【2023年版】シーバス編パックロッド特集!(クロダイ、タチウオ、ショアジギもOK)
シーバス向けのパックロッドをまとめた特集記事になります。もちろん、シーバスだけでなく、機種によってはクロダイやタチウオ、ショアジギング、サーフフィッシングなど、様々な釣りに流用できます。予算に合わせて選びやすいように、価格帯別に分類していますので、自分にピッタリなパックロッドを見つけられればと思います。
なお、廃盤であったり、Amazonや楽天市場で在庫の確認できないものは、実質的に購入が難しいので省いています。また、実勢価格だと割引によって左右されてしまうため、定価で分類しています。
エントリークラス(1万円以下)
パックロッドに限らずですが、安物は品質が安定しないため、初期不良で簡単に破損することがあります。旅行などに持っていくのであれば、旅先でのトラブル回避のために事前の試し使用をオススメします。
マイクロソルトSE(プロックス)
メーカー:プロックス
タイプ:テレスコピック
機種 | 長さ | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | ルアー重量 | ライン | PEライン | 希望価格 |
MSS70MLTC | 216+15cm | 8+1 | 37cm | - | 7-21g | 8-16lb | - | 9000円 |
MSS80MLTC | 249+15cm | 9+1 | 39cm | - | 7-21g | 8-16lb | - | 9500円 |
MSS70MLTS | 216+15cm | 8+1 | 36cm | - | 7-21g | 8-16lb | - | 9000円 |
MSS80MLTS | 249+5cm | 9+1 | 38cm | - | 7-21g | 8-16lb | - | 9500円 |
2020年6月、二代目となるSE(セカンドエディション)にモデルチェンジします。
このシリーズの魅力は、とにかく仕舞寸法が短いことです。8フィートモデルでは、なんと9本継でアンダー40cmの仕舞寸法を実現しています。継数が多いってことは、それだけ強度的にもアクション的にも不利なので、そこを踏まえたうえで検討しましょう。
ただ、ベイトモデルもラインアップにあるのは面白いところです。シーバスに使えるレングスと、パックロッドらしいモバイル性能を兼ね揃えた貴重なロッドであることには間違いないです。
↓購入し、シーバスを釣りました。思ったよりもきちんと使えるロッドです。
ルアーマチックMB
メーカー:シマノ
モバイルタイプ:ジョイント
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアーウェイト(g) | 適合ラインナイロン・フロロ(lb) | 適合ラインPE(号) | グリップタイプ | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
S70UL-3 | 7’0″ | 2.13 | 3 | 74.8 | 80 | 1.3 | 0.8~10 | 2~5 | 0.2~0.8 | ストレート | 201 | UPLOCK | 87.2 | バリュープライス |
S76UL-4 | 7’6″ | 2.29 | 4 | 62.4 | 91 | 1.3 | 0.8~10 | 2~5 | 0.2~0.8 | ストレート | 231 | UPLOCK | 87.6 | バリュープライス |
S80L-4 | 8’0″ | 2.44 | 4 | 66.2 | 128 | 1.6 | 5~25 | 3~10 | 0.4~1.2 | ストレート | 352 | UPLOCK | 92.9 | バリュープライス |
S86ML-4 | 8’6″ | 2.59 | 4 | 69.9 | 143 | 1.6 | 6~32 | 4~12 | 0.6~1.5 | ストレート | 362 | UPLOCK | 92.5 | バリュープライス |
S90ML-4 | 9’0″ | 2.74 | 4 | 73.7 | 152 | 1.6 | 6~32 | 4~12 | 0.6~1.5 | ストレート | 371 | UPLOCK | 94 | バリュープライス |
S96M-4 | 9’6″ | 2.9 | 4 | 77.8 | 166 | 1.7 | 8~45 | 6~16 | 0.8~2 | ストレート | 408 | UPLOCK | 93.5 | バリュープライス |
前述の「ルアーニストモバイル」と価格帯も仕様も似通っています。こちらはショートレングスがありませんが。「ルアーニストモバイル」と迷ったら、ダイワ派かシマノ派かで選んで良いでしょう。
同社で比べれば、「フリーゲーム」と同価格帯になります。その点はジョイントかテレスコピックかで選んで良いでしょう。
ミドルローエンド(1万円~2万円)
昨今の技術進化も手伝って、この価格帯のロッドであれば満足のいく性能は備えています。
こういう記事を書いている側からしても、価格と性能のバランスが一番取れているのがこのクラスなので勧めやすいですね。サブロッドを探している人も、これからルアーフィッシングを始めようって人も、このクラスからチョイスするのが一番間違いないと思います。
あ、シーバスフィッシングを想定した場合ですよ。キャスティング回数も少なくて負荷の少ないちょい投げとかならもっと安価なもので全然OKです。
トラギアノート
メーカー:エイテック
タイプ:テレスコピック
発売年月:2023年5月
モデル | レングス | 継数 | モバイルレングス | カーボン含有量 | 自重 | 先径 | 元径 | ルアーウェイト | ラインウェイト | 希望価格(円) |
S636UL | 6ft3in | 6 | 39cm | 98% | 91g | 1.0mm | 10.4mm | 2-5g | – | 10,000 |
S636L | 6ft3in | 6 | 39cm | 98% | 93g | 1.2mm | 10.7mm | 3-10g | – | 10,500 |
