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●2020年2月、クワトロを追記。
ベイトフィネスも一時期の流行が落ち着いて、すっかり1ジャンルとして定着した感があります。
はっきり言って、単純にライトリグを扱うことを思えばスピニングタックルのほうが利点は多いし、繊細な操作もしやすいと思ってます。
だけどベイトフィネスは廃れなかった。
それはベイトタックルというギミックがメカ好きな釣り人の琴線に触れるからだと思ってます。
もちろん、カバーを太いラインを使ってライトリグで攻められるとか、軽量プラグが扱いやすいとか、きちんとした理由もありますが、そういう用途でベイトフィネスを使っているアングラーばかりではないはずです。
バスフィッシングってなんとなくベイトタックルで楽しみたいってアングラーは結構多いと思うんですよ。かくいう私もそのクチです。
我々趣味で釣りをしているアングラーにとって、釣りは遊びの延長戦にあるもの。
ベイトタックルで軽量ルアーを扱うという、ひと昔前なら夢のようなことを当たり前にできるようになったことにハァハァしちゃう、そんなゆるいスタンスでベイトフィネスに向いているパックロッドを紹介します。

目次
- 1 ベイトフィネスに向いているロッドって?
- 2 バス釣り向けベイトフィネスパックロッド
- 2.1 トレイルブレイザーTBC-644LF(ラパラ)
- 2.2 トラギアティップトップC636ML(エイテック)
- 2.3 トラウティンマーキスナノ(アブガルシア)
- 2.4 ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタムSBFC-745MLS-KR(アブガルシア)
- 2.5 ホーネットスティンガープラス HSPC-694ML-BF MGS(アブガルシア)
- 2.6 クロスフィールド XRFC-654ML-BF-MB(アブガルシア)
- 2.7 ワイルドサイドWSC60ML-5(レジットデザイン)
- 2.8 エアエッジモバイル664MLB(ダイワ)
- 2.9 フリーゲームXT B64L(シマノ)
- 2.10 クワトロ ベイトモデル(パームス)
ベイトフィネスに向いているロッドって?
簡単にいうとスピニングロッドのL~MLみたいなロッドです。
ホント、スピニングロッドのガイドをベイト用に付け替えれば、ある程度使えるんじゃないのってくらい。
つまりは、軽量ルアーを扱うための繊細または柔軟なティップ、それでありながら太めのラインで強引なファイトをしても耐えられるベリーからバットにかけてある程度のハリがあるロッドですね。
ティップが繊細であるほど、ワーミングやスモールラバージグに向いており、全体的にある程度ハリがあるものは軽量ルアーのプラッギングに向いています。
パックロッドでは選択できる種類がありませんが、1ピースや2ピースのベイトフィネスロッドでいうところのULがワーミング向け、Lがプラッギング向けという住み分けをしているメーカーが多いですね。
これから紹介するパックロッドにはそのあたりの要素も含めて紹介します。
バス釣り向けベイトフィネスパックロッド
タイプ(テレスコピックorマルチピース)、フィネス度(5点満点、多いほどフィネス寄り)、スペックを基にそれぞれレビューします。
自分の釣りに合わせてチョイスしてください。現状、ベイトフィネスに向いているパックロッドは少なくてちょっと寂しいですが、その分迷わないで済むとポジティブにとらえようじゃないか。
トレイルブレイザーTBC-644LF(ラパラ)

タイプ:ジョイント(4ピース)
フィネス度:★★★★☆
Model | Length(ft) | pcs | Lure(oz) | Line | Action | Type |
TBC644LF | 6′ 4” | 4ピース | 1/16-1/4 | 4-10Lb | Fast | ベイト |
まさにL~MLクラスのスピニングロッドをそのままベイトロッドにしましたという感じで、ワーミングからプラッギングまで無難に対応してくれます。
スペックではルアーウェイトが1/4oz(約7グラム)となっていますが、ベリーからはある程度ハリがありますので、3/8oz(約10グラム)くらいまでならキャスティング可能です。とにかくバーサタイルに使えますので、オカッパリで1本しか持ち歩かないって場合にはこれをチョイスしておけばあらかた対応できますね。
このロッドは実際に筆者が購入、使用しています。詳細レビューは下記記事を参照してください。

ベイトモデルは「TBC」ですよ。「TBS」はスピニングなので注意してくださいね。
トラギアティップトップC636ML(エイテック)

