都内って、釣りをできるところが限られていますよね。
やっぱり田舎と違って何かと制約の多い大都会東京。だけども、人が多いってことは釣りをしたいっていうニーズも多いってこと。
だから都内には有料の釣り堀がいくつか点在しています。
なにかと割高な都内において、随一のコスパを誇るのが今回紹介する浮間釣り堀公園です。
こじんまりとした池での釣り
東京都北区浮間にある小さな公園です。
敷地内にはこじんまりとした池があって、主な対象魚は金魚になります。
池の周りは写真のように整備されていて、足場は非常に良いですので子連れでもまったりと楽しめます。
万が一落水したとしても、実はかなり浅いので幼稚園くらいの子でも足が届くでしょう。水面までも届く高さなので大人が引き上げることもできます。
総じて安全度の高い釣り場ということも相まって子連れにはオススメです。
手ぶらOK!貸竿完備
素晴らしいのは貸竿があるうえに、めちゃくちゃリーズナブルなことです。
貸竿は仕掛けもついてワンセット200円でエサは100円です。
釣りをすること自体にはお金が掛からないので、竿を持ち込めばエサ代だけで済みます。
エサも安いので、よっぽどこだわりのエサがないかぎりはあらかじめ買うより現地で買った方がよさそうです。
ただし、公共の場なのでそれなりにルールが定められています。
とはいえ、釣りを楽しむうえでみんなが安全に使えることや水質保全を目的としたルールばかりです。
開園時間に注目いただきたいのですが、その気になれば開園する9時から閉園1時間前の16時まで手ぶらで言ってもわずか300円で釣りができてしまいます。
これって、釣り堀の価格相場からみたら価格破壊レベル。まじでドン・キホーテなんて目じゃないくらいの。
ちなみにエサは100円とはいえけっこうたっぷり入っているので、1日楽しんだとしてもせいぜい1回買い足せば済むと思います。
私が訪れたときのエサはサシでした。ザ・幼虫なので、女性の方はちょっと苦手かもしれませんね。
それを逆手にとって男らしいところ見せちゃうぜ、みたいなデートもありっちゃありかも。
貸竿やらエサやらは、この小屋でお買い求めいただけます。
きちんと管理人がいて、公共の公園とはいえ管理が行き届いていることがうかがえます。
私は北区区民ではありませんので、住民税を納めていただいている北区在住の方に感謝しておきましょう。
貸してもらえるセットはこんな感じです。
延竿に道糸とハリスと釣りバリとウキです。真ん中の箱はエサ箱で、中にはサシがウネウネしていますw
実釣開始!
結論から言うと、行った日はハズレ日だったみたいです。
管理人さんも放流がなく食いが悪いと。
常連さんも今日は食いが悪いと(それでも結構釣っていたけど)。
私に釣れたのは、仕掛けをあげたらなんかついてたレベルで小魚が1匹でした。
子供と一緒に、2時間くらいの釣りで釣果はこれだけ。。。
救いだったのは、子供がプーたれないでリベンジにまた来たいと言ってくれたことですね。
常連さんいわく、こいつが邪魔をしていて本命の金魚が食いつかないってことでした。
(重ねて言うけど、それでもけっこう釣っていた)
少しでも準備をしていこうと思うのなら、貸竿セットは道糸も太目だし、針先も鈍いし、ウキも大きいので、ちょっと突き詰めようと思ったら仕掛けは準備したいですね。
特にウキに関しては明らかに浮力が強すぎて、そもそも吸い込む力の弱い金魚には向いていないです。
常連さんは目印レベルの小さいウキでやっていましたね。
または小さめのガン玉をいくつか持っておいて調整したほうが良いです。貸竿の仕掛けはガン玉がついていなくて、途中で接続しているサルカンの重みだけでウキを自立させていますが、明らかに浮力オーバーです。
子連れで行くのなら、夏場にやっているザリガニ釣りも相当気になるところですが、まずは子供と一緒に近くリベンジにいきたいなぁと思います。
裏技的な駐車手段とは
最後に、駐車場のないこの公園でも駐車するところに困らない裏技を紹介します。
実はこの公園から徒歩5分くらいのところに「島忠ホームズ」があります。
ここはなんと駐車場が無料です。
そのため、少し歩きますが車で行く場合はここに駐車するのが費用面から見ても1番快適です。
その代わりきちんと買い物して帰りましょうね。
なお、私が訪れた際は、妻が島忠ホームズで買い物をして、私は子供と一緒に釣りをする「家族サービスミックスプラン」を実施しましたw
そういう組み立て方ができるのもこの公園の良いところですね。
延べ竿自体は1000円前後で買えるので、頻繁に行くとか他の釣りでも使うとかなら貸竿じゃなくて自前で用意するのもありです。
梅雨前から夏場にかけては、各河川でテナガエビ釣りやハゼ釣りが楽しめますので、そっちに使うことも見据えて1本あると何かと楽しめるかもしれません。
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