S706L | 7ft | 6 | 44cm | 98% | 108g | 1.2mm | 9.9mm | 3-10g | – | 11,000 |
S866ML | 8ft6in | 6 | 50.5cm | 98% | 130g | 1.3mm | 12.1mm | 5-21g | – | 11,500 |
S906ML | 9ft | 6 | 54cm | 98% | 134g | 1.3mm | 12.1mm | 5-21g | – | 12,000 |
S706M | 7ft | 6 | 44cm | 98% | 122g | 1.6mm | 11.8mm | 5-40g | – | 11,500 |
S806M | 8ft | 6 | 48.5cm | 98% | 134g | 1.7mm | 13mm | 5-40g | – | 12,000 |
S906MH | 9ft | 6 | 53.5cm | 98% | 155g | 2.0mm | 13.3mm | 5-45g | – | 13,000 |
S1006MH | 10ft | 6 | 59cm | 98% | 189g | 2.0mm | 14.6mm | 5-45g | – | 14,000 |
リーズナブルなテレスコロッドといえばトラギアシリーズ。2023年は進化を遂げて、トラギアティップトップからトラギアノートへと生まれ変わりました。初代から数えてすでに10年以上が経つ、息の長いパックロッド。幅広いラインナップを誇りますが、シーバスに使うのであれば7フィート以上、ミディアムライトパワー以上が良いでしょう。
23フリーゲーム(シマノ)
メーカー:シマノ
モバイルタイプ:テレスコピック
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | キャストウェイト(g) | エギサイズ(号) | 錘負荷(号) | 適合ラインナイロン (lb) | 適合ラインPE(号) | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
S76UL | 7’6″ | 2.29 | 振出 | 4 | 67.6 | 107 | 1.3 | 1-7 | 1.5-2 | 3-15 | 2-8 | 0.3-0.8 | 291 | UPLOCK | 62.8 | 12,300円 |
S76L | 7’6″ | 2.29 | 振出 | 4 | 67.6 | 110 | 1.3 | 2-14 | 1.8-3 | 5-20 | 3-10 | 0.4-1 | 301 | UPLOCK | 68.4 | 12,800円 |
S76ML | 7’6″ | 2.29 | 振出 | 4 | 67.6 | 112 | 1.3 | 5-35 | 2-3.5 | 8-25 | 4-12 | 0.6-1.2 | 311 | UPLOCK | 68 | 13,300円 |
S80ML | 8’0″ | 2.44 | 振出 | 4 | 70.5 | 125 | 1.6 | 5-35 | 2-3.5 | 8-25 | 4-12 | 0.6-1.2 | 363 | UPLOCK | 84.2 | 13,800円 |
S86ML | 8’6″ | 2.59 | 振出 | 4 | 74.1 | 130 | 1.6 | 5-35 | 2-3.5 | 8-25 | 4-12 | 0.6-1.2 | 378 | UPLOCK | 87.2 | 14,300円 |
S90ML | 9’0″ | 2.74 | 振出 | 4 | 78.2 | 140 | 1.8 | 5-35 | 2-3.5 | 8-25 | 4-12 | 0.6-1.2 | 408 | UPLOCK | 85.1 | 14,800円 |
S96M | 9’6″ | 2.9 | 振出 | 4 | 82.2 | 150 | 1.9 | 7-48 | 2.5-4 | 10-30 | 6-16 | 0.6-1.5 | 428 | UPLOCK | 90.6 | 15,300円 |
ちゃっかりモデルチェンジしたシマノのフリーゲーム。シーバスゲームに対応するのはパワーがML~Mの機種になります。仕舞寸法が長めなのでカバンに収納はできそうにありません。コンパクトなロッドとして、車載したり、ケースに入れて単体で持ち歩く感じですね。
クロスフィールドMB(アブガルシア)
メーカー:アブガルシア
タイプ:マルチピース
機種 | 長さ | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | ルアー重量 | ライン | PEライン | 希望価格 |
XRFC-704M-MB | 213cm | 4 | 57cm | 140g | 3.5-24g | - | 0.8-1.5号 | 12500円 |
XRFS-734L-MB | 221cm | 4 | 59cm | 104g | 0.8-14g | - | 0.6-1.2号 | 12500円 |
XRFS-835M-MB | 251.5cm | 5 | 54cm | 151g | 5-30g | - | 0.8-1.5号 | 13000円 |
XRFS-935M-MB | 281.9cm | 5 | 60cm | 175g | 7-35g | - | 0.8-1.5号 | 14000円 |
アブのいいところはリーズナブルながら高級感のあるコスメティック面。それでありながら性能もしっかりしているのでホントにコスパの良さを感じますね。
シーバスならXRFS-835M-MBもしくはXRFS-935M-MBが良いでしょう。
注目はベイトモデルのXRFC-704M-MBです。バスロッドで7フィートくらいの長さがあるベイトのパックロッドって、どれもMHとかパワーゲーム向けのものばかり。それだと、巻きの釣りが主体のシーバスゲームとは相性がよろしくないんですね。
その点、これは最低ルアーウェイトが3.5グラムからとティップに柔らかさを持たせているので、シーバスにも流用しやすくなっています。
詳しい解説は下記記事よりどうぞ。
ルアーニスト モバイル
メーカー:ダイワ
モバイルタイプ:ジョイント
