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ダイワのCTSVとはなにか。ベイトフィネスの次はライトバーサタイルがくる!?

釣具はいつまで進化し続けるのでしょうか。

 

過去を振り返ってみれば、大きくは新素材にあったと思います。

 

ロッドでいえば、だるくて重いグラスファイバーから軽くて張りのあるカーボンが登場してそれまでの概念が革新されました。

リールでいえば、マグネシウムのような金属素材、ザイオンやCI4などの強化樹脂素材が登場して軽量化が大幅に進みました。

 

そろそろ終着点を迎えたんじゃないかってくらい進化していると思います。

 

端的な例でいえば釣りバリ。

あれは太古の昔に動物の骨などを削ってつくったものが発見されていますが、そのときから形を変えていません。

出発にして普遍的なものだったのでしょうね。現在、もちろん素材は骨ではありませんけど。

 

リールに限っていえば、近年で革新と銘打たれたのはダイワのマグシールドくらいでしょうか。

間違いなく年々進化していますが、メーカー側も着眼点を変えて試行錯誤を重ねているのが分かります。

 

その中で盛り上がっていたのが「ベイトフィネス」でしたが、2019年は国内の主なリールメーカー3社(ダイワ、シマノ、アブ)から、ベイトフィネスリールの新作は発表されていません。

 

もうベイトフィネスは突き詰めきったのでしょう。

ユーザーの注目を集められるだけの新技術が生み出せなかったと推測します。

 

代わりに目立つのが「ライトバーサタイル」という流れ。

ベイトフィネスリールのように、めちゃくちゃ軽いルアーに対応できないけども、軽量ルアーを中心に使い勝手をあげたリールです。

 

このコンセプトを最も明確に打ち出しているのがダイワです。

 

CTコンセプト

もともとSV(ストレスフリーバーサタイル)モデルのような、幅広い対応力を持ったベイトリールを売りにしてきていたダイワ。

 

SVに加えてさらにCT(コンパクト&タフ)というコンセプトを搭載したモデルが登場しました。

 

スピニングリールでは2018年からLT(ライト&タフ)というコンセプトを打ち出して、形状から番手表記に至るまで一新されましたが、CTはそのベイトリール版ということになりますね。

 

 

CTコンセプトの最大の特徴は30φmmという、超小口径スプールにあります。

30φmmっていうのは、ベイトリールのスプールの直径が30mmってことね。

 

どれくらい小口径かというと、これまで軽量でコンパクトだったベイトフィネスリールでさえ、32φmmでした。

ハイエンドベイトフィネスリールであるダイワのT3エアだって、シマノのアルデバランBFSだって、アブのレボLTXだって、みんな32φmmです。

 

このスプールの直径ですが、小さいほど軽量ルアーでもバックラッシュしにくくなりますが、スプールの回転が弱くなるのと、同じ距離でもより多くの回転を要するために飛距離が伸びにくくなります。

直径が大きい場合はその逆です。

バックラッシュしやすくなりますが、重たいルアーを扱う場合は飛ぼうとする力が強いのでバックラッシュのリスクは軽量ルアーに比べてはるかに小さく、それよりも大口径による飛距離アップの効果が大きいです。

 

だから、重たいルアーを使うことを想定したパワーモデルほど大口径で、軽いルアーを使うことを想定したフィネスモデルほど小口径なんです、スプールってやつは。

 

そのフィネスの最高峰に位置するベイトフィネスリールでさえ、32φmmなんですよ。

だから30φmmっていうのは、ちょっとびっくりですよね。

 

30φmmスプールの恩恵って?

えーと、そのまんまですけど、コンパクトでタフなんですよねw

 

コンパクトなのは明快ですよね。スプール直径が30mmになるんだから、その分コンパクトになるのは当たり前です。

 

じゃあタフとはなんぞやと。

 

重たいルアーを使うようなパワーモデルと比べたら、もちろんそっちのほうがタフだと思います。

ここでいうタフとは、ベイトフィネスリールと比べてタフですよってことだろうなと。ベイトフィネスリールでやっていたような軽量ルアーも扱えますが、それよりも強くなっていますと。

 

ベイトフィネスリールのスプールは、極限まで軽量化する必要があったので、けっこう強度が犠牲になっているんですよね。

とにかく肉薄、とにかくブランキング(穴開け)。

 

CTモデルに搭載されたリールはそれよりも肉厚になっているはずです。

 

ところがスプールが重たくなると、軽量ルアーに対する対応力が低下します。それでありながらベイトフィネスリールと変わらない対応力を発揮するためのカラクリが30φmmスプールなんですよね。

 

前述のように、スプールの直径が小さいほど軽量ルアーに対して有利ですからね。

 