タイプ:テレスコピック(6ピース)
フィネス度:★★★★☆
モデル | 標準全長 (ft) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | ルアー (g) | 下錘 (号) | ライン (LB) | グリップ タイプ | メーカー希望 本体価格(円) | コード |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
C636ML | 6.3 | 6 | 41.0 | 93.0 | 1.4 | 11.6 | 5-18 | 6-14 | E | 10,000 | 4516508 69063 7 |
このロッドの良いところは安いこと。
仕舞寸法も短く、
3グラム以下の超軽量ルアーを使うというよりは、3~
テレスコピックなのでラインを通したままサッと仕舞えるのも利点。ヤブ漕ぎをしたり、チャリでランガンするときにも扱いやすいです。
トラウティンマーキスナノ(アブガルシア)

タイプ:テレスコピックとジョイント両方あり
フィネス度:★★★★★
製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm)/元径(mm) | ルアー(g) | ライン(lb) | 使用材料 | パワー | テーパー/アクション | 製法 | メーカー希望本体価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
TMNC-485UL II TE | BC | 5 | 4’8″/142 | 47.8 | 71 | 1.22 | 2~8 | 3~6 | カーボン95%,グラス5% | UL/ウルトラライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥23,500 |
TMNC-516L II TE | BC | 6 | 5’1″/155 | 50 | 77 | 1.22 | 2~10 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥24,000 |
TMNS-485UL II TE | SP | 5 | 4’8″/142 | 42.9 | 68 | 1.22 | 1.5~5 | 3~6 | カーボン95%,グラス5% | UL/ウルトラライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥23,500 |
TMNS-516L II TE | SP | 6 | 5’1″/155 | 47.3 | 74 | 1.22 | 2~8 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥24,000 |
TMNS-566L II TE | SP | 6 | 5’6″/168 | 49.8 | 78 | 1.22 | 2~8 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥24,500 |
TMNC-575L MB | BC | 5 | 5’7″/170 | 41 | 82 | 1.42 | 2~10 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥24,000 |
TMNS-535UL MB | SP | 5 | 5’3″/160 | 35 | 72 | 1.23 | 1.5~6 | 3~6 | カーボン95%,グラス5% | UL/ウルトラライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥23,500 |
TMNS-575L MB | SP | 5 | 5’7″/170 | 37.1 | 82 | 1.42 | 2~10 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥24,000 |
TMNS-605L MB | SP | 5 | 6’0″/183 | 39.6 | 90 | 1.36 | 2~10 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥24,500 |
TMNS-665L MB | SP | 5 | 6’6″/198 | 42.9 | 95 | 1.2 | 2~10 | 4~8 | カーボン95%,グラス5% | L/ライト | R/レギュラー | チューブラー | ¥25,000 |
ちょっと趣向を変えてトラウトロッドの流用をおススメします。
スペック表は、スピニングモデルも混ざっていますのでご了承ください。機種末尾が「TE」がテレスコピック、「MB」がジョイントタイプになります。
トラウトロッドを使うことの利点は、短いレングスによる圧倒的な取り回しの良さにあります。
メインフィールドがロングキャストを必要としないような小場所であったり、キャストスペースがあまりないような山間部野池のようなフィールドであれば、かなり有用な選択肢になると思います。
短いし軽い!ベイトリールで最も軽い同社の「Revo LTX-BF8(129グラム)」と組み合わせれば、ほぼ200グラムと別次元の軽量タックルが完成します。
最強取り回し重視タックルでショートレンジのキャストをバシバシと決めるとか、想像するとちょっとワクワクしますよね。
トラウトロッドなので全体的に柔らかめです。
実はわたしもベイトフィネスパックロッドを模索しているときにトラウトベイトロッドを流用していましたが、ワーミングやスモラバではフッキングパワー不足しがちです。
どちらかといえば、しなやかさを活かしてプラッギングなど巻く釣りに向いていますね。そもそも渓流で小型ミノーを使ってマス類を釣ることを目的にしているロッドだしね。
ベイトフィネスに流用するのなら、長くて強い機種がいいです。
テレスコピックがいいなら、「TMNC-516L II TE」
ジョイントがいいなら、「TMNC-575L MB」
短いことを活かして、子どもに与えてもいいかもしれませんね。
ソルティーステージ・KR-X・ベイトフィネスカスタムSBFC-745MLS-KR(アブガルシア)