品名 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | ルアー 重量(g) | ルアー 重量 エギ(号) | ライン (lb.) | ライン PE (#) | カーボン 含有率 (%) | メーカー 希望本体 価格(円) |
56UL-4 | 1.68 | 4 | 48 | 95 | 1.4/7.9 | 0.8~7 | ― | 2~6 | ― | 88 | 11,100 |
66L-4 | 1.98 | 4 | 55 | 120 | 1.5/10.4 | 1~10 | ― | 3~8 | ― | 90 | 11,300 |
68L-S-4 | 2.03 | 4 | 56 | 120 | 0.8/9.9 | 1~10 | ― | 3~8 | ― | 90 | 11,500 |
76ML-4 | 2.29 | 4 | 63 | 135 | 1.6/11.4 | 5~25 | ― | 6~12 | 0.6~1.2 | 93 | 11,700 |
86ML-4 | 2.59 | 4 | 71 | 145 | 1.6/11.9 | 5~25 | 2.5~3.5 | 6~12 | 0.6~1.2 | 93 | 12,000 |
96M-4 | 2.9 | 4 | 78 | 190 | 2.2/14.9 | 7~35 | ― | 8~16 | 0.6~1.5 | 93 | 12,500 |
96MH-4 | 2.9 | 4 | 78 | 205 | 2.2/14.9 | 10~40 | ― | 10~20 | 0.8~2.0 | 94 | 13,000 |
シーバスには、76ML-4以上の機種がオススメです。
低価格帯のパックロッドが新登場です。ダイワの同価格帯のパックロッドでは「クロスビートSW」がありますが、あちらはテレスコピックで、こちらはジョイントです。ジョイントの利点として、ガイドが通常タイプとなること、テレスコピックと違って使用中にガイドが緩んで回転しないことがあります。
ただし、ガイドが「Kガイド」ではありませんので、PEライン使用時はガイドへの絡みが起きやすいことが気になります。
とはいえ、安心大手のダイワからこの価格帯のジョイントタイプのパックロッドが出たことは嬉しいですね。
クロスビートSW
メーカー:ダイワ
タイプ:テレスコピック
品名 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | ルアー重量 (エギサイズ/号) (g) | ライン (lb.) | ラインPE (#) | カーボン 含有率 (%) | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
666TUL | 1.98 | 6 | 41 | 105 | 1.2/11.4 | 0.8~7 | 2~6 | ― | 88 | 9,800 |
746TUL | 2.24 | 6 | 46 | 110 | 1.3/11.9 | 0.8~7 | 2~6 | ― | 88 | 10,500 |
766TML | 2.29 | 6 | 47 | 116 | 1.5/12.9 | 5~28 | 6~12 | 0.6~1.2 | 88 | 11,200 |
836TML | 2.51 | 6 | 52 | 155 | 1.5/14.3 | 5~28(2.5~3.5) | 6~12 | 0.6~1.2 | 92 | 11,900 |
907TM | 2.74 | 7 | 50 | 173 | 1.5/16.3 | 7~35(2.5~4.0) | 8~16 | 0.6~1.5 | 90 | 12,600 |
967TMH | 2.90 | 7 | 52 | 175 | 1.6/17.3 | 10~40 | 10~20 | 0.6~2.0 | 93 | 13,300 |
シーバスに使うのなら、パワーがML~MHのものを選びましょう。港湾部や小規模河川などで軽めのルアーが中心ならML。サーフや大河川などでメタルバイブなどをぶっとばしたいのならMかMH。
全体的に仕舞寸法が短く収まっており、全長が290センチであっても仕舞52センチというモバイル性能が素晴らしいですね。ロングロッドでモバイル性能を重視するとき、ジョイント方式ではどうしてもジョイント部のすっぽ抜けが気になってしまいますが、テレスコピックならその心配はありません。
トップガイドにはSICリングを搭載しています。価格、装備、モバイル性能とトータルバランスに優れた良ロッドに仕上がっています。
クロステージ 4ピース シーバスモデル
Model | PRICE (税込価格) | 全長 (ft) | 継数 (pcs) | ルアー (g) | ライン (lb) | ライン (PE) | アクション | 仕舞寸法 (cm) |
CRX-904ML | \13,300 (\14,630) | 9’0” | 4 | 10 -30 | 8-14 | 0.8 -2.0 | RF | 73 |
CRX-964ML | \13,500 (\14,850) | 9’6” | 4 | 10 -30 | 8-14 | 0.8 -2.0 | RF | 77 |
CRX-964M | \14,000 (\15,400) | 9’6” | 4 | 15 -42 | 8-20 | 0.8 -2.5 | R | 77 |
コスパの良いメジャークラフトのなかでも、さらにコスパの良さが光るクロステージシリーズ。現在は3代目になります。たぶんだけど、3代目が在任期間が1番長いと思われます。
2代目で型番が「904L」のクロステージを少し使っていましたが、シーバスロッドの中でも柔らかめで、個人的には好きでした。結局、70cmオーバーのモバイルレングスが気になってしまって、手放したんですけどね。
3代目もロングレングス&4ピースなので、モバイル性能はそこそこです。しかし、ガイドはKフレームガイドにアルコナイトリングが搭載されており、価格を踏まえると良い仕様となっています。ある程度短くなればOKって人には良いと思います。
モバイルパック
メーカー:ダイワ
タイプ:テレスコピック