それならどんどん直径を小さくすればいいじゃないかと思うんですけど、そうならないのは飛距離を犠牲にしすぎるからなんでしょうね。

 

ダイワはそのあたりを高回転力で補っているみたいです。

 

さらに数年前から登場したSVコンセプトも受け継ぐことでCTSVコンセプトモデルとして数機種が登場しています。

CT(コンパクト&タフ)に加えてSV(ストレスフリーバーサタイル)とはまさにライトバーサタイル。

 

使ってみないと分からないですけど、もし既存のベイトフィネスリールと変わらない軽量ルアーの対応力を備えているとすれば、もはやベイトフィネスリールを否定しかねない存在ですね。

 

ここからはCTSVコンセプトのモデルを見てみましょう。

 

スティーズCTSVTW

品名 700H 700HL 700XH 700XHL
巻取り長さ(cm/ハンドル1回転) 59 59 76 76
ギヤー比 6.3 6.3 8.1 8.1
自重(g) 150 150 150 150
標準巻糸量 ナイロン(lb-m) 14-30〜60、12-35〜70 14-30〜60、12-35〜70 14-30〜60、12-35〜70 14-30〜60、12-35〜70
ハンドル長さ(mm) 80 80 80 80
ベアリング ボール/ローラー 12 / 1 12 / 1 12 / 1 12 / 1
価格(¥) 58,800 58,800 58,800 58,800
JANコード 005036** 005043** 005074** 005081**

CTSVときてさらにTW、もはやなんだかよくわからんよ。

 

ダイワのベイトリールのフラグシップであるスティーズが、早速CTSVコンセプトで登場しています。

既存のスティーズSVTWと比べると、少し軽量になっていますね。価格はちょびっとだけリーズナブルに。

スティーズCTSVTW(ダイワ)
created by Rinker

 

ミリオネアCTSV

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギア比 自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
ナイロン(lb-m)
ハンドル長さ
(mm)
ベアリング
ボール/ローラー
メーカー
希望本体
価格(円)
JAN
コード
70H 59 6.3 210 5 14-30~60、12-35~70 80 10 / 1 52,500 309189*
70HL 59 6.3 210 5 14-30~60、12-35~70 80 10 / 1 52,500 309196*
70SH 67 7.2 210 5 14-30~60、12-35~70 80 10 / 1 52,500 309202*
70SHL 67 7.2 210 5 14-30~60、12-35~70 80 10 / 1 52,500 309219*

不遇の丸型リール、ミリオネアもCTSVで登場です。

シマノの丸型リールであるカルカッタは、いろいろなところで名機と絶賛されているしファンも多いのに、ミリオネアはなんだか人気ないですよね。

 

どうしても自重が重たくなる丸型リールにおいて生き残るための生命線は巻き心地です。

軽ーいルアーを投げれて快適に巻けますよーっていうのが売りなんでしょうけど、それはカルカッタBFSがすでにやっていますね。

とはいえ、CTSV搭載で反撃の狼煙をあげてくれることに期待します。

 

ミリオネアCTSV(ダイワ)
created by Rinker

 

アルファスCTSV

品名 巻取り長さ
(cm/ハンドル
1回転)
ギア比 自重
(g)
最大
ドラグ力
(kg)
標準巻糸量
ナイロン(lb-m)
ハンドル長さ
(mm)
ベアリング
ボール/ローラー
メーカー
希望本体
価格(円)
JAN
コード
70H 59 6.3 170 4.5 14-30~60、12-35~70 80 6 / 1 31,200 003742*
70HL 59 6.3 170 4.5 14-30~60、12-35~70 80 6 / 1 31,200 003759*
70SH 67 7.2 170 4.5 14-30~60、12-35~70 80 6 / 1 31,200 003766*
70SHL 67 7.2 170 4.5 14-30~60、12-35~70 80 6 / 1 31,200 003773*

いわずもがな、本命です。

本当にアルファスはコスパが良いですよね。スティーズにも憧れますが、だいたいのアングラーはこれで十分なのではないでしょうか。

 

しかしながらそんなアルファスにも希望が2つあります。

 

1つめは早くTWSを早く搭載してくれってこと。アルファスよりも廉価なタトゥーラ系が搭載しているんだからアルファスもいいでしょ。

それだとスティーズとの差がなくなりすぎるのかなぁ。

 

2つめは廉価なオプションスプールが欲しいということ。

今回のCTSVはオプションスプールがありますが、単体で11000円もするんですよ。

性能は落としても良いから廉価なスプールが欲しいです。

ベイトリールはスプールひとつ変えるだけで、またはラインの太さや巻き量を変えるだけで別物になるので、ベイトリールこそ複数スプールを用意して使い分けたくなりません?

アルファスCTSV(ダイワ)
created by Rinker