タイプ:ジョイント(5ピース)
フィネス度:★★★☆☆
製品名 | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm) | 元径(mm) | カーボン含有率(%) | ルアー(g) | PEライン(号) | Line(lb) | パワー(action) | メーカー希望本体価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
SBFC-745MLS-KR | 5 | 7’4″/224 | 48.6 | 118 | 1.1 | 9.2 | 95% | 1.5-18 | 0.4~1.0 | 5~12 | ML(ミディアムライト) | ¥27,500 |
これまた趣向を変えて今度はソルトベイトフィネスロッドより。発売が2015年なので少し古いですが、同じ性質を持った新製品がないんだからしょうがない。
このロッドの利点は前述のトラウティンマーキスナノとは真逆です。大場所でロングキャストを要するところでオススメですね。やっぱりロングロッドは遠投できることがメリットですからね。
ティップはソリッドなので軽量ルアーでもしっかりと操作できます。ただし、巻抵抗の強いルアーはソリッドティップが負けてしまうので、ワーミングやスモラバ向きですかね。
バッドはガチガチなのでカバーから引きずり出すような釣りでもOKです。
本来はソルトベイトフィネスロッドで、メバルやアジに使うには少し硬いかもしれませんが、港湾部でのシーバスフィッシングには最高のパフォーマンスを発揮します。特にバチ抜けとか繊細なアタリをとっていく釣りには。
というわけで、むしろシーバスがメインだぜって人にももちろんオススメです。メバルとかアジに使いたいって人は同シリーズの「SBFC-694ULT-MB-KR」が良いです。
ホーネットスティンガープラス HSPC-694ML-BF MGS(アブガルシア)

タイプ:ジョイント(4ピース)
フィネス度:★★★★☆
製品ID | JAN/UPC | 製品名 | タイプ | 継数(※1グリップ゚脱着式) | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm)/元径(mm) | ルアー(oz) | line(lb) | 使用材料 | パワー | テーパー/アクション | 製法 | メーカー希望本体価格(税抜 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1477890NEW | 036282957893 | HNT STINGER PLUS HSPC-694ML-BF MGS | BC | 4 | 6’9″/206 | 54.8 | 124 | 1.40/9.1 | 1/16~5/16 | 6~12 | カーボン95%,グラス5% | ML/ミディアムライト | F/ファースト | チューブラー | ¥18,000 |
実は少ない、バスロッドのベイトフィネス向けパックロッドがアブより発売になりました。用途そのままを想定して作られたモデルなので安心ですね。
ミディアムライトパワーなので、ベイトフィネスロッドとしてはパワーを少し持たせており、ライトルアーを中心に幅広く対応してくれそうです。
6.9フィートという長めのレングスといい、おかっぱりバーサタイルスタイルに良さげですね
クロスフィールド XRFC-654ML-BF-MB(アブガルシア)

タイプ:ジョイント(4ピース)
フィネス度:★★★☆☆
製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm)/元径(mm) | ルアー(g) | PEライン(号) | カーボン含有率(%) | パワー | メーカー希望本体価格(税抜) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
XRFC-654ML-BF-MB | BC | 4 | 6’5″/195.6 | 53.0 | 120 | 1.3/10.1 | 2-18g | 0.4~1.2 | 1.0 | ML(ミディアムライト) | ¥12,000 |
アブガルシアのなんでもシリーズである「クロスフィールド」にモバイルモデルが加わりました。これはそのうちのひとつで、ベイトフィネス対応モデルです。
スペック的にはガチガチのベイトフィネスという感じではなく、マックス18グラムまで背負えるパワーを持たせています。
一方で最小は2グラムからと、幅広いウェイトに対応しています。これは、ティップを柔らかく、バッドをカチカチに仕上げているからです。
ソルトならロックフィッシュやチニングとも相性が良さそうですね。
バス釣りだと、ベイトフィネスっていう感じではないかもしれないですね。MLくらいの普通のベイトロッドと大差ない気がしますので。
ワイルドサイドWSC60ML-5(レジットデザイン)