全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | ルアー 重量 (g) | 適合エギ (号) | ナイロン (lb.) | PE (号) | カーボン 含有率 (%) | メーカー 希望本体 価格(円) | |
646TUL | 1.93 | 6 | 41 | 94 | 1.2/11.8 | 1~6 | ― | 2~6 | 0.2~0.6 | 90 | 13,600 |
666TL | 1.98 | 6 | 41 | 98 | 1.3/11.8 | 2~10 | ― | 3~8 | 0.3~0.8 | 91 | 14,600 |
746TUL | 2.24 | 6 | 46 | 102 | 1.2/11.8 | 1~6 | ― | 2~6 | 0.2~0.6 | 91 | 16,000 |
766TML | 2.29 | 6 | 49 | 122 | 1.5/14.8 | 5~25 | 2.5~3.5 | 6~12 | 0.6~1.2 | 92 | 16,900 |
866TML | 2.59 | 6 | 54 | 133 | 1.6/14.8 | 5~25 | 2.5~3.5 | 6~12 | 0.6~1.2 | 93 | 17,500 |
905TM | 2.74 | 5 | 65 | 170 | 1.4/14.8 | 7~35 | 3.0~4.0 | 8~16 | 0.6~1.5 | 92 | 18,500 |
965TMH | 2.9 | 5 | 68 | 175 | 1.6/15.3 | 10~40 | ― | 10~20 | 0.8~2.0 | 92 | 19,500 |
665TMB | 1.98 | 5 | 48 | 125 | 1.6/12.8 | 7~35 | ― | 8~16 | 0.6~1.5 | 91 | 17,000 |
765TMHB | 2.29 | 5 | 54 | 140 | 1.8/14.8 | 10~40 | ― | 10~20 | 0.8~2.0 | 93 | 18,000 |
前述のクロスビートSWと立ち位置が近いですが、このモバイルパックのほうがグレードは上になります。このロッドのセールスポイントはブランクにダイワの中級機種で採用される「HVFカーボン」が使われていること。
一方でガイドではコストカットをしています。「SICリング」はトップガイドのみの採用となり、フレームもテレスコピック用のものが使われています。昨今のテレスコピックは、通常のガイドフレームを誘導式にしたものが使われることもあるため、ここは頑張ってほしかったところです。
ソルトセイスFE 80/86ML
メーカー:プロックス
タイプ:ジョイント
機種 | 長さ | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | ルアー重量 | ライン | PEライン | 希望価格 |
SASF8086ML | 240/259cm | 5+1 | 57cm | 154g | 9.5-23g | 8-16lb | - | OPEN |
大阪が誇る奇才メーカー、プロックスが生み出したデュアルレングスというギミックを搭載したマルチピースロッド。なんど8フィートからラインを通したままで8.6フィートに変更できます。
これはガイドがついていないセクションを間に挟むことで実現しています。
8フィートが8.6フィートになっても、そんなに変わらないんじゃ・・・というツッコミは控えるように!思いついたらやってみる、これができないばかりに機会損失している人がなんと多いことか、この現代(わたしもその一人)
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プロックス「ソルトセイスFE80/86ML」
ソルティスタイルカラーズ
メーカー:アブガルシア
タイプ:ジョイント
製品名 | タイプ | 継数 | 全長(ft/cm) | 仕舞(cm) | 標準自重(g) | 先径(mm)/元径(mm) | ルアー | PEライン(号) | パワー | テーパー/アクション | 製法 | 使用材料 | メーカー希望本体価格(税抜) |
STCS-554LS-PB | SP | 4 | 5’5″/165 | 45 | 92 | 0.8/8.6 | 0.2-5g | 0.2-0.8 | L(ライト) | エクストラファースト | ソリッド | カーボン98%,グラス2% | ¥16,500 |
STCS-554LS-AY | SP | 4 | 5’5″/165 | 45 | 91 | 0.8/8.6 | 0.2-5g | 0.2-0.8 | L(ライト) | エクストラファースト | ソリッド | カーボン98%,グラス2% | ¥16,500 |
STCS-664LS-CP | SP | 4 | 6’6″/198 | 53.5 | 101 | 0.8/8.6 | 0.2-7g | 0.2-0.8 | L(ライト) | エクストラファースト | ソリッド | カーボン98%,グラス2% | ¥16,500 |
STCS-664LS-LG | SP | 4 | 6’6″/198 | 53.5 | 100 | 0.8/8.6 | 0.2-7g | 0.2-0.8 | L(ライト) | エクストラファースト | ソリッド | カーボン98%,グラス2% | ¥16,500 |
STCS-664LS-PO | SP | 4 | 6’6″/198 | 53.5 | 100 | 0.8/8.6 | 0.2-7g | 0.2-0.8 | L(ライト) | エクストラファースト | ソリッド | カーボン98%,グラス2% | ¥16,500 |
STCS-774LT-SR | SP | 4 | 7’7″/231 | 61.5 | 106 | 1.1/9.9 | 0.5-10g | 0.4-0.8 | L(ライト) | ファースト | チューブラ | カーボン98%,グラス2% | ¥17,500 |
STCS-774LT-NG | SP | 4 | 7’7″/231 | 61.5 | 106 | 1.1/9.9 | 0.5-10g | 0.4-0.8 | L(ライト) | ファースト | チューブラ | カーボン98%,グラス2% | ¥17,500 |
