エントリーモデルながら幅広いラインナップでライトユーザーをがっちりつかんでいるメジャークラフト(以下、メジャクラ)。
ここ数年はルアーやフックなども発売し、幅広く展開しています。
メジャクラはよくパックロッドをつくってくれる、パックロッダーにやさしいメーカーだったりしますが、このたび同社初の振出モデルが登場しました。
ルアーフィッシングっぽく言えば「テレスコピック」ですが、メジャクラは「FURIDASHI(振出)」といっております。
和の心か、ルアーに限らずエサ釣りにも使ってほしいってことか、このあえての表記に敬意を表して当記事でも振出と表記します。
スペック
Model | PRICE(¥) | ルアー(g)/エギ(号) | ライン(lb) | PEライン(号) | アクション | JAN |
SPXT-S70UL | 8600 | 0.6-5 | 1-5 | 0.3-0.8 | EX.F | 4573236272016 |
SPXT-76L | 8800 | 0.8-7 | 1-6 | 0.3-0.8 | F | 4573236272023 |
SPXT-76ML | 9000 | 5-28(2-3.5) | 6-12 | 0.4-1.2 | RF | 4573236272030 |
SPXT-80ML | 9200 | 5-28(2-3.5) | 6-12 | 0.4-1.2 | RF | 4573236272047 |
SPXT-86M | 9600 | 7-35(2.5-3.5) | 6-16 | 0.6-1.5 | RF | 4573236272054 |
SPXT-90MH | 10000 | 15-42(2.5-4) | 8-20 | 0.8-2.0 | RF | 4573236272061 |
SPXT-96LSJ | 10800 | 15-50 | 8-25 | 1.0-2.5 | RF | 4573236272078 |
メバリングやアジングなどのライトゲームから、シーバスフィッシングや軽めのショアジギングまで、ショアから想定される釣りをだいたいカバーしています。
L(ライト)~ML(ミディアムライト)あたりのモデルはちょい投げにもおススメですね。
グリップ
定価で1万円を切るようなロッドですから、デザインも特に凝ってはいません。
装飾は最低限に、使いやすさ重視というところですね。
テレ・・・じゃなくって振出らしくグリップエンドがネジになっていて、外せるようになっています。
ガイド
ごく普通の振出用のガイドが使われています。
素材については特に表記がないので、SICリングではなくOリングが使われているかと思います。
以上!仕様上はあんまり特筆することがないような。。。
やっぱりこれの特徴は安さですかね。振出の手軽さとこの買い求めやすさと相まってエントリーユーザーはもちろん、ファミリーフィッシングにもいいですね。
ひとつメジャクラに注文をつけたいのは、仕舞寸法の表記がないこと。振出のくせにそこを書かないってどういうことじゃ(#゚Д゚)ゴルァ!!
画像などから察するに短いものでも60センチ台であとは70センチ台~かな。
モバイル性能はあまりよくなさそうですね。
個人的には結局クルマ向けだよなぁと思う、この中途半端な仕舞寸法ですが、コンパクトカーでもトランクスペースにかさばらないで置けるのもメリットですよね。
家族でお出かけとか、買い物ついでとなれば、釣り具を置くスペースはひっ迫されますからね。
以上、意外にもメジャクラ初の振出ロッドでした。
そう言われると、確かにマルチピースしかなかったかも。。。
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