タイプ:ジョイント(5ピース)
フィネス度:★★★☆☆
- レングス:6ft
- アクション:ミディアムスロー
- 自重:106g
- 継数:5
- モバイルレングス:42cm
- 適合ルアー:3.5-14g
- 適合ライン:7-14lb
- 価格:30500円
なんだか玄人から支持されているイメージのあるレジットデザインから登場です。
レジットデザインのブランクは「アラミド繊維」なるものが使われており、強度が高められているのが特徴です。パックロッドは継数が多くなる分、どうしても強度的に不利になりますが、強度が高められているっていうのは安心感がありますね。
あと、独特の模様があってデザイン的にも惹かれるものがあります。
あとは6フィートという最近のバスロッドとしては短いレングスでありながら、5ピースを採用しているため、モバイル性能に優れているのもポイント高いですね。
ちょっと高いのがネックですが、総じてオススメできるベイトフィネス向けのパックロッドです。
エアエッジモバイル664MLB(ダイワ)

タイプ:ジョイント(4ピース)
フィネス度:★★★☆☆
品名 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径/元経 (mm) | ルアー重量 | ライン | カーボン 含有率 (%) | メーカー 希望本体 価格(円) | JAN コード | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(g) | (oz.) | (lb.) | |||||||||
664MLB | 1.98 | 4 | 54 | 110 | 1.7/14.9 | 3.5~14 | 1/8~1/2 | 6~14 | 99 | 28,200 | 218528 |
ダイワの人気バスロッド、エアエッジのモバイルバージョンです。
ベイトフィネスというよりは、ライトバーサタイルって感じの仕様ですね。同じく2019年に発売となったベイトリール、アルファスCTSVと相性がよさそうです。
おかっぱりで使う機会の多い5グラム前後のルアーを中心に、快適な釣りを提供してくれそうです。いざとなれば抜き上げられるくらいのパワーがあるのもいいですね。
フリーゲームXT B64L(シマノ)

※画像はB76Mです。
タイプ:ジョイント(4ピース)
フィネス度:★★★★☆
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | キャスト ウェイト(g) | バーチカル ウェイト(g) | 錘負荷 (号) | 適合ライン PE(号) | 適合ライン ナイロン(lb) | カーボン 含有率(%) | リールシート 位置(mm) | 本体価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B64L | 1.93 | 4 | 52.7 | 99 | 1.4 | 3~14 | – | 8~20 | 0.3~0.8 | 3~8 | 92.1 | 236※D | 22,000 |
シマノのパックロッドシリーズ、フリーゲームXTのなかで最もライトなベイトモデルです。
メーカー的にもトラウトが一番ハマるとおススメしているのベイトフィネス向けモデルで、当記事で紹介しているなかでもかなりベイトフィネスにハマるパックロッドです。
6.4フィートと取り回しがよく、何かとつぶしの効くレングスになっているので、バスやトラウトだけでなく、ソルトのライトゲームで使っても楽しそうです。
これはかなりおススメしたい一本です。
クワトロ ベイトモデル(パームス)



タイプ:ジョイント(4ピース)
フィネス度:★★★★☆~★★★★★(機種による)
Model No. | Length | Piece | Power | Lure | PE | Rod Wt. | Pack Length | Price |
QTRGC-46XUL | 4ft.6inc. | 4 | XUL | 1.5-5g | 1-4lb | 90g | 38cm | ¥17,500 |
QTRGC-53UL | 5ft.3inc. | 4 | UL | 2-6g | 2-5lb | 98g | 45cm | ¥18,500 |
QTRGC-63L | 6ft.3inc. | 4 | L | 3-10g | 3-8lb | 124g | 52cm | ¥19,500 |
まだまだパックロッドが少なかった時代。その印象的なイエローブランクでハイエンドロッドだったクワトロは、2020年にミドルレンジのモデルとして復活しました。
スピニングモデルは、シーバスまで視野に入れるような機種もありますが、ベイトモデルはライトなロッドが中心となっています。トラウト系に強いパームスらしく、渓流ベイトフィネス対応のロッドから、汎用性のある6フィート台のロッドまでそろっています。
ブラックバスに使うのなら、圧倒的に「QTRGC-63L」がオススメです。ルアーウェイトは3g~とめちゃくちゃフィネスってわけではないですが、実際にバス釣りでよく使うウェイトを抑えており、ベイトフィネスリールやSV系のリールとあわせることで、ライトバーサタイルタックルが完成します。