STCC-704LT-NG | BC | 4 | 7’0″/213 | 56.5 | 118 | 1.1/11.1 | 2-18g | 0.5-1.5 | L(ライト) | ファースト | チューブラ | カーボン98%,グラス2% | ¥17,500 |
STCC-704LT-AY | BC | 4 | 7’0″/213 | 56.5 | 121 | 1.1/11.1 | 2-18g | 0.5-1.5 | L(ライト) | ファースト | チューブラ | カーボン98%,グラス2% | ¥17,500 |
STCC-704LT-SB | BC | 4 | 7’0″/213 | 56.5 | 120 | 1.1/11.1 | 2-18g | 0.5-1.5 | L(ライト) | ファースト | チューブラ | カーボン98%,グラス2% | ¥17,500 |
STCS-805MT-SR | SP | 5 | 8’0″/244 | 53.5 | 171 | 1.7/12.2 | 7-30g | 0.8-1.5 | M(ミディアム) | レギュラーファースト | チューブラ | カーボン85%,グラス15% | ¥17,500 |
STCS-805MT-SB | SP | 5 | 8’0″/244 | 53.5 | 169 | 1.7/12.2 | 7-30g | 0.8-1.5 | M(ミディアム) | レギュラーファースト | チューブラ | カーボン85%,グラス15% | ¥17,500 |
スペックだけでなく、カラーリングでも差別化しちゃったユニークなシリーズです。アブガルシアのこういう試みは良いですよね。性能もしっかりしていますし。
シーバスには8フィート以上のモデルがおススメです。バチ抜けなど、繊細な釣りにはSTCS-774LTもよさそうですね。また、貴重なベイトフィネス向けのパックロッドもラインアップされています。
これの個別記事はちょっと楽しんで書けたので読んでほしいです。。。
アブガルシア「ソルティスタイルカラーズ」オシャレに決められるパックロッドが新登場!
ミドルエンド(2万~3万円)
ここまでくると、メインロッドとして使っても大方の人が満足できるレベルです。日頃からパックロッドを使っている、外せない遠征に持っていく、そんな方にはこのクラス以上をオススメしたいですね。
フリーゲームXT(シマノ)
メーカー:シマノ
タイプ:ジョイント
機種 | 長さ | 継数 | 仕舞寸法 | 自重 | ルアー重量 | ライン | PEライン | 希望価格 |
S86ML | 259cm | 5 | 56.4cm | 115g | 6-28g | 5-14lb | 0.4-1.2号 | 24500円 |
S86M | 259cm | 5 | 56.4cm | 125g | 8-35g | 6-16lb | 0.5-1.5号 | 25000円 |
S96ML | 290cm | 6 | 54.6cm | 155g | 6-32g | 5-14lb | 0.4-1.2号 | 25500円 |
S96M | 290cm | 6 | 54.6cm | 160g | 8-40g | 6-16lb | 0.5-1.5号 | 26000円 |
S100MH | 305cm | 6 | 57.1cm | 195g | 10-56g | 8-20lb | 0.6-2号 | 27000円 |
S106M | 320cm | 6 | 59.6cm | 205g | 8-45g | 6-16lb | 0.5-1.5号 | 27000円 |
B76M | 229cm | 5 | 50.5cm | 148g | 7-28g | 10-20lb | 1.0-2.0号 | 24000円 |
一番短い機種でも8フィート6インチ、一番長い機種で10フィート6インチという、パックロッドにしては珍しいロングレングス中心のロッドです。同時に、待望のシマノでボリュームゾーンに位置づけられる、シーバスやサーフフィッシング向けのパックロッドでもあります。
ロングレングスながら仕舞寸法はすべて60センチ以内に収まっているので、モバイル性能にも優れています。
アウトバック
メーカー:テイルウォーク
タイプ:ジョイント
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH(cm) | ROD WEIGHT(g) | LURE WEIGHT(g) | LINE WEIGHT(lb) | RETAIL PRICE(JPY) |
NS765L | 7’6″ | 5 | 50 | 110 | max 25 | max 12 | 26000 |
NS886L | 8’8″ | 6 | 49 | 130 | max 28 | max 14 | 28000 |
NS433ML | 4’3″ | 3 | 47 | 80 | max 18 | max 10 | 21000 |
NS624ML | 6’2″ | 4 | 51 | 105 | max 25 | max 12 | 23000 |
NS705ML | 7’0″ | 5 | 47 | 120 | max 30 | max 14 | 27000 |
NS866ML | 8’6″ | 6 | 48 | 160 | max 30 | max 14 | 28000 |
NS695M | 6’9″ | 5 | 46 | 125 | max 30 | max 14 | 24000 |
NS765M | 7’6″ | 5 | 50 | 135 | max 35 | max 16 | 26000 |
NS705MH | 7’0″ | 5 | 47 | 130 | max 35 | max 16 | 27000 |
NC765L | 7’6″ | 5 | 50 | 135 | max 25 | max 12 | 28000 |
NC584ML | 5’8″ | 4 | 47 | 110 | max 25 | max 12 | 22000 |
NC624M | 6’2″ | 4 | 51 | 130 | max 30 | max 16 | 23000 |
