゲームという機種を出しましたが、あればテレスコピックで仕舞が長いからちょっと違うんだよな。
2017年のランキングを貼っておきます。
見比べてみると色々変わっていて面白いですよ。