NC624MH | 6’2″ | 4 | 51 | 132 | max 40 | max 20 | 25000 |
NC695MH | 6’9″ | 5 | 46 | 155 | max 40 | max 20 | 24000 |
NC604H | 6’0″ | 4 | 50 | 140 | max 45 | max 25 | 26000 |
NC695H | 6’9″ | 5 | 46 | 165 | max 45 | max 25 | 25000 |
豊富なラインナップと全機種で優れたモバイル性能が魅力のロッド。シーバスに使うなら、7~8フィート代のものが良いですね。シーバスゲームを幅広くカバーしたいのなら「NS866ML」が1番でしょう。
スピニングだけでなくベイトまであるのが良いところで、シーバスに限らず、あらゆる釣りをカバーしています。特に「NC765L」は、長めでライトなベイトという、パックロッドでは珍しい設定。ベイトタックルが好きな方は、これでライトゲームやシーバスゲームを楽しんではいかがでしょうか。
アウトバックビヨンド
メーカー:テイルウォーク
モバイルタイプ:テレスコピック
MODEL | LENGTH(ft.in) | PIECE | CLOSED LENGTH(cm) | ROD WEIGHT(g) | LURE WEIGHT(g) | LINE WEIGHT(lb) | L1(mm) | L2(mm) | GRIP TYPE | RETAIL PRICE(JPY) |
S514L | 5.1 | 4 | 48 | 84 | max 16 | max 10 | 310 | 175 | A | 27,000 |
S645L | 6’4″ | 5 | 49 | 98 | max 18 | max 12 | 350 | 215 | A | 28,000 |
S756L | 7’5″ | 6 | 49 | 107 | max 21 | max 12 | 390 | 255 | A | 28,000 |
S756ML | 7’5″ | 6 | 49 | 110 | max 25 | max 14 | 390 | 255 | A | 29,000 |
S8107ML | 8’10” | 7 | 50 | 130 | max 28 | max 14 | 400 | 265 | A | 30,000 |
前述の無印「アウトバック」は、ジョイントタイプのパックロッドですが、こちらはテレスコピックとなっています。
このロッドの1番の特徴は、ガイドに「モバイルK」というテレスコピック向けにつくられたKフレームガイドを搭載していることです。このガイドは現在(2022年5月)このロッドにしか搭載されていませんし、今後他のロッドに搭載されるかも不明です。
オススメは「S8107ML」ですね。8フィート10インチというレングスながら50センチまで小さくなるという驚異のモバイル性能を誇ります。ジョイントタイプで継数を多くすると、ジョイント部のすっぽ抜けが気になるのですが、テレスコピックならそれがありません。また、ここまで小さくなるテレスコピックロッドって、多くの場合は1万円前後のエントリーモデルが多いのですが、これは中級者が使っても満足な本格仕様です。
際立つ唯一性。こういう、他にない強みが光るパックロッドっていうのは良いですよね。
ミニマリズム リベルテ
タイプ:ジョイント
メーカー:ティクト
発売年月:2021年9月
商品名 | ティップType | Length (ft./cm) | Section | Close (cm) | Weight (g) | TopDia (mm) | ButtDia (mm) | Lure wt. (g) | Line (MONO) | Line (PE) | メーカー希望 小売価格(税別) |
MLS-805 | チューブラー | 8’0″(244) | 5pc. | 52.5cm | 98 | 1.6 | 11 | ~21g | ~12lb | ~#0.8 | ¥29,000 |
このロッドのすごいところはハイコスパにあります。
ガイドはチタンフレームSICリングを採用しています。グリップは3Aコルクを用いたコルクグリップです。
以上2点、コストが高いんですよね。パックロッドっていうのは2ピースや1ピースよりも製造工程が多く、割高になるんですけど、それでもガイドとグリップにきっちりこだわりを持って作っています。
さらにケース類もハードケースとソフトケース(竿袋)が付属します。
価格的にはそこそこしますが、対価格性能という意味でハイコストパフォーマンスなロッドとなっています。
ミドルハイエンド(3~4万円以上)
もうここまで来たらメインロッドとしてください。サブロッドとして年に数回の使用頻度ではもったいないです。この価格なら3年は使いたい。だからこそ、しっかりと吟味して自分に合った1本を選びたいですね。
このクラスは割引率が大きいのが特徴(特にダイワ、シマノ)。定価ベースでの分類なのでミドルハイエンドとしていますが、実売は2万円代が多いため、実質ミドルエンドのものが多いことをご了解ください。
ディアルーナMB
メーカー:シマノ
タイプ:マルチピース
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | 継ぎ方式 | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアーウェイト(g) | 適合ラインPE(号) | グリップタイプ | リールシート位置(mm) | リールシートタイプ | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
S706L-4 | 7’6″ | 2.29 | 逆並継 | 4 | 61.6 | 121 | 1.7 | 5-21 | 0.5-1.2 | セパレート | 343 | UPLOCK | 96.8 | 32,100円 |
S800L-4 | 8’0″ | 2.44 | 逆並継 | 4 | 65.3 | 130 | 1.7 | 5-21 | 0.5-1.2 | セパレート | 365 | UPLOCK | 97 | 32,700円 |
S806ML-4 | 8’6″ | 2.59 | 逆並継 | 4 | 69.1 | 146 | 1.8 | 6-28 | 0.6-1.5 | セパレート | 380 | UPLOCK | 97.5 | 33,800円 |
S900ML-4 | 9’0″ | 2.74 | 逆並継 | 4 | 72.8 | 152 | 1.8 | 6-28 | 0.6-1.5 | セパレート | 390 | UPLOCK | 97.7 | 34,300円 |
シマノから今年発売のシーバスパックロッド。やっぱり大手の安心感が武器ですかね。
7フィートから9フィートまで4機種をラインナップしているけど、すべて4ピースなので少し仕舞寸法が長いです。
携帯性能にそこまでこだわりがない人にとっては、継ぎ数も少なく、それなりにコンパクトになるし、性能的にも申し分ないのでおススメです。
ラテオモバイル
メーカー:ダイワ
タイプ:ジョイント
品名 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | 先径/元径 (mm) | ルアー重量 (g) | ライン ナイロン (lb) | ラインPE (号) | カーボン 含有率 (%) | メーカー希望 本体価格(円) |
86ML-4 | 2.59 | 4 | 70 | 125 | 1.6/12.4 | 7~35 | 8~16 | 0.6~1.5 | 96 | 29,000 |
90ML-4 | 2.74 | 4 | 73 | 132 | 1.6/12.9 | 7~35 | 8~16 | 0.6~1.5 | 96 | 30,500 |
96M-4 | 2.9 | 4 | 78 | 149 | 2.1/15.2 | 10~50 | 10~20 | 0.8~2.0 | 98 | 32,500 |
106M-4 | 3.2 | 4 | 85 | 158 | 2.1/15.2 | 10~50 | 10~20 | 0.8~2.0 | 98 | 34,000 |
110MH-4 | 3.35 | 4 | 89 | 193 | 2.2/15.2 | 12~60 | 12~25 | 1.0~2.5 | 98 | 35,500 |
ダイワのミドルクラス、シーバスロッドのパックロッドバージョンです。シーバスロッドなので、全体的にロングレングス&そこそこのパワーとなっています。
ブランクスは「HVF+」と「X45」、ガイドはステンレス製Kフレーム、SICリングと価格に見合った十分な装備を備えています。惜しいところは全機種4ピースなので、モバイル性能が良くないところですね。それが問題にならないのなら、優等生な良いロッドだと思います。
7 1/2 セブンハーフ(ダイワ)
タイプ:ジョイント
機種名 | レングス | 継数 | モバイル レングス | 自重 | 先径 | 元径 | ルアー 重量 | エギ サイズ | ナイロン ライン | PE ライン | カーボン 含有量 | 希望価格 |
76MLS | 229cm | 4 | 63cm | 101g | 1.3mm | 10.8mm | 7-25g | 2.5-3.5号 | 6-12lb | 0.6-1.0号 | 97% | 38,800円 |
76MS | 229cm | 4 | 63cm | 114g | 1.6mm | 11.4mm | 10-30g | 3.0-4.0号 | 10-20lb | 0.8-1.2号 | 98% | 38,800円 |
76MHS | 229cm | 4 | 63cm | 123g | 1.8mm | 11.9mm | 15-40g | 3.5-4.5号 | 12-25lb | 1.0-1.5号 | 97% | 38,800円 |
76HS | 229cm | 4 | 63cm | 133g | 2mm | 12.4mm | 15-50g | - | 12-25lb | 1.0-2.0号 | 98% | 38,800円 |
76MLB | 2.29 | 4 | 63 | 111 | 1.3 | 10.9 | 7-25 | 2.5-3.5 | 6-12 | 0.6-1.0 | 97 | 38,800 |
76MB | 2.29 | 4 | 63 | 118 | 1.6 | 11.4 | 10-30 | 3.0-4.0 | 10-20 | 0.8-1.2 | 96 | 38,800 |
76MHB | 2.29 | 4 | 63 | 125 | 1.8 | 11.7 | 15-40 | 3.5-4.5 | 12-25 | 1.0-1.5 | 97 | 38,800 |
76HB | 2.29 | 4 | 63 | 135 | 2 | 12.8 | 15-50 | ― | 12-25 | 1.0-2.0 | 97 | 38,800 |
76XHB | 2.29 | 4 | 63 | 150 | 2.2 | 13.4 | 20-60 | ― | 14-25 | 1.2-2.5 | 98 | 38,800 |
このロッドは7 1/2と書いて、セブンハーフと読みます。その名の通り、レングスがすべて7フィート半(6インチ)で統一され、パワーによって差別しているという珍しいラインアップです。末尾のアルファベット「S」がスピニングモデル、「B」がベイトモデルとなります。
シーバス相手にはML(ミディアムライト)以上のパワーが良いでしょう。7フィート半というレングスはどこでも使える万能レングスではありますが、器用貧乏な面もあります。レングスがばっちりハマるのは、足場の低い港湾部や運河、小規模河川、ウェーディングゲームなどが挙げられます。
パワー的に使いやすいのはMLですね。シーバスフィッシングでよく使うウェイトをカバーしています。
尖っている釣りをしたい方は、「76XHB」に「ミリオネア」などの丸形ベイトリールを組み合わせて、ウェーディングゲームでビッグベイトをぶん投げてランカーシーバスを狙う、なんていかがでしょうか。
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ハイエンド(4万円以上)
わたしもシーバスに関してはモアザンモバイル765MLX-5というハイエンドなパックロッドを使用しています。もうだいぶ前に型落ちになりましたが、2011年から使っているので、かれこれ10年以上使っていることになりますね。
このクラスのロッドは長く使えるのが魅力です。短所はお気に入りすぎて他のロッドを使う気になれないところですねw
ワールドシャウラドリームツアーエディション
メーカー:シマノ
タイプ:ジョイント
品番 | 全長(ft.) | 全長(m) | テーパー | 継数(本) | 仕舞寸法(cm) | 自重(g) | 先径(mm) | ルアーウェイト(g) | ジグウェイト(g) | 適合ラインナイロン (lb) | 適合ラインPE(号) | グリップ長(mm) | 適合Ex.バット | カーボン含有率(%) | 本体価格(円) |
1602RS-5 | 6’0″ | 1.83 | RS | 5 | 42.7 | 117 | 1.9 | 7-28 | MAX 160 | 12-22 | MAX 2 | 231 | Type A | 99.4 | 82,500円 |
1603RS-5 | 6’0″ | 1.83 | RS | 5 | 42.4 | 117 | 1.9 | 10-40 | MAX 180 | 14-30 | MAX 3 | 243 | Type A | 99 | 83,500円 |
1604RS-5 | 6’0″ | 1.83 | RS | 5 | 42.2 | 127 | 1.9 | 15-80 | MAX 240 | 16-40 | MAX 4 | 252 | Type B | 99.1 | 84,700円 |
1652R-5 | 6’6″ | 1.98 | R | 5 | 46.2 | 117 | 2 | 7-28 | MAX 160 | 12-22 | MAX 2 | 243 | Type B | 99 | 83,500円 |
1653R-5 | 6’6″ | 1.98 | R | 5 | 46.2 | 127 | 2 | 10-40 | MAX 180 | 14-30 | MAX 3 | 243 | Type B | 99 | 84,700円 |
1703R-5 | 7’0″ | 2.13 | R | 5 | 47.1 | 140 | 2.1 | 10-40 | – | 14-30 | MAX 3 | 278 | – | 98.5 | 85,700円 |
1704R-5 | 7’0″ | 2.13 | R | 5 | 47.1 | 145 | 2.1 | 15-80 | – | 16-40 | MAX 4 | 278 | – | 98.6 | 86,700円 |
2651F-5 | 6’6″ | 1.98 | F | 5 | 46.7 | 112 | 1.6 | 5-15 | MAX 80 | 5-12 | MAX 1.2 | 212 | Type C | 98.2 | 80,300円 |
シマノが誇る「持ち運べるワールドスペック」の二代目です。とにかく全体的に張りがあって、確かに世界の怪魚にも負けないパワーを持っていますね。
性能も最高峰なら値段も最高峰です。
シマノの歴史、いや日本のルアーフィッシングの歴史を語る上で外せない「スコーピオン」の名を冠したハイエンドパックロッドですから、所有する喜びも最上級となることでしょう。
それに村田基が監修しているあたりが、スコーピオンシリーズの全盛期を彷彿させて、ベテランアングラーは (*´Д`)ハァハァ しちゃうよね。
エクスセンスMB
メーカー:シマノ
タイプ:ジョイント
品番 | 全長 (m) | 継数 (本) | 仕舞寸法 (cm) | 自重 (g) | 先径 (mm) | 適合ルアー ウェイト(g) | 適合ライン PE(号) | リールシート 位置(mm) | カーボン 含有率(%) | 本体価格 (円) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S88ML-5 | 2.64 | 5 | 56.4 | 127 | 1.5 | 5~32 | 0.5~1.2 | 382※U | 96.8 | 59,000 |
S96ML-6 | 2.90 | 6 | 53.3 | 141 | 1.7 | 5~32 | 0.5~1.2 | 408※U | 92.1 | 62,000 |
S96M-6 | 2.90 | 6 | 53.3 | 147 | 1.8 | 6~40 | 0.6~1.5 | 408※U | 92.2 | 63,000 |
シマノのハイエンドシーバスロッド「エクスセンス」。そのモバイルモデルが「エクスセンスMB」になります。ダイワの「モアザンモバイル」もそうだけど、このレベルのパックロッドっていくつ売れるんだろうか。数が出るものではないので、本当に初期生産分だけで終わるんだろうなと勝手に想像します。
「エクスセンスMB」の素晴らしいところは、性能や装備もさることながら、5ピースあるいは6ピースにしたことでモバイル性能をグッと高めているところです。5ピースのパックロッドはけっこうありますが、6ピースは少ないです。実釣性能とモバイル性能を天秤にかけた結果の5ピースなのでしょうが、6ピースには5ピースにない利点があります。
それは、真ん中で均等に分割できるということです。
5ピースを2つに分けると2:3。6ピースを2つに分けると3:3。ランガンしているときは真ん中で分けて運ぶってことも多々ありますが、5ピースでそれをすると均等割ができないので、けっこうかさばるんですよね。その場合に限り、4ピースよりもモバイル性能が劣ります。
だから、8フィートを超えたあたりからは、6ピースにするのが良いのではないかなと最近は思っています。継ぎ目が増えれば先重りの原因になりますし、強度的にも不利になりますから、ある程度の水準のロッドでなければデメリットも目立ってしまいそうですが、「エクスセンスMB」レベルならまずそれはないでしょう。
メインで使える、10年は相棒になれる、そんなシーバスパックロッドです。
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